長引くコロナ禍でテレワークが浸透していく今、コロナ終息に関わらず、在宅勤務を推奨する企業も増えてきています。
コンピュータシステムの設計や開発も、最初は無理だと思っていたテレワークも、環境や仕事の進め方の見直しなどにより可能になりました。
おかげで、遠隔に居ていてもプロジェクトに参画できるようになり、技術者不足を補うには、都合のよい時代になりました。
技術者は、どこに居ていても仕事ができる反面、どこの会社に所属していても、仕事さえあれば同じという感覚になってしまいがちです。
しかしながら、新入社員が技術を実践で学んだり、若年層がさらに技術を磨こうとしても、それを支えてくれる先輩や上司との接点も薄れ、今の技術力の状態を見守ってもらえなかったり、成長のための環境の変化も与えてくれなくなってきているのではないでしょうか。
また、友達は宝ですが、同期生も大切な宝です。わからないことを助け合ったり、競争しあったり、上司の愚痴を言ったり・・・そんな関係も積極的でないと接点は薄れていくかもしれません。
在宅で、孤独感や将来の不安をもって仕事をしている人へ
「ひとりじゃないですよ!仕事をしている限り成長もしているし、役にたってますよ!」
って声をかけたくなります。捉え方は人それぞれでしょうが・・・
20代の人たちは今まで生きてきた年数より、これからの社会人生活の方が長いわけですので、所属する会社って大切でありがたいものです。
こんな時代だからこそ、会社は小さくてもいいから、自分のことをしっかり気をかけてくれる、家庭的に経営者、上司、先輩、同僚と無理なくコミュニケーションが取れる仲間がいる会社もいいかもしれません。
少し互いに面倒くさいことかもしれませんが、コミュニケーションをしっかりとって、互いの成長を認め合いながら、切磋琢磨できる企業でいたいと思います。