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候補者の悩みに深く寄り添い、一歩踏み込んだ関係を築く若手キャリアアドバイザー、未経験ながら入社3ヶ月目において2ヶ月連続売上300万円を達成した鍵とは

みなさん、こんにちは!株式会社オンライズ 人事採用担当です。

「自分の可能性を広げたい」そんな求職者の想いに寄り添い、伴走型でキャリア支援を行うスタートアップ企業、株式会社オンライズ。今回は同社でキャリアアドバイザーとして活躍する下川玖瑠実さんにお話しをおうかがいしました。大手アパレル企業で7年間のキャリアを築いた後、未経験でキャリアアドバイザーの世界に飛び込んだ下川さん。入社後わずか数ヶ月で頭角を現し、多くの候補者様のキャリアを成功に導いてきました。

リスクを恐れず新たな挑戦を続ける彼女の原動力、そして候補者様から厚い信頼を得ているヒアリング力と提案力。その背景にあるのは、候補者様一人ひとりの人生に真剣に向き合う、彼女の熱い情熱です。

今回は、下川さんの型破りなキャリアチェンジのストーリー、キャリアアドバイザーとしての信念、そして仕事に対する揺るぎない思いを紐解いていきます。


下川 玖瑠実 | キャリア事業部 キャリアアドバイザー
大手アパレル企業で7年間地域正社員として勤務後、キャリアアドバイザーに転身。2024年4月にオンライズへ入社。未経験からのスタートながら、持ち前の共感力と粘り強いサポートで、入社3ヶ月目から2ヶ月連続で売上300万円を達成。毎月6~7名の内定者を輩出するなど、目覚ましい活躍を見せている。


「このままでいいのか」可能性を求めて、未経験からキャリアアドバイザーの道へ

――下川さんは7年間勤めた大手アパレル企業から、キャリアアドバイザーという全く異なる分野に飛び込まれましたよね。新たな挑戦を選んだ背景を教えてください。

高校を卒業してから7年間はアパレル企業で地域正社員として働いていました。販売はもちろん、店舗運営やスタッフのマネジメントなど責任あるポジションを任され、やりがいも大きかったですね。一方でキャリアの限界も感じ始めていました。「このまま販売職として働き続けて、自分の可能性を最大限に活かせるのか?」という疑問が常に頭の中にあったんです。もっと成長できる環境で、自分のスキルを磨きたいという気持ちが次第に強くなっていきました。


――そこから、どのようにキャリアアドバイザーという道にたどり着いたのでしょうか?

自分自身のキャリアについて考える中で「誰かのキャリアをサポートする仕事がしたい」という想いが明確になりました。そこで、未経験からでもキャリアアドバイザーとして勉強できるという人材会社に転職しました。新たな挑戦への期待で胸が膨らむ一方で不安もありましたが、自分のキャリアを大きく変えたい、そして人の役に立ちたいという強い意志の方が圧倒的に強かったです。


――キャリアアドバイザーとしての第一歩を踏み出したんですね!前職での経験はいかがでしたか?

一歩を踏み出したものの、オンライズのように手厚い指導などはなくて。月に1回、1時間の研修だけでした。もちろん独学で勉強はしていましたが、座学で得た知識だけでは目の前の候補者様に適切なアドバイスをすることはできないと焦燥感を感じてしまいました。キャリアアドバイザーという仕事への情熱はあったものの「本当にやっていけるのか」と迷子になっていましたね。そんな時に出会ったのが、オンライズです。


――オンライズとの出会いは、下川さんにとってどのような転機になったのでしょうか?

キャリアアドバイザーとして再スタートを切ろうと、5社のエージェントと面談していました。そのうちの1社がオンライズです。他のエージェントはどこか事務的で型通りの対応だったのですが、吉川(現キャリア事業部リーダー)は違いました。私の話を親身になって聞いてくれ、キャリアアドバイザーを目指している私に対して、真剣に向き合ってくれました。

そして「東京に来て一緒に働かないか? 絶対成長できるから」という言葉をかけられました。上京は大きな決断でしたが、オンライズの成長性、そして自分自身を大きく変えたいという強い思いが、最終的に背中を押してくれましたね。今振り返ると、あの時勇気を出して上京を決断したことが、私の人生における大きな転換期になったと感じています。


潜在的な悩みに目を向けることで、候補者様の「現在地」を見つける、入社後の苦労と成長

――入社後、キャリアアドバイザーとして苦労したエピソードはありますか?

入社して2ヶ月経った頃に大きな壁にぶつかりました。エンジニア経験のある候補者様で、同じくIT領域での転職を希望されていて。面接対策を何度も重ね準備を進めていたにも関わらず「本当にエンジニアのままでいいのかな」と呟かれたんです。夜遅くに電話で相談に乗るなど伴走してきたつもりだったので「なんでそんなこと言うんだろう?どうして?」という気持ちでいっぱいでしたね。


――当時を振り返ると、原因はなんだったのでしょうか?

今振り返ると、私はその方の心の奥底にある潜在的な悩みに気づけていなかったのだと思います。自分の中で「この方はエンジニアに向いている」という思い込みがあり、候補者様の本当の気持ちを理解できていませんでした。表面的な不安を取り除けてはいたものの、本質的な部分を見落としていたんです。「今までと変わらない経験だったら意味がない」という言葉を聞いて、やっと気がつくことができました。

この経験を通して、候補者様の状況や気持ちを正しく理解した上で、潜在的な悩みに気づくことが重要だと痛感しました。キャリアプランや人生設計まで見据えたサポートがキャリアアドバイザーの役割なんだと身に染みて感じた経験です。


――その経験は今の下川さんに、どのような影響を与えていますか?

より一層、候補者様の気持ちに寄り添うよう努めています。毎回の面談時にはまず「心情の変化はありましたか?と聞いて、言葉の奥にある感情や考えを理解しようと心がけています。相手の置かれている状況、転職活動を通して実現したいこと、キャリアプラン、将来のビジョン、そして不安や悩み…。丁寧にヒアリングし一緒に考えていくスタイルが確立してきたように感じています。自分の意見を伝えることももちろん大切ですが、まずは相手の立場に立って、何を考え、何を求めているのかを理解することが何よりも重要だと気づいたんです。深いコミュニケーションをとれるようになったことで候補者様の「現在地」も見えやすくなった気がします。

売上300万を2ヶ月連続で達成した鍵は、一歩踏み込んで核心的な質問を投げかけること

――キャリアアドバイザーとしてデビューしてわずか、3ヶ月目にして売上300万を2ヶ月連続で達成していますね。この偉業を成し遂げた要因は?

きっかけは、1on1MTで上司から「もっと踏み込んで候補者様と話してみたら」というアドバイスをもらったことです。実はいままで30代の候補者様へのサポートが苦手だったんです。これまでの経験に対して踏み込んで逆説を唱えることに抵抗があって。多くの方はこれまでの経歴を活かしつつ、さらにレベルアップできる転職を希望されます。しかしその時担当していた候補者様は未経験からのエンジニア志望でした。そこで勇気を出して踏み込んでみることにしたんです。「今後の人生を考えた時、これまでの経験を活かした方向性もありますが未経験からエンジニアに挑戦したい理由はありますか?」と。本当に勇気を振り絞って聞きましたね。するとその方は私の問いかけに真剣に向き合い、改めて自分のキャリアプランについて考え直してくれたんです。結果として、エンジニアではない別の方向へ進むことを決断され、最適な職種を提案することができました。

自分の考えにない選択肢を提示された時、それを受け入れられるか、そして「意外といいかも」と思えるかは、実際に話してみないと分からない。だからこそ、踏み込んで話すことが大切だと思っています。


――踏み込んでストレートに伝えることで、真に分かり合える関係になるのですね!未経験からエンジニアを目指す候補者様も多いと思いますが、どのようなサポートをされていますか?

未経験からエンジニアを目指す方に対しては、「学習の重要性」を伝えるようにしています。資格の有無が全てではありませんが、資格取得を目指す過程で基礎知識を体系的に学ぶことができますし、何よりも「学ぶ姿勢」を企業にアピールすることができます。資格の勉強を通して得た知識やスキルは、面接で必ず役に立つからです。

例えば趣味の話であれば、好きなだけ熱く語ることができますよね。逆に、興味のないことは一言二言で終わってしまう。勉強も同じです。本当に勉強している人は、面接で熱意を持って語ることができます。だからこそ、私は候補者様の方々に「企業側は必ず見抜きます。だからこそ、本気で勉強にしてください」と伝えています。


――下川さんがキャリアアドバイザーとして大切にしていることは何でしょうか?

最も大切にしているのは「候補者様の方の意思を尊重すること」です。候補者様の思いを尊重しなければ結局はミスマッチが起こり、早期離職に繋がってしまうからです。その方の人生にも大きな影響を与えてしまいます。だからこそ長く働き続けられる会社に巡り合えるよう、精一杯サポートしています。思っていることを言えない関係性では最適な支援はできないので、話しやすい雰囲気を作り、何でも相談してもらえるような存在を目指しています。候補者様が行きたいと思える会社にいければ本望なので、そこに関してはオンライズの利益や私の売上は求めていないですね。


一人で悩んでいても何も変わらない、周囲を頼りながら小さな改善を積み上げていく

――オンライズに入社する前と後で、下川さんの心境に変化はありましたか?

以前は人に頼るのが苦手で「一人で何とかしなければ」という思いが強かったです。相談するより、まずは自分で調べて解決しようとしてばかりで「どうしたらいいんだろう…」が口癖でしたね。しかし、オンライズに入ってその考えは大きく変わりました。代表の石渡からの「一人で悩んでいても結果は変わらない。先輩に聞いて改善していった方が自分のためにもなるし数値も変わる」「分からないまま過ごしていたら、結局分からないまま」という言葉が、心に深く、ぐっと響いたんです。それからは「ひとまず聞いてみて、言われたことをやってみる」という姿勢を貫き、1on1MTでもらったアドバイスは必ずその週に実行するようにしました。


――心に響く言葉ですね。他にもオンライズのカルチャーで魅力に感じる部分はありますか?

オンライズは「改善力」をとても大切にしている会社だと思います。1つ行動を変えるだけでも、それは必ず結果に結びつくので、小さな改善の積み重ねが大きな成果に繋がると思っています。また圧倒的に実践を通して学ぶことが多いので、成長スピードも格段に上がりますね。PDCAサイクルを高速で回すことで、常に新しいことに挑戦し成長し続けることができます。


――社員同士の仲もいいと聞きましたが、どのような交流があるのでしょうか?

月に一度、全体MT後にオフィスでご飯会を開いています。全員と関われる貴重な時間ですし「今月も頑張ろう!」と声を掛け合いながら、美味しいご飯を囲んで語り合う時間がとても楽しいです。

また、その月の個人目標を達成した社員には、代表の石渡が回らない寿司に連れて行ってくれるというご褒美もあります。自分自身の経験値も上がると共に社長とじっくり話せる貴重な機会なので、社員みんな、個人目標を達成しようと張り切っていますね(笑)


仕事は自分の人生を切り開くための手段、人生の分岐点に立つ方に寄り添い続ける

――下川さんの今後のキャリアプランや、オンライズで実現したい夢はありますか?

キャリアアドバイザーとしてさらに成長していくことはもちろんですが、将来的には働く社員をサポートできる立場になりたいです。私自身、先輩社員に支えられながら成長してきたので、今度は自分が後輩を育成し、彼らが最大限に活躍できる場を作っていきたいと思っています。空想ではありますが、結婚や出産といったライフイベントを経てもキャリアアドバイザーとして働き続けられるよう、リモート体制を構築していきたいですね。新しい働き方を提案・実現していくことで、会社全体の働き方改革に貢献していきたいと思っています。


――最後に、下川さんにとっての「仕事」とは?

私にとって仕事とは「自分の人生を切り開くための手段」です。母子家庭で育ったこともあり、以前は「働く=お金を稼ぐこと」だと考えていました。しかし、キャリアアドバイザーとして働く中で、誰かに感謝されること、そして「働く時間=自分のための時間」として有意義に使えることの大切さを実感しました。キャリアアドバイザーは候補者様の人生にも深く関わる仕事です。人生の分岐点に立つ候補者様に寄り添い、最適なキャリアプランを一緒に考えていきたいと思っています。







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