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「何も知らないところから始めた仕事」intaview 4

初めての就職は建設の仕事ではなく
建築の知識なんて当時は全くなかった
何も知らないところからのスタート。

大進建設で現場監督を現役で現場している方たちにインタビュー。
4人目の篠原さん(47)は土木の現場監督。
自らショベルカーに乗って作業を進めるのも日常の風景。
「体を動かすことが好きなんです」と生き生きと語り
取材が終わると真っ先に重機に乗り込む頼もしい背中に
職人さんたちも安心して仕事ができるのが納得できました。

同僚に対しての意地

同僚に対しての意地はありましたね。
自分は高校を卒業して、そのあと専門学校には行かずそのまま、
野菜の種を販売している会社に2年間勤めてから、
20歳の時に大進建設に転職したのですが、建築の知識なんて当時は全くなかったです。

でも、同じ時期に入社した社員たちはみんな建築の専門学校を出ていて、
自分だけが何の経験もない中途入社。
建築現場にある機械も、ろくに使えなくて、本当に何も知らないところからのスタートでした。

すごく面倒をみてくれた上司
成長できるチャンスをもらう

それでも、当時の部長が、厳しいながらもすごく面倒をみてくれて、
「どんどん現場に出て経験を積め」と言ってくれて、
成長できるチャンスもたくさんもらいました。
その部長への憧れもありましたし、
とにかく周りの社員に負けたくない!という思いで
20代の頃は必死で食らいついていました。

そうやって一生懸命やっていると、
下請け会社の親方さんたちも親切に教えてくれたりして、
少しずつ土木の現場の知識を増やしていくことができました。

この広い敷地に大きな倉庫ができるのだそう。

重機の資格は入社してから、6~7種類ほど取得

自分は、体を動かすことが好きなので、
現場で使う重機の資格も入社してから、6~7種類ほど取得しました。
実際は、現場監督が持っていなくていい資格もあるんです。
でも、下請けの方に任せきりではなく、
自分で重機に乗って作業をしていると、
この作業は何人いたら、何日くらいで終わる作業だから、
後はこれくらいの人数を手配すれば、スケジュール通り進むなとか、
そうやって効率よく現場を回していくこともできます。

予算管理や工程決めも任される裁量の大きさ
自分で考えて自分で現場を動かす

実は、建設会社の多くは予算管理や工程決めは、現場監督ではなく、会社側が全て行っていたりするのですが、大進建設の場合はそうではなく、現場監督の裁量がとても大きいんです。
そういった部分も自分の性に合っていて、現場監督といえど、ただ指示を出すだけじゃなくて、自分のように、現場監督でありながら重機に乗って手を動かすこともできるし、自分で考えて現場を動かせるので、そのあたりも魅力を感じています。

現場には様々な重機が入っている


大変なこともあるけれど、やりがいもある土木の現場監督

ちなみに、建築の世界は、図面通りに数ミリ単位で建物を仕上げていくことが求められますが、道路や公園をつくる土木の現場だと、図面から2センチまでは許容範囲だったりするんです。
自分は細かいことが苦手なので、そのあたりも、土木の現場監督が合っているなと思います。
小学校の校庭や公園、道路をつくったりするので、やりがいもありますし、大変なことも多いですが、この仕事をやめたいと思ったことは一度もないです。
若い時に、チャンスをたくさん与えてもらったからこそ今があると思っているので、これからも、手を動かして考えながら、いいものをつくっていきたいですね。

野菜の自給率247%。
水道は100%湧水。

高原野菜をはじめとした農産物の産地でもあるので
新鮮な野菜や果樹が日常的に手頃な価格で手に入ります。
自給率は見渡せば田畑が広がる風景からも納得の数字。
また、水道水は全国で約7割が河川やダムなど表流水な中、佐久市は湧水100%。
日常的に自然の恵みを存分に味わえる土地です。

▶️平成18年カロリーベース品目別食料自給率(%) 
▶️佐久水道企業団

クレソンが自生している場所もある

この現場監督インタビューの場所は全て「現場」。
今後も更新して行きますのでおたのしみに!

▶️ 大進建設
▶️ 長野県佐久市

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