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なにをやっているのか

私たちの主な事業は、下記の3つです。 ①飲食関連事業 飲食店の運営、業務委託事業、販売促進支援、新規出店支援、海外プロデュース ②米のオリジナルブランドの商品開発 ③ツナグ事業(生産者・仲卸・消費者) グループ会社の株式会社BRIDGEでは、下記の事業を手掛けています。 ①食品リサイクル ②MOTTAINAIプロジェクトなどの運営 事業の中心は飲食店の運営です。12ブランド22店舗を展開しており、テレビや雑誌の取材で取り上げられるケースも珍しくありません。 【展開ブランド】 ◎カジュアルブランド ・炉端焼き なかめのてっぺん 本店、丸の内、横浜みなとみらい、品川、名古屋、渋谷ストリーム、渋谷宇田川町 ・焼きはまぐり・串揚げ はまぐり屋串左衛門 ・一枚焼肉 和牛十兵衛 ・もったいプロジェクト 豊洲もったいないプロジェクト魚治 中目黒 築地もったいないプロジェクト魚治 有楽町 ・海鮮 ○魚 門前仲町 俺の魚を食ってみろ!!神田本店、神田南、田町、西新宿 ◎アッパーブランド 炉端焼このじ、吉次蟹蔵、鮨つきうだ、鮨おにかい、天婦羅みやしろ 【メディア掲載】 ◎テレビ フジテレビ「有吉くんの正直さんぽ」 日本テレビ「news every」 テレビ東京「たけしのニッポンのミカタ」 など他多数 ◎雑誌 東京カレンダー 大人の週末 LEON PRESIDENT など他多数 なぜ影響力の高いブランドをつくれるのか。その秘密に迫るエピソードをご紹介します。 ◇炉端ブームをつくった「なかめのてっぺん」 トレンドに乗るのではなく、トレンドをつくる。 それが私たちの業態づくりの哲学です。 2006年に創業した当時、炉端業態は東京にあまりありませんでした。 それをリバイバルさせてヒットさせた店舗こそ「なかめのてっぺん」です。 素材の良さを引き出す炉端ならではの魅力。 そこにサービスや内装、BGMなどでMUGENらしい演出を取り込み、他には真似できない業態をつくりあげました。 現在展開している7店舗は、どこもお客様から好評を得ており、坪月商50万円を超える店ばかりです。 商業施設にも進出していて 「ランドマークプラザドックヤードガーデン」(横浜) 「JRゲートタワー」(名古屋) 「渋谷ストリーム」 …と話題の施設ばかり。 中でも、丸の内永楽ビルディングにはいる「なかめのてっぺん丸の内店」は30坪62席の店で、なんと月商は1540万円を超え! 飲食店舗の中でナンバー1の売り上げをたたき出しています。

なぜやるのか

◇「もったいない」を生かす文化 MUGENには、もったいないを生かす文化があります。その象徴が「もったいプロジェクト」と銘打った、 「築地もったいないプロジェクト魚治 有楽町」 「豊洲もったいないプロジェクト魚治 中目黒」の2店舗。 セリで売れ残ったり、規格外だったり、知名度がなかったりするだけで廃棄されてしまう魚。それをどうにかできないかと思い、誕生しました。 メニューはその日仕入れた魚から考えています。 通常のルートでは出回っていない魚をどう提案してお客様に満足してもらうか。 そこが料理人の腕の見せどころ。 社会問題になっているフードロスの解決にも一役買っている業態です。 ◇「もったいない」の、その先へ もったいないは、食材だけでありません。人材にも、もったいないが溢れています。 「人材」のもったいないを生かす目的でつくったのが 「鮨つきうだ」 「天婦羅 みやしろ」の2店舗です。 現在、飲食業界は食材や物流、家賃と多くのコストが上昇。以前より独立が難しくなっています。 せっかく独立したものの、残念ながら閉店に追い込まれてしまう店も少なくありません。 腕の良い職人が独立したからといって、必ず成功するわけではないのです。 そこで私たちが培ってきた飲食店を経営するノウハウと、腕の良い職人のノウハウ。 それらを掛け合わせて、新しいスタイルで飲食店をつくりあげました。 そのプロジェクトから生まれた「天婦羅 みやしろ」が昨年ミシュランで一つ星を獲得。 職人の腕を最大限引き出して、広く社会に浸透させる。MUGENだからこそ取り組める、意義のある挑戦です。 ◇次世代へ思いをつなぐ、「もったいない」 もったいないを生かす数々のプロジェクト。その中で現在、力を入れているのが「老舗」です。 昨今、後継者不足で店を畳んでしまう老舗が増えています。 中には、多くの常連客を持つ名店も少なくありません。 そこで私たちがその事業を引き継ぎたいと考えています。 事業継承を実現させ、かけがえのない食文化を次世代へつなぐ。 それも私たち、MUGENの大切なミッションです。

どうやっているのか

◇「すべての人の幸せの力に」という理念からブレない経営 生産者をはじめ漁協や農協、市場、運搬会社など…… 飲食店はさまざまな方のサポートがあるからこそ、日々営業できます。 しかし、生産者の方はどのような思いで、肉や野菜、酒などをつくったのか、 お客様に直接伝えることができません。 その方々の思いをお客様に伝えるのは、飲食店の使命です。 それを強く意識する出来事がありました。 かつて代表の内山の出身である福井県美浜町の米農家の方が店舗に来たことがあります。 せっかくなので農家の方々がつくったお米でおにぎりをつくり、お客様に振る舞いました。 すると、店内から次々に「おいしい!」との声が湧き上がります。 そのときの農家の方々が目を輝かせた姿を忘れることはできません。 あとで話を聞くと、農家を数十年やっていて、自分のつくったお米をお客様に食べてもらう瞬間に立ち会ったのは初めてだったそうです。 この出来事をきっかけに強く思うようになりました。 生産者の思いを伝えることこそ、飲食店の使命だ、と。 一方で、来店くださるお客様に元気を与えられるのも飲食店だからできることです。 お客様の先には、職場や学校、家庭など、たくさんのコミュニティがあるでしょう。 目の前のお客様を元気にできたら、その周りの方々も元気にできるかもしれません。 誰か一人でも元気にできれば、たくさんの波及効果を生み出すのです。 MUGENの店舗を中心に、温かな幸せが広がっていく。 そんな思いを「すべての人の幸せの力に」という理念に込めて、私たちは店づくりを行なっています。 ◇あなたの夢を応援! MUGENの成長の原動力。それはスタッフ一人ひとりの夢です。 だからこそ、失敗ウェルカム! やりたいことを実現できる環境を整えながら、 チャレンジする人をチームで応援する組織づくりを行っています。 例えば、「鮨おにかい」は二人の若手寿司職人のための店です。 今、「鮨つきうだ」というよりアッパーな店では、彼らより若手の寿司職人が修行しています。 彼が育ったとき、「鮨おにかい」の二人には新しいステージを用意する予定です。 スタッフが描く「独立したい」という夢。 その夢を一人でも多くのスタッフが叶えられるよう、こうしたサイクルを回しているのです。 年に2回、代表の内山と30分の個人面談を設けています。 トップに直接意見を言いやすいのもMUGENならではの特徴です。 この他にも、以下のような感性を磨くための制度を整えています。 ◎誕生日にミシュランの星付きレストランや食べログ3.8以上の店に招待 ◎漁師体験や食材工場を巡る全国視察ツアー ◇あなたの家族も応援! スタッフが毎日頑張れるのは、家族の存在があるから。 奥様、旦那様、お子様、ご両親…… と、たくさんの方のサポートのおかげでスタッフが頑張れているのです。 そこでMUGENでは、下記のような方法でスタッフの家族も応援しています。 ◎家庭訪問 ご家族にあなたの活躍を伝え、そしてMUGENの理念や取り組みを伝えます。 ◎ありがとうギフト 妻帯者には、偶数月に「お米ギフト」、奇数月に「野菜ギフト」をプレゼント 親御さんには「お歳暮」を毎年必ず送っています。 ◎スポーツジムでマンツーマン指導 家族のためには健康が大事。 チーフ以上の社員は、健康増進のためスポーツジムでマンツーマン指導を受けられます。 ◇飲食業界の地位向上を目指して 飲食業界の地位向上–––– それこそ私たちが本当に実現したいことです。 具体的には、まずは下記の5つをクリアして、最終的な目標である「飲食業界の地位向上」を目指したいと考えています。 ①業務内容と待遇が釣り合っている仕事 ②将来性が豊富な仕事 ③企画や管理に携われる仕事 ④主体性を持って動ける仕事 ⑤職場環境が良い仕事 その実現には、もちろん会社の成長も必要です。 私たちは、下記のようなビジョンを描き、大きな夢の実現を目指しています。 ◎短期経営計画 グループ売上高 20億円 店舗数 20店舗 従業員数 380人 ◎中期経営計画/2025年まで グループ売上高 25億円+α 店舗数 25店舗 1000万円プレイヤー 3人輩出 ◎長期経営計画/2030年まで グループ売上高 40億円+α 店舗数 40店舗 1000万円プレイヤー 10人輩出 2019年、MUGENは「働きがいのある会社2019」中規模部門で入賞を果たしました。 スタッフの声が反映されたランキングでの入賞なので、喜びもひとしおです。 しかし、まだまだ道半ば。大きな夢の実現に向けて、MUGENは挑戦し続けていきます。