なにをやっているのか
私たち株式会社Urth(アース)は、ブロックチェーン・VRを中心としたIT技術を用いて、すべての個人が過ごしやすい空間を生み出すIT企業です。
■事業内容■
・Webサービス開発
建築士や建築デザイナーのプラットフォーム「7kake」を開発・運営しています。
・VR事業
設計士やデザイナーが手がけた法人向けのVR空間で、新しいコミュニケーションが行えます。
・NFT/ブロックチェーン事業
建築にブロックチェーン技術を導入するための研究・開発を行っています。
■プロダクトラインナップ■
・metatell
企業様の新しい働き方を支えるメタバース空間を提供します。メタバース空間を用い、コミュニケーションの取れる新しいウェブページを作成することが可能です。
・7kake
建築やデザインを仕事にする方向けの業務管理システムです。メタバース内の建築設計などVR建築業務の発注・受注から契約、支払いまで、すべてオンラインで完結できる優れものです。
▍建築士、デザイナーが活動する機会を広げるサービス
当社のプラットフォームを使えば、現実世界で活躍する建築士と共に理想の空間をつくり上げることができます。当事業が広がるにつれて、建築士やデザイナーの方にも活動の裾野を広げていただけるはずです。
▍新たなマーケティング手法としての活用にも
展示会やメディア露出を含め、当サービスを通じてリアルとメタバースを絡めた施策も実現できます。メタバースを活用すれば、1対1・1対多の複合的なコミュニケーションが可能です。
■今後の展望■
サービス価格は固定されているため、導入企業数の増加が成長のカギを握っています。
現在のMAUは4,000ほどで、DMなどの返答率は1.9%と高水準を維持。自然流入の導線整備やアウトバウンド施策に注力しながら、メタバースのプラットフォーム企業として業界内のシェアを拡大していきます。
具体的な売上目標としては、2023年に1億・2025年には4.1億円に達する見込みです。
なぜやるのか
■すべての個人が輝く社会を作る■
中学生のころ、リフォームされた家を見て泣いて喜んでいるおばあさんを見た時から、建築を設計することによって、人々の生活や社会をよくすることを目指してきました。
その一方で、僕が中学生だった2010年代前半からでも、社会はインターネットやスマートフォンの普及によって大きく変化しました。
インターネットやSNSを介して、個人の意見や価値観も世界に強く発信され、発信された価値観を認知し、多様性を認めようとする変化が世界で起きています。多くの個人が自身の意見を表現することができるようになり、価値観の違いや意見の違いを認めあったことで、文化や生活、働き方も多様化していっています。
そんな変化の中で、建築はIT技術の進歩によって生まれた多様性を生活空間で担保できているのでしょうか。
Urthは、2018年11月に創業者である下境田、植野、西岡と「すべての個人が活躍できる社会を実現する」ことをミッションに、当時家庭教師向けのサービスであった7kakeを開発しはじめたのが、始まりです。
その後、代表交代に伴い、建築を中心としたサービス展開を行う方針に転換しています。
しかしながら、私たちは、立ち上げ当初から、胸に秘め続けている、個の力が輝く社会、多様な価値観やセンスが表出し、表出した価値が認められる社会の実現という夢のために、今も活動しています。
生活や働き方が多様化し、幅広い価値観が認められつつある社会で、僕たちは建築の多様化をすすめることで、僕たちは個人が輝く社会の実現を支えます。
発展途上国でも先進国でも、現実空間でもVR空間でも、たとえ宇宙やほかの星の中であったとしても、個性や価値観を表現できる空間を、そのような空間を設計できる”建築家”とともに、生み出すことで、”誰もに空間デザインを届ける”ことを実現します。
これからの、個の時代に沿った暮らしを実現するために、どのようなサービスが建築、IT分野で提供できるのか、常に実践し続ける会社でありたいと考えています。
どうやっているのか
メタバース内での会議もあります
■事業の強み■
・卓越した技術力
建築設計ソフトからVRを作り出す技術を確立し、建築デザイナーがVR空間を作成できる環境を実現。現実の店舗と同じく、VR空間の店舗であっても建築デザイナーが設計を手がけられるようになります。
・目的に最適化したメタバースを提供
メタバースで解決し得る課題を導入企業様と共に見つけ、課題解決へと繋がる空間サービスを提供しています。また、メタバースそのものが運用の足かせとならないような仕組みも構築。メタバース空間へ接続するリンクを提供し、Webサイトに添付するだけで利用も更新も簡単にできてしまいます。
■コミュニケーション3.0をリードする■
私たちが扱うメタバースは「コミュニケーション3.0」の範疇にあります。
当社の「metatell」然り、P2Pでコミュニケーションをとれるのが特徴の一つです。オンラインのコミュニケーションの良さを取り入れつつ、オンラインツールではカバーできないリアルの良さも兼ね備えた情報交換が可能になります。メタバースを扱うUrthですが、VRではなく、あくまでもお客さまとのコミュニケーションの場をつくることに重きを置いています。
■共有するマインドセット■
自身のタスクを、自身のチカラで処理していくためにはどうするのが良いか、最適解を常に探し続けるようにしています。トップダウンではなくチームで考え、判断し、業務に取り組むスクワッド体制を敷いています。
■ともに働くメンバー■
現在のメンバーは20名ほど。外資系コンサルティング企業を始め、ビジネス経験豊富なメンバーが集まっています。
現在は役員と正社員のほかに、インターン生・アルバイトスタッフと、外部コンサルタントメンバーが活躍中。外部コンサルタントはメディア立ち上げやライティング、Webマーケティングの経験者でゼロイチを創ることに長けており、メンバー一同大きな刺激を受けています。