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IEOを果たしたフィナンシェトークン(FNCT)とは?IEOの目的や今後のビジョンについて説明します!

こんにちは、人事の古賀です。

少し遅くなりましたが、今年3月、フィナンシェはコインチェック社でのIEOを実現しました🎉

実は、日本国内におけるIEOは当社が3例目で、まだまだ例が少ないです。

「IEOとは?」「フィナンシェが発行しているフィナンシェトークンとはどういうもの?」「IEO実施やトークンを発行する目的は?」という疑問を持たれている方もいらっしゃると思います。

本記事ではIEOやフィナンシェトークン、今後のビジョンについての簡単な説明をできればと思います🙏

以下、フィナンシェトークンは「FNCT」と表記します。


■ 目次 ■
⚫︎IEOについて
 - IEOとは?
 − フィナンシェのIEOについて
⚫︎FNCTについて
  − FNCTとは
 − FNCTが生まれた理由
 − FNCTの活用方法
⚫︎ 今後のビジョン

IEOについて

● IEOとは?

IEO(Initial Exchange Offering)は、一言で言うと、「企業や団体、または発行体(トークンの発行主)が、取引所を通して暗号資産を販売することで、資金調達を行う方法」です。

IEOを行いたい企業や団体は、ユーティリティトークン※を発行し、暗号資産取引所に売買業務を委託をします。

取引所は、企業や団体、プロジェクトの審査を行い、問題がなければ、投資家に対してトークンを販売します。

資金を調達できるだけでなく、暗号資産を活用したコミュニティの形成・強化しやすいことが特徴です。

※特定のコミュニティやサービスなどを利用するにあたって、権利や機能を有する実用性のあるトークンのこと


● フィナンシェのIEOについて

フィナンシェは2023年2月21日に、コインチェック社が運営するIEOプラットフォーム「Coincheck IEO」にて、FNCTの購入申し込みを開始しました。

申込金額は、開始からわずか1時間で販売総額(調達目標金額)である10億6600万円を突破、最終的には200億円を突破し、申込み倍率は18.78倍となり、大きな盛り上がりを見せました。

2023年3月16日、Coincheck取引所にてFNCTの取扱いが開始され、現在は売買や送金・受け取りが可能になっています。

IEOで調達した資金は、今後のFNCTの更なる開発や、FNCTのエコシステムの拡⼤および活性化に活用する予定です。

FNCTについて

● FNCTとは

FNCTは「FiNANCiE」で利用されるトークンで、Ethereum(イーサリアム)とPolygon(ポリゴン)という、2つのチェーン上で流通する暗号資産です。

FNCTは、FiNANCiEアプリ内に存在している「コミュニティトークン(CT)」とは別物になります。

CTは、デジタルアイテム(暗号資産ではない)で、FiNANCiE内に存在するコミュニティごとに、別々に発行・運営されるトークンのことです。

● FNCTが生まれた理由

FNCTは、FiNANCiEの成長を支えてくれたオーナーやサポーターに還元することで、成長のサイクルを加速することを目的に開発されました。

これまでのCTはそれぞれ独立していて、横に繋がることはありませんでした。

FNCTは、それらを繋げる役割を持つ潤滑油のような存在です。

FNCTを活用して、CTを横串で通し繋げることで、トークンの価値を長期的に向上させ、ユーザー主体の運営を実現したいと考えています。

● FNCTの活用方法

先述の通り、FNCTは、FiNANCiEの成長を支えてくれたオーナーやサポーターに還元されます。

FiNANCiEの価値を下支えし、コミュニティを活性化する人が増えるほどFNCTの価値が上がり、それをFNCT保有者に還元できる。

そのようなエコシステムを目指しています。

では、どのように還元するのかについて、1つ例を挙げて紹介します。


『コミュニティトークンホールディング』

この仕組みは、「オーナーとサポーターが一緒に活動し、コミュニティを活気付け成長させる」という動きを促進するために開発された機能です。

具体的には、毎月コミュニティの「成長度合い」を集計して、アクティブコミュニティランキングを作成します。

このアクティブコミュニティランキングで上位に入ったコミュニティのトークンをホールドしていた人に、ランキング順位とCTホールド量に応じた報酬を、FNCTでお届けするというものです。

※FNCTは、CT購入などに使うことができます。FNCTを使うと、通常より割引された価格でCTを購入することができます。※2023年春頃〜予定

CTは、保有しているとコミュニティオーナーから様々なメリットや特典を受けられますが、そのメリットは一方通行になりがちという課題がありました。

また、オーナーとサポーターの協力で成長したコミュニティによって、FiNANCiEが成長するので、「その成長を支えたサポーターの皆さんにもしっかり還元したい」という思いもあり、コミュニティトークンホールディングが開発されました。

オーナー・サポーター・FiNANCiEがwin-win-winとなる仕組みになっています。

<もっと詳しく知りたい方はこちら>

【FNCTをくわしく知る①】コミュニティトークンホールディングとは:目的

【FNCTをくわしく知る②】コミュニティトークンホールディングとは:ランキングについて

【FNCTをくわしく知る③】コミュニティトークンホールディングとは:報酬をもらうには?

【FNCTをくわしく知る④】コミュニティトークンホールディングとは:報酬の量は?

その他にも、FNCTの役割や活用方法はいくつかあります。

noteにて随時紹介・説明しておりますので、ぜひご覧ください。


● 今後のビジョン

まずは、FNCTを利用したステーキング(=FNCTを貯める)やガバナンス(=FNCTで投票する)、FiNANCiEサービス利用者向けのトークン配布を行い、2023年中には国内のエコシステムを拡充していきます。

そして、グローバル版FiNANCiEのローンチも計画をしています。

将来的には、FiNANCiEの独自ブロックチェーン(FNBC)への移行を検討しており、その際はFNCTをネイティブトークンとして扱うことを予定しています。

どのような技術を選定するか、どういったトークン設計が適切かなどについては、技術の進歩と足並みを揃えながら、チームでデザインをしている段階です。

オーナー・サポーターのみなさまと力を合わせて、弊社のビジョンである“Empowering the next billion dreams(10億人の挑戦を応援するクリエイターエコノミー)”を実現するため、今後も様々な挑戦を続けていきます。

今後もフィナンシェの情報をいろいろお届けしていこうと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!


▼こちらもぜひ参考にしてください

フィナンシェ note : サービスについての解説やお知らせなどを随時発信しております。

事業戦略発表会 アーカイブ映像 : 2023年2月10日に事業戦略発表会を行った時の映像です。

FNCT ホワイトペーパー : FNCTの意義や目的、構想や目標を実現するまでのロードマップなどを記しています。

FNCT サイト

FNCT Twitterアカウント

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