スポーツエンターテイメント株式会社の創業者である中川さんは、ロシアW杯を現地で観戦し「スポーツの熱狂は社会を変える力がある!」と実感。その時の感動が創業のきっかけとなりました。
その時のような感動を社員にも感じてほしい…!
本記事では、ロシアW杯の4年後である2022年に、社内行事としてカタールW杯に参加した時の様子をご紹介。参加者で役員の八津尾さんにインタビューしました!
現地の熱気を直接経験する重要性を感じた1週間
ーーカタールW杯に社内行事として参加とのこと。大人数だったそうですね!
代表の中川と私を含むスタッフ3名、加えて中川の友人経営者様、クライアント様、オールスターズクラブのスタッフの総勢15名で参加しました。旅行ツアーのようにやろうと考えたんです。
ーー今回の観戦を決めた背景は?
テレビで観戦するのと、現地で観戦するのとでは感動が違いますよね。それを肌で感じるためです。中川がスポーツエンターテイメント株式会社を創業したのも、ロシアW杯でスポーツの力を感じたことがきっかけでした。その感動をスタッフやクライアント様と共有するためといった意味があります。
ーー観戦したのは、どの試合ですか?
2戦目の対コスタリカと3戦目の対スペインの2試合です。1戦目の対ドイツ戦は、前泊した東京のホテルで観戦しました。
ーーカタールはどのような雰囲気でしたか?
宿泊はドバイでした。試合当日の早朝の便で1時間かけてカタールへ。時差が1時間あるので、到着しても5分しか経っていないのは面白い体験でした。
出発が早朝のため、皆のテンションが非常に高かったのを覚えています。中東は宗教的な理由から飲酒の制限があります。とくにカタールは一切のアルコールは禁止。ドバイでも認可が下りている場所のみ許されているといった程度です。
バドワイザーバーくらいでしか飲めませんので、カタールに入る前に飲んでおきました(笑)。
ーー観戦時のビールが楽しみの一つなのに残念でしたね(笑)。観光は楽しみましたか?
カタールは世界一観光資源がない国といわれているんです。見る場所がなにもないのは「カタールあるある」らしいですよ。そのおかげで街全体がワールドカップ一色!お祭り騒ぎでした。
私たちも仮装をして参加。現地の人や観光客などすれ違う人たちに、たくさん声をかけてもらいました。街全体でワールドカップを盛り上げている感じで楽しかったです。
ーードバイでの観光は楽しめましたか?
ドバイでは、ドバイフレームに登ってみました。ゴールドに輝く枠みたいな建造物です。足元が透けていて興奮しました。
有名な3大市場にも行きました。金製品を扱うゴールドスーク、香辛料を扱うスパイススーク、布製品を扱うオールドスークです。その中でも、古い街並みにアートを取り入れたゾーンは、弊社の事業にも関連しているので見に行けてよかったです。
第2試合と第3試合の間は、3日間あったので観光以外にゴルフもしました!
情熱と同時に人間性も引き出す効果があったカタールW杯観戦
ーー参加したスタッフの様子はいかがでしたか?
面白いことに人間性が見えるんですよね。率先してクライアントに声をかけてプランに関わる人、別の視点で支える人、超ゲスト気分で参加する人、とりあえずやってみる人、Google翻訳などでがっつり調べる人など。それが良い悪いではなく、普段のかかわりでは見えない人間性が分かって面白かったです。
ーー社内行事を行った意図は?
中川の感動体験を共有するというのが一番ですが、その中でも「スポーツは社会を変える可能性がある」と実感した経験のシェアだと思います。実際に行った人にしかわからない。みんなにも感じてほしいですね。
ーーイベント実施の際に大事にしていることは?
ただの旅行ではなく、ビジネスパーソンとしてのスキル向上も兼ねています。取引先や経営者の方々と一緒に行動することで、立ち振る舞いなどを学べるんですよね。
また長い時間一緒に行動するので、お互いの内面についての理解が深まるのも良い点です。もちろん楽しむことも全力ですが、学びも大切にしています。
ーー社内行事がもたらすメリットは?
ビジネスパーソンとしてのスキル向上に加え、現地の熱狂を肌で感じること。やはりスポーツ事業にかかわる会社なので、その熱狂や空気感を知っておくのは重要です。
サッカー経験者じゃなくてもサッカーが大好きになるうえ、「日頃は見ないけど代表選は見るようになった」などの変化が生まれます。
私は、20代のころイタリアとスペインで現地サッカーを見た経験があります。サッカーが大好きな人が集まっていてハートフルな雰囲気でした。生で見て、肌感覚で知るって本当に大切です。
今後おこないたい行事や行き先は構想中!
今後の行事は未定ですが、話題にはしょっちゅう上ります。あれこれ皆で考えるのも楽しい!
次回もクライアントさんに声をかけていっしょに行けるような行事を考え中です。パックプランを組んで積極的に提案していきたいと思っています。人数も15~30名を予定。
次回のW杯はアメリカですが、サッカーにこだわっているわけではありません。スーパーボウル・WBC・NBA・メジャーリーグなど、別のスポーツでも実現したいと考えています。