こんにちは!ウィットスタジオ採用担当です!
今回弊社ではインターン募集を始めました。
募集にあたり、どんな人がいるのか気になると思うので
ウィット初インタビュー記事は現場責任者の西岡さんの取材をさせていただきました!
それではよろしくお願いします!
西岡さんの学生時代について教えてください!
私は福岡の田舎町で育ちました。子供の頃からアニメを見るのが大好きで、ガンダムなどロボット系のアニメをよく見ていました。福岡にあるアニメ専門学校に通い、地元友人数名と上京しようと計画していました。
しかし、実際地元から上京できたのは(家庭の事情、他)私一人だったという悲しいエピソードがあります。
それこそ当時はアニメに対する世間の目や考えも良いものではなくて、当然親の反対もありました。
ただし好きなことに携わって働きたいという気持ちと専門学校でできた新しい同郷の仲間と仕事をしたいという思いが強かったので、上京してきました。
それこそ今現在アニメ業界の間口はかなり広いですね。
専門学校からの業界入社なので、大学生などの経験がありません。当時は専門学校卒の人間でないと、この業界に入ることが難しかったので、今の子達が羨ましいです。
昔と比べて触れるもの、日常にあるものが違いすぎるので、(自分の時代はこうだったという)概念のようなものは縛らないほうが良いと思います。
今にして思うことですが、学生時代はいろいろなものに触れておいてよいと思います。アニメを知っているに越したことはありませんが、それが優劣になるものでもないと感じます。
家族、知人、友人、同期としての仲間など関わる人たちを大事にしてほしいと願います。
ウィットにご入社された理由は何ですか?
私はこちらで4社目になります。
実は前スタジオが理由あって休眠措置(スタッフ解散)となってしまいました。その際私自身も引退を考えていました。
そんな中、ウィットスタジオの中武プロデューサーよりお誘いを受け、この業界でもう少し生き延びてみるかと思いました。
WITさん自体は前職からの取引があり、いただいたお仕事などでWITさんに多大なご迷惑をかけていたので、少しでも恩返しや「個人的な罪滅ぼし」をしようかと。
入社後の業務を教えてください!
配属された班によって、どのくらいのウエイトになるか変わる様子です。
これは中途でも新卒でも同じだと思います。
制作進行でスタートするのであれば、制作補佐や先輩との連携で話数に参加することになると思います。
私自身で言うと、制作経験者だったのでテレビシリーズのラッシュ以降からのリテイク担当、そのシリーズ終わりで動画窓口管理と制作管理という役割をいただきました。
制作管理の仕事は多岐にわたります。
社内外の請求書の承認、スタジオのレイアウト変更や什器、備品の管理、車両関連に素材のアーカイブ業務など...。
制作スタッフの人員が薄いところに臨時の助っ人もありえます。
あとは原画スタッフの調整とケアや新人制作のフォローアップ、一次面接や社員との面談など内容は豊富です笑。
かなりご多忙かと思いますが、今最もやりがいだと感じているお仕事は何ですか?
一番のやりがいは若い方達と関わる面です。
先ほどお伝えした通り、去年4月の新人研修、6月から行っているフォローアップ研修に携わっています。
それこそ今回募集しているインターン生の子達や中途で入ってきた子達への指導です。
私の世代とは考え方や価値観も違うのでとても刺激的で、今一番やりがいを感じている部分です。
会社の強みや魅力はいかがですか?
やはりアニメーターでトップクラスの方たちが社内にいるということです。
制作の人数も多いので、フォローする仕組みを組みやすいのではないか?(プロ
ジェクトやチームの構成によりますが)と考えます。
機材面も問題なく充実していると思います。
力のある監督ばかりなので、オリジナル作品に挑戦できるスタジオです。
どんな方が活躍しているか
スタッフはもとより、制作にもチャンスがある会社だと思います。
若くして演出方面や脚本の道にステップアップする方も多くいます。
実際、私が入社した時には制作1年目でしたが、4年目には演出として作品を支えていたスタッフもいます。
入社されてからの印象深い作品についてのエピソードを教えてください!
作品で言うと、やはり「進撃の巨人」ですかね
WITSTUDIOで進撃の巨人は1期~3期があり、1期の際は前の会社で関わっていました。
3期が終わった際に作品の社内打ち上げがありました。
7年間関わった、且つあれだけヒットした作品なので非常に感慨深かったです。
加えてその場にいられたのが、前スタジオからは惜しくも自分だけでした。
1期の時に、苦楽というか苦を共にした方々とその場にいることができませんでした。何ともいえない感情に包まれ、泣き崩れてしまったこと覚えています。
…お恥かしい話ですね。
最後に求職者へのメッセージお願いします!
目標とか理想や信念をもってきていただくことは嬉しいことです。
ですが、その部分が無いからと言って負い目になるようなこともないと思います。
最初はぼんやりとしていても、続けていくうちに目標や挑戦したいことができる人もたくさんいますので。
私自身地方出身で、正直明確な目標はなく上京してきました。
自分の進路がはっきりある人は、当然そこに向かって突き進めばいいだけだと思います。
とにかくどんな仕事もいち早く「コツをつかむ」ことが重要だと思うので、積極的に関心を持って挑んでもらいたいです。
最初からすんなりできる人は少ないはずなので、怖がらずに。
遠慮もいらないと思います。失敗は成⻑する為の大きい材料なので。
とはいえこれから社会に出るとなると、当然会社や環境に合う、合わないはあるかもしれません。これは仕方ないことだと思います。
たとえ今の環境が合わなくても、別の会社で活躍する人も多くいます。
最初の会社を離れたとしても、業界からも身を引くようなことは惜しいというか「もったいない」と感じます。
せっかく入った業界なら、1社でなくてもいいから許せる範囲で続けてほしいですね。
できれば業界から離れていく人が1人でも少なくなればいいなと思います。
とはいえ、WITに選んでいただいたからには、「この会社楽しい!」「なんて面白い業界なんだ!」と思ってもらえるよう努めますので、まずは話を聞いてみたいということでも大歓迎です。エントリーをお待ちしております