創業5期目のSports Entertainment株式会社(以下スポエン)。スポアシという新規事業を加え、さらなる事業拡大へと乗り出しています。
そのスポエンの創業当時から関わり、現役員でもある八津尾さんに、ご自身の成長軌跡についてインタビューしました。
八津尾直実 / 役員 採用責任者
新卒で国内大手化粧品会社に就職後、国内大手インバウンドコールセンターにSVとして入社。3社目として弊社代表の中川が役員を務めるコールセンターに従事し、2019年にSports Entertainment株式会社に入社。現在は、役員及び採用責任者として従事。
仕事がプライベートを充実させるための手段だった20代
ーー八津尾さんは美容関係の勉強をされていたそうですね。学校卒業から就職までについてお伺いします。
美容専門学校に進学し、最終学年の時にインターンで現場を1年経験。働きぶりを認められ、インターン先の社長に「うちに来なよ」とスカウトされました。就職活動をせず、美容部員としてそのまま就職。
街の化粧品店でしたが、大手百貨店よりも色々な属性の人が顧客となる雰囲気が気に入っていました。メイクをしてあげて、お客様の雰囲気がガラッと変わる体験を提供できるのが楽しかったです。
そのときに徹底的にラポールを叩き込まれました。「ラポール」とはフランス語で架け橋という意味で、営業活動において顧客との信頼関係を構築するコミュニケーション術のことです。ここでの経験が、今の仕事にも生きています。
就職後は1年間勤務したのち退職。貯めた資金を投入して3カ月の長期パリ旅行へ出発しました。理由は、卒業旅行で訪れたときに気に入ったためです。
ーー思い切った決断ですね!
準備期間は約半年。すべてを準備して、両親に説明したのは出発の1週間前でした。往復のチケットを購入しましたが、帰りの便は決めず観光ビザでマックスで滞在できる3カ月の旅行です。宿も現地で探して、サッカーの試合も観戦しましたよ!1人旅行でしたが、現地で仲良くなった旅行者と食事したり遊んだり充実していました。
帰国後は大手コールセンターのSVとして就職。2年間働いたのち、再び海外へ半年の旅に。3ヶ月しか滞在できないので、ビザ更新のために一時帰国します。その際、前職の大手コールセンターで再雇用してもらいました。
ーー仕事は海外へ行くための資金を稼ぐ手段だったのですね。
27歳まではプライベートを重視していたんです。旅行は新しい価値観を得るのに役立ちました。現地でほかの旅行者と交流してたおかげで、違う価値観の人に対する偏見などがなくなったかも。たとえ変な人だとしても、色々な人がいるなといった気持ちで対応できます。
中川社長との出会いで、キャリアに大きな動きが
ーー10年間のSV時代で心がけていたことは?
振り返って感じるのですが、プライベートを充実させるという私のモチベーションの根底には、関わった人に「よかった」と感じてほしいという気持ちがありました。SV時代はオペレーターさんの評価もしていたのですが、インバウンドのコールセンターだったため、50点満点からの減点方式で評価を付けることになっていたんです。この仕組みでは、どうしてもマイナスのフィードバック中心になってしまいます。
そこで私が心掛けたのは、オペレーターさんのモチベーションが上がるよう、全員の評価シートにプラスコメントを記入して返し続けること。その当時は何の反応もありませんでしたが、少し前に前職のメンバーで集まることがあって……。当時フィードバックしていたパートさんから「コメントにいつも救われていた」「必死に良いところを探して褒めてくれて嬉しかった」などの言葉を頂きました。
私のコメントで、パートさんたちのやる気に少しでも貢献できたと思えてうれしかったです。「一緒に仕事ができて良かった」と感じてもらえたら幸せだなって思います。
ーーSV時代に培われたスキルは?
業界大手のコールセンターだったので、そこのマニュアルやナレッジを吸収できたのは非常に大きかったですね。
また、メンタル面はかなり鍛えられたと思います。オペレーターさんが処理しきれない大変なクレームは、SVに回ってきます。2時間クレームを言われ続けたとしても、冷静な気持ちで対峙できるような強さが形成されました(笑)。
ーー中川社長とは、その頃出会ったのでしょうか?
その後、アウトバウンドのコールセンターに転職して3年働いた頃に中川と出会いました。当時は同じ職場の上司だったのですが、そのころからとても頼もしい存在でしたよ。細かく面倒を見てくれるというよりも、自分の裁量で仕事をするよう促してくれるんです。指示の意図をくみ取り、自分なりに考えるのは大変でしたが、中川のもとで働いたときは、圧倒的に成長できたと感じました。
ーー八津尾さんから見た中川社長はどのような人でしょうか?
先ほどもお伝えしましたが、いい意味で指示がおおざっぱ(笑)。仕事を進めるためには、詳細を取引先や関係部署に確認せざるを得ない。おかげで自分の頭で考えたうえで行動ができ、自然に成長できました。
リーダーシップがあるうえ、厳しいのに部下に嫌われない。最後は笑って終えられるような雰囲気作りも上手です。裁量権を与えてくれるので、中川の元で働くととにかく成長実感があるんですよね。それは今も変わっておらず、スポエンに入る一番のメリットと言えるかもしれませんね。
ーー中川社長の独立時にスカウトされたとのこと。大きな選択だったと思います。
実は安全志向で、スタートアップよりも大企業に勤めたいと思うタイプなんですよね。なので「独立した人についていくなんて信じられない」といった考えだったのに、誘いを受けて悩んでいる自分に驚いていましたね。
ーー今後のキャリアを考えて決断したと?
実は、それまで真剣に自分のキャリアについて考えたことがありませんでした。前職で10年いたのも「辞める理由がなかった」から。職場の人間関係も良好、上司も厳しいながら優しい、すごく良い職場でした。
そんな中で転職を決断したのは、中川のもとで働いたときにやっぱり圧倒的に成長できたと感じていたから。「これから中川の下で働けなくなるのは困る!」っていう感覚もあったかも(笑)。また中川が作る会社であれば、雰囲気も良く、皆が圧倒的に成長できるような素敵な環境ができるだろうなと思い。そういった会社を創業期から一緒に作り上げることができるのは、今しかないなって思ったんです。
キャリアを真剣に考えたスポエンへの転職|受け身の仕事から自分で仕事を作るへ成長
ーーSVとしての10年間とスポエンの創業期では、どのように働き方が変わりましたか?
同じコールセンターの仕事ですが、前職は完全な分業制でした。やることが明確で、私はリストの戦略だけ考えていればよかった。自分に与えられた仕事を「ひたすらさばく」だけで良かったんです。
スポエンでは、自分の行動が結果としてダイレクトに反映されます。売上アップのプラスの成果ばかりだと嬉しいのですが、さぼればさぼったなりのダメな結果が出ちゃうんですよね。また、直接クライアントと関わることが増え、新しい提案をしたり、仕事を作り出したりすることを覚えました。ただの作業的な仕事から、クリエイティブな仕事へ質が変わったように思います。
そして、スポエンは何事も変えようと思えば変えられる。前職の場合は大きい会社だったので、会社のルールや仕事の進め方などを変えるのは難しかったのですが、今の規模なら「もうちょっとこうやったら」が実現できるのが良いところです。
ーー今、取り組んでいることは?
より社内体制を整えたいですね。今は、管理本部に担当者が2名しかいない状態です。これをいくつかのセクションに分けて大きな部門に育てたいと思っています。
私が獲得してきた仕事を現場にパスしたら仕事が回る…その体制はほぼできつつあるので、スケールしていきたいですね。
ーー現在のスポエンの課題は?
第2創業期として事業は成長しているのに人材が足りていないので、採用を積極的に行っています。スタートアップなので、上のポジションが空いているのが魅力です。実績を積み上げていけば、SV・マネージャー・役員と役職をあげるチャンスが十分にありますよ。
成長環境も整っており、「夢を叶えるトップビジネスマンになるための8つのステップ」を準備しております。
①トップセールスになれ
②チームを達成に導け
③チームリーダーを輩出しろ
④新業務を立ち上げろ
⑤年商1億の壁を越えろ
⑥新プロジェクトを発案、計画、実行しろ
⑦年間予算を達成させろ
⑧新事業(新会社)を設立しろ
ーーどのようなメンバーに来てもらいたいでしょうか?
もちろん上昇志向的な考えの人は大歓迎です。それに加え、目の前のことに一生懸命取り組める人がスポエンに合うと思います。
どんな成長を遂げたいのかは人それぞれでよく、人間力を身につけたい、マネジメント経験がしたい、市場価値をあげたい、どのような理由でも歓迎です。
また、多様な働き方を実現できるところも特徴です。松井のようにスポーツをしながら営業職として活躍もできます。(サッカーコーチをしている高校が全国大会出場)
興味を持ってくれた方は一度カジュアル面談でお話ししましょう。