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【みたれぽ】Fuse(粉末3Dプリンタ)の微細ディティール表現力を試してみた!

3Dデジタルツールを数多く取り扱っているシステムクリエイト。

弊社では取扱製品でどんなことができるのか日々検証しています!

そこで“こんなコトやってみた!”をご紹介するレポート、
略して「みたれぽ」をお届けします!!

今回は3Dプリンタの精度に注目!

3Dプリンタには様々な造形方式があります。
熱融解積層方式や光造形方式、インクジェット方式など…
それぞれ使用目的や求める内容によって造形方法を変えています。


粉末焼結3Dプリンタはサポート(=造形時に空中に浮いている部分やモデルを支えるもの)が
いらないため、入り組んだ細かいモデルや中空形状のモデルまで造形することができます。

では、どこまで繊細なモデルを造形することができる??
そこで今回は…

微細なディティール表現がどこまでできるか
試してみた!!

極小の突起やひび割れの表現は??

データはティラノサウルスの頭蓋骨データを用意しました。
歯の部分や凹凸があるのでどこまで表現できるのでしょうか…?
CTから作成したCADデータをみてみると…

ひび割れや小さな穴まえ詳細まで細かく作られていますね

次に造形データの準備!
サポートレスのため、造形する向きは気にせずに最短時間で造形が終わる向きで造形しました。
そしていざ造形!!
積層ピッチ(=造形を積み重ねていく間隔のこと)は0.11mmで設定しました。
造形後、不要なサポート(=未焼結のパウダー)を除去してきれいに仕上げます。


造形の様子に注目!!内部のパーツはどこまで表現できている??

表面の見えている鋭かった歯や薄い歯、細かい凹凸や小さな穴など、データを忠実に再現していることが分かります!!
頭蓋骨の内側を見てみてると、複雑に入り組んだ内部の構成までしっかり再現されていました。
サポート除去が必要な造形方式だった場合、細かい部分の除去作業は慎重にかつ、破損しないように取り除いていく必要がありますが、そんな心配もせずに0.5mmくらいの細かい突起状の骨も再現出来てることが分かります


薄い凸文字・浅い凹文字も表現できる??

微細ディティールとしてどれぐらい凹文字・浅い文字が表現できるかも試してみます。
文字の高さを4mm前後にし、0.5mm、0.3mm、0.1mm厚の凸文字と同深さの凹文字を設けたプレートデータを平面にベタ置きして造形!!!

凹凸文字ともに0.3mmは鮮明に表現ができました!
0.1mmはさすがに薄く、光の加減で何とか認識できるレベルでしたね。


ここまで細かい造形ができることが分かりましたね。繊細な表現や細かいパーツの部分も安全に造形し
仕上げることができましたね。




いかがでしたでしょうか?
他にもたくさんの3Dデジタルツールを使って「やってみたレポート」を発信しています!
今後もどうぞご期待ください!!


みたれぽ
https://systemcreate-inc.co.jp/mitarepo

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