株式会社ウィットスタジオでは一緒に働く仲間を募集しています
こんにちは︕ウィットスタジオ採⽤担当です︕
今回はウィットの新卒募集が3⽉から始まるということで
去年⼊社した21卒メンバー3名と新人担当の西岡さんにインタビューしてきました︕
それではよろしくお願いします!
当時の就活について教えてください︕
荻野さん)実は私たち、全員アニメの専⾨学校出⾝ではなくみなさん全員四⼤卒なんですよ。もちろんアニメが好きではあったんですけど、特段アニメ業界に絞っていたわけではないです。漫画の編集や、出版社系、テレビ番組制作などとにかくエンタメ系にいきたいなーと。
岩田さん)たぶん⾃分が好きじゃないこととか、苦痛に感じる業務とかをずっと続けていくことは難しいと思っていて…(笑)なんなら好きなことやったほうが⾟くても頑張れるかなっていう思いで就活をしていました。その際に好きだったアニメ業界も就活の時に視野にいれるようになったって感じですね。
みなさん、ウィットスタジオの作品が好きで⼊ったんですか︖
古寺さん)正直作品だけで判断したわけではないです。
荻野さん)私は「魔法使いの嫁」という作品がすきで…あとWITは「進撃の巨人」が有名ですけど、就活を始めるまで、この作品はこの会社が制作しているっていうのを把握はしてなく、意識し始めたのは就活を始めてからで、ウィットスタジオの名前はなんとなく知っている程度でした。
それでは、⾊々あるエンタメ業界の中で、ウィットスタジオに決めたご理由などはありますか︖
古寺さん)私は社⻑の⼈柄で決めましたね。アニスタというファン向けのイベント兼説明会があり、その際に代表の和⽥さんが登壇されていました。⾏きたくなる魅⼒を感じました。
もう少し具体的に教えてください︕(笑)
古寺さん)すみません(笑)⼀⾔でいうと、「このアニメ業界を本気で変えようとしている」という意思を強く感じたからです。今までのアニメ業界はインターン制度もなかったし、就活者に対して情報をあまり開⽰しているような業界じゃなかったんですよね。ただ、ウィットについてはこういうイベント企画をしようと思ってるのもいいと思ったし、インターン制度の導入も今年度から始めたり、Twitter等SNSで色々な情報発信していることからも、アニメ業界を内から本気変えようとしているなというのを感じて、こういう社⻑の下で働きたいなと思いました︕
https://twitter.com/WIT_STUDIO
↑ウィットのSNSアカウントです
ほかのアニメの会社だと発信というかそういうのは少ないんですか︖
荻野さん)多くはないと思いますね…。しかも他の業界と比べてアニメ業界って就活のスタートが遅いんです。募集要項の公開が夏からはじまったりして、それに結構焦っていました。周りの⼈たちは就職先決まっているのに、アニメ業界志望には情報すらない!みたいな。情報収集の方法に困ってインターネットで何年も前の情報みたり、大学の就学支援課で卒業⽣がここに⾏きましたみたいなファイルを漁ってみたり、すごく⼤変だった記憶があります。後に知った話なんですけど、ウィットも元々は就活のスタートが遅かったようです。
西岡さん)やはり他プロダクションやスタジオで募集を早めるところが出始めたんです。結果的にそこが、新卒採用として獲得する⼈数がやっぱり多いんじゃないかって話になって…。うちもじゃあ、乗り遅れるとわけにはいかないだろう、ということでじんわりと早めていっている状態です。
アニメ業界⾃体、夏から就活スタートの理由はなんですか︖
西岡さん)どうしてもプロダクションを持ってるので番組制作を抱えているとどうしても春と秋に⼤きいタイトルがあります。その場合、制作現場のトップであるプロデューサーなどが多忙であると、採用面での会議含めての精査がどうしても遅れてしまいます。作画の採用だったとしても、面接官となりうるメインアニメーターたちもかかりっきりでなかなか準備ができません。ひと段落したところからの準備になりがちで、どうしても遅れてしまうんですよね…。総務の方には先に動いてもらっているんですけど、決議みたいなのはどうしても遅れてしまうのでそれでいうと全般的にこの業界が8⽉頃なのかという印象です。そこで、ウィットスタジオに関しては先⽇までのインターン生募集や3/1から新卒募集開始といった新たな取り組みをしています。
⼊社してからの流れを教えてください︕
荻野さん)⼊社後、初⽇から1週間ほど新人研修があります。基礎的な、アニメがどう作られているかとか、この役職の⼈はこういうことをしますとか、マナーとか、情報の取り扱いとかです。その後は決められた⾃分の班に配属になります。基本的に1年目は、先輩に教えていただきながらの作品のお手伝いが多いです。
ウィットスタジオに⼊ってみてからの印象やギャップはありますか︖
岩田さん)結構ありました。仕事⾯というより、⼈のギャップがありました。制作現場はもっとガヤガヤしているイメージだったんですけど、私が配属されたスタジオでは黙々と作業をされるひとが多く集まっていたみたいで、最初の頃は静かな空間で仕事をすることに緊張していました(笑)
荻野さん)配属先によって違いますね。本社はすごく活気があります。やってることは同じなんですが、ウィットスタジオはフレックスタイム制をとっているので、忙しくなかったら⼈がいなくて静かですね(笑)良い点でいうと、朝寝てられます(笑)始業時間がお昼の12時なので、午前中は⾃分の好きなことに使えると思います。ただし、作品によっては残業がある⽇も当然あります。
古寺さん)残業があるぶん休みもあります。私たちはまだ経験してないんですけど、作品を⼀通り終えたら長い休みがとれる制度もあります。
この仕事はどんな⼈には向いていないと思いますか︖
荻野さん)もしかしたら休みの⽇と仕事に⾏く⽇を絶対にわけたいっていう⼈は向かないんじゃないかって思っています。
古寺さん)結構⾃分の裁量で仕事のバランスだったりを変えられる職業だと思うので…でも作品の忙しさにもよりますね。そのへんのやりくりがうまければ忙しい時期でも自分の時間を作ることも可能なのかなとは感じました。本当にチームと個人の状況によりますが。
荻野さん)あとはアニメーターさんや外部スタッフさんとの仕事なので、いただけてないものがある時は土日関係なく連絡を取らなくてはならない時もあります。制作進行は基本的に1人で1話数まるっと受け持つので、かなり忙しくなる時期もあります。もちろん、それが終わればきちんと休みをとれます。
具体的にどういう⼈が活躍していると思いますか︖
岩田さん)先輩方を見ていると、皆さんそれぞれの強みを持っているなと思います!また、仕事に対してメリハリのある方が多いかなと思いました。(いい意味で)抜くところと⼒を⼊れるところを⾃分でしっかりコントロールされているなと思います。
同期で活躍している⼈の特徴はありますか︖
荻野さん)みんなバラバラです笑。でも皆⾃分の意⾒を聞かれたらはっきり⾔いますね。⾊んな⼈と関わって作品を作っていくので、やり取りをする際いかに相手に振り回されずにやってもらいたいことを気持ちよくやってもらえるか考える場面が多いので、自分の意見を持つことは大事だと思います。コミュニケーション能⼒も⼤事だと思いますね。しゃべれるというよりは、⼈が⾔ってることをちゃんときいて、理解できる⼈が強いのかなって思います。アテンドっていって、アニメーターさんに今度私たちの会社でこういう作品やるので、お力を貸していただけませんか︖という話をするときは、作る作品がどんな内容で、どのようなところが面白いのかをちゃんと伝えられないと、作画さんに参加したいと思ってもらえないので、人に伝える力は求められるかもしれないです。実際に作画さんとも沢山お話しする機会があるので、これは経験ですね!
⼊社してからの⼀番印象深いエピソードみたいなものってありますか︖
岩田さん)アニメが実際に出来ていく過程を体感した時ですね︕ただの紙だった絵素材たちが⼯程を踏んでくごとに、どんどんアニメとしての完成映像に近づいていくのがものすごく、⾃分がアニメ作ってる︕っていう気持ちになって感動しました。
荻野さん)⾊がつくと感動するよね。動いて⾳が付いたものを見たとき泣きそうになりました。
岩田さん)⾃分がアテンドして、お仕事として繋がりのできた作画さんのあがり1便⽬とかみて「お〜︕」って思いました。
古寺さん)客観的に感動したのは一番最初に同期がテレビシリーズの放送で名前が載ったときですね︕
ウィットスタジオで働く魅⼒は何ですか︖
荻野さん)雰囲気が明るいのはとても好きな点です。まず会社が綺麗なんですよ(笑)本社も⽴派ですし、吉祥寺にあるスタジオもきれいですし、周りの先輩の雰囲気だけではなくて、そういう意味でも明るいなと思います。毎日通う場所なので大事だと思います。
古寺さん)あと、⼀番下だからといって意⾒をおろそかにされない点も魅⼒です︕新人だからといって意⾒が⾔えないというわけじゃなく、ちゃんと改善に向けてくれる。
荻野さん)例えば、スタジオが複数あるので、自分がいるスタジオ以外の先輩方の名前と顔が一致しないんですよね…と⾔ったことがあって、そうしたら社員の名前とプロフィールの顔写真を紐づけた名簿を作ってくれたんです!それがとても助かりました。
岩田さん)それに先輩たちと話しやすいですね。みなさん⼈柄がいいです。
古寺さん)これも代表の和⽥さんの⼈柄からくる⾵通しの良さかと思います︕
和田社長と話しをする機会とかってあるんですか︖
古寺さん)制作と同じ場所で仕事をされているので、誰でも社長と話したりできると思います。上の⽅から積極的に話しかけにきてくれるところも魅⼒の⼀つですね。
今後の⽬標はありますか︖
岩田さん)今先輩の作品のお⼿伝いみたいな形で携わらせていただいているので、⾃分⼀⼈で1から10までやってみたいなって思いますね。最終的には⾃分が⾯⽩いと思った漫画をウィットでアニメ化できたらなって考えてます︕
古寺さん)社⻑のアニメ業界を変えていく姿勢に対して貢献出来るような、アニメ業界を盛り上げられるような⼈材になっていけたらいいなと思いますね。
荻野さん)私は将来脚本をやりたいと思っているのですが、制作進行からのステップアップを考えるとウィットでは設定制作という役職を経るのが通説なので、今は制作進⾏を頑張って早くそういう仕事を任せてもらえるようになりたいです。
22卒の⽅へメッセージをお願いします︕
荻野さん)コロナの状況もあって⼤変かと思います。⾏きたい業界が決まっていても、いろんな会社を⾒た⽅がいいと思います。
古寺さん)ウィットはインターン制度など新しい試みを始めたりしているので、その部分にも魅⼒を持っていただきたいなと思います。
岩田さん)⾃分がどうしてもやりたい事と、これだけは譲れないって事を⼀つ決めて就活してもらえれば、⾃分が本当に納得のいく道にたどり着けると思うので頑張っていただきたいです。
古寺さん)私は⼤学とかで全くアニメの勉強はしていなくて、専門的な知識0だったんですけど、全然やれていますし、⽣きていけるので(笑)⼤丈夫です︕
荻野さん)学校で学ぶことと現場で起こることが違うので知識は⼊社してから⾃分のやる気次第でちゃんと⾝についていくので。
岩田さん)現場に⼊ったら、みんな優しいので順を追って1から説明してくれるし、⼤丈夫です︕納得いくようにやってほしいです。
荻野さん)⼀社でも多く受けたほうが⾃分的には納得すると思うんですよ。忙しいと思いますが、頑張ってください︕