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テクノプロ・デザイン社のキャリア採用サイトの「キャリアパス」のページです。テクノプロ・デザイン社で描ける多様なキャリアについて紹介します。
https://www.technopro.com/design/recruit_cp/career/careerpath/
子どものころから「モノづくり」が大好きで、毎日のようにプラモデルの制作に没頭していた、パソコンを部品から買い集めて自分で制作してみた、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
テクノプロ・デザイン社(以後、当社)には、そんな社員が多く在籍しています。ロボットに憧れがあった、ミニ四駆づくりをしていた、といったきっかけから「何かしらのモノづくりに携わりたい」という想いを持って当社に入社をした社員が、大人になってモノづくりの世界で活躍しています。
当社は、日本を代表する製造業の企業様を中心に、AI、制御システム、機構・ハードウェア・ソフトウェアと幅広い領域の設計開発支援をしています。
その中でも近年注力しているのが、組込制御開発と呼ばれるプロジェクト領域。IoTの普及や自動運転技術の進化などに伴い、ハードウェアとソフトウェアの技術を融合させて人々の暮らしを豊かにする製品を作り出す「組込エンジニア」の方を積極的に募集しています。
組込エンジニアと聞いて馴染みがない方は多いかと思いますが、実は私たちが子どものころに没頭していたモノづくりと共通した部分が多くあります。本記事ではその共通点を見ていきながら、組込エンジニアという仕事についてご紹介していきたいと思います。
どの年代にも共通して、子どものころにプラモデルの制作やラジコン作りなど、キットを購入してモノを組み立てることに没頭していた方は多いと思います。そんな「モノづくり大好きっ子」だった方は、その製品のカッコよさはもちろんですが、それを作る「プロセス」におもしろさを感じていたのではないでしょうか。
たとえば、プラモデル。
まず説明書(設計図)を読みこむ。足りないパーツがないかをチェックし、作り上げるまでの全体像を理解して、完成形を頭の中にイメージする。そして必要なパーツから塗料、その他の道具を用意したら準備完了。
そして次は仮組み立て。まだ接着剤は使用せず、取り外せるように仮で組み立てを行い、寸法や配置を確認。そしてようやく、本番の組み立てを開始。接着剤を使ってパーツを付け、最後は塗装、つや出しをして完成。モノによってはさらに細かな作業もあり、また人によって順番を変えて進めることもあると思いますが、おおむねこのような流れで作ると思います。
完成形のカッコよさや美しさはもとより、部品を組み立てるときの細部へのこだわり、パーツ同士を組み合わせて一つのモノを作り上げる楽しさ。そしてそれが一つのモノとして完成し、実際に目の前で形になることの高揚感。完成までのプロセスそれ自体が楽しくて、子どものころは時間を忘れて没頭していた、という方も多いのではないでしょうか。
実は、組込エンジニアの製品開発においては、同じようなおもしろさがあるのです。
そもそも「組込エンジニア」と聞いて、何をしている人かご存じでしょうか。
実は私たちの生活に深く根差した製品の開発に携わっており、例を挙げるとロボット、自動車、IoT製品、家電などの開発に深く関わっています。
ロボットを例に挙げて、おおまかな開発プロセスを見ていきましょう。
まず前提として、ロボットといっても私たちが使えるような家庭用ロボットから工場などで使われるような産業用ロボットまで幅広くありますが、一般的なロボット開発の流れは以下のようなものになります。
【1】要件定義
開発するロボットが達成すべき機能や性能についての要件を決めます。
移動能力、センサー搭載、タスクの実行能力など、あらゆるものを考慮して進めていきます。
【2】設計
要件定義に基づいて、ロボットの設計を行います。Webシステムと異なり、ソフトウェアのみならずハードウェアの設計も行います(機械設計、制御設計など)。
【3】製造
ロボットの製造を実際に行っていきます。これにはハードウェアの製造や組み立てから、それを動かすブレインとなるソフトウェアの開発まで含まれます。
【4】テスト
ロボットが仕様通りに動くか、テストを実施します。
【5】デプロイ
テスト内容に問題がなくなったら、実際にリリースしていきます。
【6】保守
ロボットが安定的に稼働するように、定期的なメンテナンスやアップデートを行います。
今回は詳細な部分は大きく省いておりますが、開発プロセスの全体像はこのようになっています。
プラモデルの制作と似ているのは、【3】製造以降のステップ。プラモデル制作において設計書にもとづいて組み立てをする過程は、組込制御開発における製造工程と置き換えることができます。テスト工程こそプラモデル制作にはありませんが、最終的に完成した商品をディスプレイとして設置し、その後接着が弱くなってきたりしたら、修理や補強などのメンテナンスを行う点も近いですね。
さらに上記共通点に加えて、組み込み開発には「何を作るか」「どうやって作るか」といった裁量までもが、自分たちの手にゆだねられているおもしろさがあります。これが「要件定義」と「設計」の工程です。
開発プロセスにおける要件定義はいわば、「何を作るか」を決めること。与えられた完成形を作り上げることとは異なり、そもそもどのような完成形とするかを描くことから始めることができます。
そして設計工程は、私たちが読み込んで参考にしていた「設計書」をまさに自分の手で作り上げること。どのようなパーツを、どのようなプロセスで組み立てていくか、といった完成までの道のりも自分たちの手で描くことができます。
そして製造以降のフェーズではパーツを組み立てることのみならず、ハードウェアの微細なディテールに気を配りながら、同時にソフトウェアと調和させていく緻密さが求められます。
組込制御開発にはプラモデル制作との共通点がありながら、さらには「何を作るか」「どうやって作るか」という裁量までもが自分たちに与えられています。それが社会や人の役に立ち、人々の暮らしや産業の発展を支える製品となるのです。
子どものころにモノづくりが好きだった、という方からすれば、自分の手で作り上げたモノが社会に求められ、誰かの役に立つおもしろさを肌で感じることができる、まさに天職と言えるのではないでしょうか。
そんな中当社では、未経験からでも挑戦したいという未来の組込エンジニアの方を積極的に募集しています。
このコースは育成前提での採用となり、約3カ月にわたり組込制御開発の基礎知識やC言語(組込制御開発で主に利用される開発言語)、マイコンボード実習からビジネススキルまで、組込エンジニアとして一人前で活躍するための知識を徹底的に学ぶことができます。
基本的に完全在宅、オンライン完結で受講できる体制づくりをしています。
組込制御開発においてはマイコンボードなどの物理的なハードウェアが必要となりますが、そのような機材からPCまですべて会社が負担し、貸与します。これまでに多くの先輩たちがこの研修を経て、モノづくりのプロジェクトへ進んでいます。
〈配属後の業務例〉
・ADAS(先進運転支援システム)の開発
・ADAS ECUに対し安全技術の考察、検討、実装
・医療ロボット向けコントローラの制御ソフトウェアの設計、開発
・デジタルカメラ向け各種装置制御、アプリケーションソフトウェア開発
\これまでに開発経験がない方でも、モノづくりに対する熱意があれば大歓迎です/
新たな挑戦をしていきたい、モノづくりの情熱を仕事に注いでいきたい、そんな想いがある方は、掲載中の求人票より、ご応募いただけますと幸いです!
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