なにをやっているのか
NABLA Mobility Inc.は、データ分析やAI/MLを活用して航空会社の業務最適化ソフトウェアの設計・開発・販売を行う会社です。弊社は航空業界や様々な交通手段の脱炭素化に貢献するとともに、顧客の業務をよりスリムに、より安全に、よりエコに改善する為、最適な運航をサポートするソフトウェア等を開発しております。
2021年創業の弊社は創業初期からグローバル市場を目指しており、この初期段階から一緒に開発を推進する新しいチームメンバーを探しております。
なぜやるのか
【NABLA Mobilityは空のスマートナビゲーションを作ります】
航空業界はグローバル全体のCO2排出量の約2.1%を占めている大きなセグメントであり、脱炭素において重要なセクターの一つで、2050年には2005年時点のCO2排出量の半分に削減することを業界として目標に掲げております(IATA発表)。航空業界におけるCO2の排出は、割りばしや使用しているコップ等様々ありますが、圧倒的に大きな割合を占めているのはケロシンをベースとする航空油になります。2019年時点で世界の航空会社が使用した航空油年間3.3億トン、金額にして凡そ2,200億ドルという巨額なものとなっており、使用燃料の削減は大きな課題です。航空需要は今後も堅調に増加すると思われており(2039年まで年率3.9%程度、IATA発表)
昨今の記事で見られるように航空業界は様々な対策を講じて航空の脱炭素化を進めております。例えば、Sustainable Aviation Fuel (SAF)という、航空バイオ燃料の研究開発・流通網構築や、電動飛行機の開発等といった施策が挙げられます。これらの施策はいずれも巨額の投資と長い年月がかかる上に、脱炭素目標を達成するには及ばないのが現状です。従って、"どう飛べば効率的に飛べるのか"という運航やり方の改善も引き続き必要となってきております。
但し、航空会社としても最大の費目である燃料費削減の為、今までできる施策はとにかくやってきたという歴史があります(燃料費/営業費用比率は約30-35%と最大)。パイロット・ディスパッチャーが思いついてやれる施策は全てやりつくしているというのが現状であり、航空会社としては追加の燃料削減施策を見つけるべく悩んでいる状況です。
NABLA Mobilityは、航空会社の脱炭素を進める為に、「空のスマートナビゲーション」を開発しております。今まで機械学習といった先端テクノロジーの導入が限定的だった航空の運航領域に、テクノロジーを活用することで、 「燃料最適なルートを自動で見つけ」「他の飛行機や管制上問題のないルートを」「実行可能なタイミングで航空会社に示す」、スマートナビゲーションを世に出し、航空業界の脱炭素を一層進めることを目指しております
どうやっているのか
私たちは、常に課題解決を中心に据えて行動しており、技術やツールは課題をチームで解く為の一つの手段としてとらえ、常に柔軟な姿勢で臨んでいます。
・ソフトウェア開発の業務で使用する仕組み・ツールの例:GitHub、Slack、AWS、GCP、Azure, Docker, venv, box、macOS/Windows
・UX/UIの設計においてはデザインツールの選定等から関わって頂きます