なにをやっているのか
BLS(ブルーリンクシステムズ)は2009年の創業以来、国立大学附属病院向けのシステム開発を中心に手掛けてきました。
当時、医療従事者の長時間労働が問題になり、医療の自由化や労働環境の極端な整備の影響で、医師の方々がよりよい働き場所を求めて病院を移られるケースが多々見られました。命を預かる非常に重要な職場ですから、過酷な長時間労働の減少と働き方の改善は急務でした。コロナ禍の今の日本と、とてもよく似ています。
そんな問題を解決すべく誕生したのが、「BLS就業管理システム」です。
このシステムは、医師や看護師、職員等の幅広い職種の方々の、出退勤・休暇・超過勤務等の情報を一元管理できます。病院の仕事は夜勤や宿日直、他の病院へのサポート等、働き方の形態や勤務時間またその変更等も非常に多種多様で、夜中の緊急手術の呼び出しも珍しくありません。病院ごとに独自の「働き方文化」もあり、日々刷新される労働関係の法制度へのスピーディーな対応も必要ですから、既存のパッケージソフトでは対応しにくいことでしょう。
それに対しBLSのシステムは完全独自開発なので、個別カスタマイズが非常に容易です。そこで各大学&大学病院と日夜連携してシステム改善に努めており、システムは大学別に日々進化しています。
あなたもご一緒しませんか。
BLSは10名程度の会社です。エンジニアが中心ですが、営業やデザイン担当スタッフもいます。年齢は40~50代が大半。中には20年以上の長い付き合いのスタッフもいて、少々高齢化が進んできた感もあります(笑)。そこで新たなスタッフで、組織の活性化ができれば、と思います。
ところで。
社員はそれぞれとても個性的です。昼休み等には社会情勢から芸能、新製品のマニアックな話題まで会話が広がることも多く、日々刺激を受け合っています。長い付き合いではありますが未だに新たな発見があり、みんなそれを楽しんでいます。
なぜやるのか
納品先の大学で、直接システムを設定。
リモートで日本中と会議。
なぜ、このシステムが必要か。
複雑で激務な医療現場では、勤務情報を整理して事務作業を大幅に減らすことが、喫緊の課題です。それは引いては『患者の方々に向き合う時間の創出』につながるのです。そこで就業管理システムも、「技術の力で人を救うことに貢献できる」と、私たちは自負しています。
なぜ、今なのか。
2019年の「働き方改革」により、全国の大学と大学病院は、2023年までに勤務状況を整理し見える化しなければならなくなりました。ところが国立大学はこの部分が手薄だったことから、システム化の必要性が一気に広がりました。合理的・機能的で、各大学が持つ個性的な「働き方文化」にマッチしたシステムをくみ上げ、医療現場を応援したいと思います。
また、社会情勢への即時対応も重要です。コロナ禍の今、在宅ワークやリモート授業等も増えていますから、そこに対応した緊急の機能追加の要請も増加しています。今後も私たちが培ってきた開発力を強みに、「世の中を良くするシステム」の開発に注力していきます。
ところが、多忙なのに「営業自粛」――
いえいえ、トラブルが起きたのではありません。マンパワーが足りないので、今営業したら完全にキャパオーバーになってしまう、ということなのです。BLSは過去の実績から、多数の大学様より導入の打診を受けているので、スタッフの増強が緊急課題となっているわけです。
だから、あなたのチカラが必要なのです。
どうやっているのか
システムの簡単なご紹介
納品先の、出退勤打刻機
今、「御用聞き」がとても重要と考えています。大学ごとに働き方が大きく異なるため、システムは納品して終わりなのではなく、納品して試行していただき、日夜改善しながら完成を目指します。
その際、お客様とは100%直接取引であり、また営業担当を挟まず、エンジニアが直接担当者の方とやりとりします。BLSは分業制ではないので、お客様との打合せから要件定義、設計、開発、運用まで幅広く手掛けていただきます。そのためお客様の要望も正確に把握でき、伝達ミスも発生しません。不明点もその場で解決でき、スムーズに仕事が進められます。
何よりも、「言葉の裏にある思い」をくみ取ることができるのです。お客様の担当の方は、システムに詳しい方もいらっしゃれば、そうでない方もいらっしゃいます。そこで相手に合わせたコミュニケーションをとり、「システムをこうしてほしい」という言葉の裏にある、「ここを困っている」「病院をこうしたい」という病院改革の真意を読み取ることで、求められている以上の提案ができると思います。待ちの姿勢ではなく、積極的にお客様に働きかけ、その本当の想いをくみ取る-それを「御用聞き」と、あえて表現してみました。
...とはいえ。チャレンジしてみたいという方も、大歓迎です。
また、お客様からの評価もダイレクト。「便利になりました」「作業が大幅に減りました」といった感謝の声はもちろん、「他のシステム開発もお願いしたい」という新たな仕事のご依頼も珍しくありません。もちろん、厳しいお言葉も。
お客様に支えられている実感、自分の作ったシステムが病院の役に立ち、引いては患者の方々のためになっているという喜び。医療機関等を裏で支える誇り。エンジニア冥利に尽きる仕事が、ここブルーリンクシステムズにはあります。
ぜひ、あなたもご一緒しませんか。