「自分の人生を心から愛せるように」婚活市場に新たな風を吹き込む、コーチング事業の代表が語る過去と未来

株式会社リカラーは、恋愛・結婚のパーソナルトレーニングを展開するオンライン完結型のコーチング事業です。『生まれ変わってもまた「私」でありたいと思える人生を創る』という理念のもと、従来の婚活市場にはまだ珍しい「自分の心の土台作り」を軸としたサービスを提供しています。

リカラーが創業されて約1年半、急成長中のベンチャー企業の誕生から今日までの軌跡を最も近くで見つめてきたのが、代表の大塚都さんです。

「リカラーのおかげで自分自身の人生が180度変わった」と満面の笑みで語る大塚さんも、自分が心から望む人生を実現してきたといいます。今回は、代表としての事業に対する熱意やこれからのビジョンをお話しいただきました。

プロフィール
大塚都（おおつか　みやこ）
大手企業での勤務経験を経て２年前に結婚、株式会社リカラーの創業メンバーとしてジョイン。サービス開発やメンバー育成に携わり、現在は代表取締役を務めている。

届けたい想いがある。だから自分が体現してきた

ーリカラーのミッション・ビジョン・バリューができた経緯を教えてください。

私たちは婚活コーチングサービスのパイオニアとして様々なサービスを提供しているのですが、リカラーが誕生したきっかけが従来の婚活に対する違和感だったんです。

出会いのキッカケは巷に溢れているのになぜ婚活で悩む人が減らないのだろう？と考えたとき、無意識に自分を取り繕い「恋人を見つけること・結婚することがゴール」になっている女性って結構多いのではないかと考えました。

私自身、今の主人と知り合って約10年近く経ちますが結婚は人生の通過点だと常日頃感じています。

実際、人生を俯瞰して見たとき「出会いがないこと」そのものに悩む時間より「出会って恋人になるまでに悩む時間」や「お付き合いから結婚までの道のりで悩む時間」の方がずっと長いんですよね。

加えて、今まで赤の他人だった人と人生を共にするって想像以上に難しさがあったり。誰かの期待を背負った人生じゃなくて「自分はどう生きたいのか？」を未だに主人と時間をかけて話し合います。

幸せな人生を実現したいのに、頑張れば頑張るほど悩みに支配されるなんて本末転倒！でも、どうしたらお悩みを丸ごと解決できるんだろうと考える日々が続きました。

創業当時はCSメンバーとして実際に様々なお客様の人生を伴走してきました。ある日、お客様から寄せられるお悩みについてメンバーと話し合っていたときに「恋愛の手前にある"ありのままの自分と向き合って愛せるようになること"が大事」という言葉が創業メンバーの共通言語として上がってきて。

婚活のお悩みを解決する糸口はこれだ！自分自身の土台〈マインド〉作りだ！と直感しました。

そこから、私たちの強みであるコーチングと婚活を掛け合わせることで『生まれ変わってもまた「私」でありたいと思える人生を創る』という理念が生まれ、「婚活を通じて自分らしい人生を生きるサポートをする」というミッションが決まりました。

本当は誰もがその人にしかない魅力を持っているはずなのに、周りに合わせ過ぎたり自分の気持ちを隠すことに慣れると、自分自身もその魅力を忘れてしまうんですよね。だから毎日モヤモヤしたり、自分に自信が持てなかったりして、自分を愛することから遠ざかってしまう。

そんな人が多い世の中だからこそ、1人でも多くの人がありのままの自分を愛せるようになって、幸せな人生を送れる社会にしたいんです。

この気持ちはお客様にはもちろん、リカラーに所属しているメンバーに対しても同じ思いです。

一人ひとりの幸せが集まったから、叶う成長

ー現在のリカラーは、どのような会社ですか？

「それいいね！」「まずはやってみよう！」が互いに飛び交う承認文化がありますね。向上心が強いメンバーばかりなので、役職や年齢に関係なくフィードバックや提案が毎日のように飛び交っています

ときに耳の痛い話もありますが、それもメンバー同士の信頼関係があるからこそ本音でぶつかり合えると思っています。お互いを尊重した上で、素直に意見を言い合える環境はもはや財産です。

また、リカラーに関わるメンバーはほとんどが女性です。住んでいる地域や家族構成などバックグラウンドは様々ですが、皆オン・オフのメリハリをつけながら熱量高く業務に取り組んでいます。

リカラーではハイブリッドワークを導入しているので、オフィスに出勤するメンバーもいれば在宅のメンバーもいますし、海外在住のメンバーもいます。オンラインのツールを活用しながら、ライフスタイルが変わってもフレキシブルに働けるよう制度を整えている最中です。

そして、自分の器を広げたい人こそ楽しめるのがリカラーです。私たちはいつも、メンバーの魅力を最大化することを考えながら様々な業務をアサインしていくのですが、意外とメンバー自身が自分の得意や魅力に気づいていなくて（笑）

アサイン時に、「私には無理です！もっといい人がいます！」なんてリアクションが返ってくるときは、むしろ成長のチャンスだとメンバーの背中を押します。

歳を重ねるにつれチャンスって中々舞い込んで来ない。仕事を通じて自分と向き合うことで、無意識なストッパーを外してどんどんチャレンジしていける。そんな環境もリカラーならではかなと思います。

私自身、従業員数が何万人規模の大手企業で働いていたときは年功序列がとにかく凄くて「いかに目立たないか」「どうやって今日を穏便に過ごすか」をとにかく考える日々でした。

もちろんそれなりにやり甲斐はありましたが、組織に埋もれるばかりか自分らしさは完全に消えていた。そんな気持ちのまま、１日を圧倒的に占める”仕事”という時間を過ごすことが凄く勿体ないと改めて気づかせてくれたのはリカラーのおかげです。

リカラーにジョインした当初、創業したての会社でアイデアを出さないなんて勿体ない！と思い、「こんなサービスを作りたい」「こういうシステムにしたら業務効率が上がるのではないか」など毎日なりふり構わず提案を繰り返してばかりでした。

当時とにかく驚いたのが、普通なら反対意見ばかり出るはずの内容でも、とにかく耳を傾けて実現まで伴走してくれる仲間しかいなかったんです。

寝るのを忘れてサービス開発をしたり、何時間も議論をしあったり、今思い返せば大変だったけど大きな挑戦だったし、遅咲きの青春を味わうことができた日々とメンバーのおかげで今の私が存在すると思っています。

仕事を通じて「ありのままの自分」を愛せるように

ーこれからのリカラーについて、教えてください

市場に新しい風を吹かせる組織になっていきたいですね！婚活を通して自分らしい生き方を見つめ直したり、自分の人生に真剣に向き合うきっかけを提供しているパイオニア企業として、リカラーは唯一無二であると自負しているので、私たちにしかできないサービスをどんどんリリースしていきたいと考えています。

ありのままの自分を愛せる人が増えていくことで、社会に大きいインパクトを与えられるうえ、より明るい未来を実現できると確信しています。

そして個人的な裏テーマなのですが、様々な背景を持つ女性が大勢いるからこそ結婚や出産といった女性特有のライフイベントに左右されない・チャレンジしやすい組織でありたいと思っています。

「仕事」へのやりがいや活力は常に維持して欲しいので、いつもメンバーの働きやすさにアンテナを張っています。1人ひとりの多様性を尊重しながら、女性が仕事を通して自立できたり、自己実現できる場でありたいですね。

ただ、そこに至るには解決したい課題もたくさんあります。

まずは私たちのミッション「婚活を通じて自分らしい人生を生きるサポートをする」ための仲間をもっと増やしていくこと。

売上は対昨年比で約6倍、それに伴い関わってくれるメンバーも増えているんですが、もっと多くの方に「リカラーに出会えて良かった！」と思ってもらえるサービスを届けていくことを考えると、人財の確保は必要不可欠だと思っています。

そして会社がどんどんスケールしていく中で、特にマネジメントの強化は早急に解決していきたい課題です。中核として活躍してくれるマネージャー候補を育てるべく力を注いでいますし、今後のリカラーを一緒に進化させてくれる仲間が沢山欲しいと思っています。

急成長中のベンチャー企業だからこそ、手を挙げれば挙げるだけチャンスがありますし、やってみたい事はあるけど中々勇気が出ない・・・そんな方の背中を押してくれる環境があります。採用面接に携わっていた時もあったのですが、受け身姿勢の人よりも、自分の人生観やビジョンをリカラーに照らし合わせて積極的に伝えてくれる方にはやっぱり熱意を感じましたね。

「人生はチョコレートの箱、開けてみるまで中身はわからない」

大好きな映画の一節が私のモットーです。ほんの少し勇気はいるけれど、人生はチャンスの連続、まずは扉を開けないと成功も失敗もないと考えています。私が思うリカラーはまさにチャンスが沢山ある場所。

たった１度きりの人生、ワクワクしながら自分らしく堂々と輝くことに共感してくださる人とぜひ
一緒に未来を創っていきたいと思っています。