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【point 0トップインタビュー】代表 石原 隆広 ②仕事は楽しいからこそ創造的になる!  point 0のビジョンとは


▼代表取締役社長 石原 隆広

2010年、同志社大学経済学部卒業後、国内大手ERPベンチャーに入社。HR製品の開発・保守に携わる。2013年にFintechベンチャーを立ち上げ5年間経営。2017年12月、ダイキン工業株式会社に入社し、空気・空間のデータを活用した協創プラットフォームプロジェクト『CRESNECT』に従事。2019年2月、株式会社point0を設立し、同代表取締役に就任。


01| ビジョン

point 0では「働く、を再定義する」をミッションとし、多様な働く人が仕事を楽しいと感じることができる環境・空間を提供し続けることに取り組んでいます。楽しくなれば、仕事は創造的で効率的、かつ心身の健康にも繋がります。ではその条件は何か?それは、「お金を稼ぐための仕事」と「プライベート(就業時間とアフター5)」という意識の境目をなくすことだと考えています。

ポジティブに仕事に取り組めることが出来、仕事の中にもリラックス・リフレッシュできる時間やスペース、会話がある。プライベートでの体験がインプットとなり、新たな発想へ繋がっていく。そういうサイクルに入ることができれば、自然と思考レベルが深まり、生産性も向上する。結果、より自由度を高めて働くことが出来る。そのような状況をオフィスで働くあらゆる人に対して創り出したいと考えています。



実際自分もそうなのですが、仕事に没頭している時に時間で区切るのは違和感があり、オフの中にオンが入り込む。一方で、「今日はやる気出ないな。」とか「このまま仕事しても何も生まれない。」と感じた日は潔くさっさと仕事を切り上げ、オンの中にオフを持ち込むこともあります。

但し、実際にオフィス空間にオフの要素をもってくるのは難しいし、そういった空間を取り入れることに会社側も勇気がいると思います。そこでオンとオフの境目を限りなく無くした空間をコワーキングスペースのような飛び地のサービスに設けて体験をしてもらう(例えば仮眠室、シャワー、おいしいコーヒーやお酒が飲める、・・・)。そんな取り組みを通じて「仕事って楽しい!」をpoint 0から世の中に発信していきたいと思っています。



02| オリジナリティ

point 0では集まる多様な人達から、実体験に基づくリアルな課題が集まってきます。例えば、「オフィスで上手く気持ちを切り替えることが難しい。」「ブレスト会議で一人が喋り過ぎるのではなく、全体から意見を吸い上げたい」といったことです。こういった事象に対して業界を超え複数の参画企業がコラボレーションし問題意識を共有、実証実験を通して分析し、解決策と手段のスキームをスピーディに提案できるのがpoint 0です。この2年で行った実証実験の数は48件に上りました。

上記の「オフィスで上手く気持ちを切り替えたい」という課題に対しては、3社でシャワーの種類と照明・映像・音の組み合わせで有用性を実験しました。「ブレスト会議で全体から活発な意見がでるようにしたい」でも3社が音響・香り・照明システムを連動させて効果を確認しています。さらに検討を進めることで、今までにない体験に繋がると考えています。

スピード感を持って進めるpoint 0と一度やると決めたら必ずやり遂げる大企業のコミット力(=パワー)。この2つを併せ持っていることがpoint 0の強みなのです。


株式会社point0 ホームページより(https://www.point0.co.jp/committee/)


次回は、ニーズが急拡大しているサテライトオフィス事業の構想について語ってもらいます。

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