なにをやっているのか
明治時代の頃の写真。御花は約400年の歴史・文化を受け継いでいます。
代表取締役社長の立花家18代 立花千月香。代々立花家が柳川の地で御花を守り、地域とともに歩んできています。
江戸時代、柳川藩主立花家の別邸として御花の歴史は始まりました。戦後に料亭旅館として生まれ変わったあとも、400年にわたって受け継がれてきた立花家の歴史や文化を今に伝えています。7000坪の敷地全てが国指定の文化財に登録されており、今も立花家の末裔が守り続けている空間で特別 な体験を提供しています。
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■ 主な事業内容
宿泊事業
もともと伯爵家のお屋敷だった場所を戦後に料亭旅館として運営してから、70年以上にわたって、柳川で宿泊業を営んでいます。今も藩主の末裔が運営し、日本で唯一泊まれる国指定名勝として、文化財や柳川の街の魅力を訪れる方々にお届けしています。
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飲食事業
明治時代に伯爵家が生活していた居室を料亭として運営、そのほかにもダイニングレストランや宴会場を運営しています。
四季折々の食材や筑後地方の特産品をふんだんに使用した会席料理や柳川名物うなぎのせいろ蒸しなどを提供しています。
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ブライダル事業
「世代をこえて 歴史をつむぐ」をテーマに、文化財での結婚式や水郷柳川ならではの花嫁舟など、唯一無二のウェディングをご提案しています。ずっと家族の歴史を紡いできた場所として、大切な方々とともに、新たな家族の門出を祝う。そんなお二人のかけがえのない一日のために真心をこめたおもてなしでお迎えしています。
そして、おふたりの人生において大切な一日を思い出し、いつでも「 おかえりなさい 」が言える場所として、ここにあり続けることをミッションとしています。
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観光事業
江戸時代以来、「御花」は柳川藩主立花家の邸宅でした。現存する建物や庭園は明治時代につくられたものです。代々受け継がれてきた空間や国宝 1 件、重要文化財 3 件を含む約3万 点の歴史資料は、立花家 400 年の歴史や大名家の文化を今に伝える 重要な文化財です。御花は建物や庭園を含む敷地全てが国指定名勝 に指定され、福岡県を代表する観光名所の一つとして、日々お客様に御花・柳川の魅力をお伝えしています。
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なぜやるのか
藩主の末裔が今も受け継ぎ、国指定文化財の中で泊まれるのは、国内で唯一の場所です。
御花の文化財や水路が巡る、風情あふれる水郷・柳川の立地を活かし、お客様の忘れられない1日のために、私たちは最良のおもてなしでお迎えいたします。
私たちはMission / Vision / Valueにあるように、ずっと柳川の地で受け継がれてきた歴史・文化を未来につなぎ、訪れる方々の「永遠の心のよりどころ」になることをミッションに掲げています。
■MISSION
「永遠の心のよりどころ」
その昔、柳川を治めていた殿様のお屋敷は、柳川に住む人々が、親しみをもって「御花」と呼ばれていました。
柳川に住む人々の心のよりどころだった殿様屋敷は、時代とともに少しずつその役目を変えながら、藩主の末裔が守り続けてきました。
そんな御花には今も様々な目的をもった人たちが訪れます。
非日常の中で過ごしたい。新たな家族の門出を祝いたい。大切な人を思い出したい。
どんな時も訪れる人の心をそっと受けとめる、そんな「心のよりどころ」であり続け、歴史をつむぐ。
「永遠の心のよりどころ」。次の100年に向け、私たちが掲げたミッションです。
■Vision
「ホンモノを通じてアタラシイをつくる」
立花家や御花の歴史。その歴史を今に伝える文化財。地域に残る伝統文化。 その偽りのない「本物」から「ストーリー」を紡ぎ出し、常に「新しいコト」を生み出し続け、訪れる人に感動を届ける、唯一無二の場所として存在し続けることが、私たちのビジョンです。
■Value
「Culture(文化)」
御花で働く全員が「御花アンバサダー」。柳川・立花家の歴史や四季を感じる日本文化を積極的に知り、それを積極的に伝え、御花を訪れる方々に感動を届けよう。
「Challenge(挑戦)」
変化を恐れず、新しいことに挑戦し、常に改善しつづけよう。「なぜ、それをするのか」を伝え、目的 を意識した行動と、「あれ?」と違和感に思ったことは共有することを心掛けよう。
「Comfortable(居心地の良さ)」
お客様にも一緒に働くメンバーにも、相手の立場に立って居心地の良さを常に追求しよう。 御花を訪れるお客様は、殿様屋敷に招かれたお客様。非日常の空間で日常や生活感を感じさせ
るモノやコトは徹底的に排除し、お客様の期待を裏切らないようにしよう。
どうやっているのか
お殿様の御屋敷である御花で、まるでお殿様の日常のような体験をしていただきたい、そんな想いで生まれたプラン。気持ちの良い朝日を浴びながら水郷柳川の移りゆく情景とともに朝食を楽しめる。お客さまのTikTok投稿が150万回再生されるなど、SNSでの発信をきっかけに若年層の利用が大幅に増えた。
⼤名家にとって能は、⼤切な儀式でした。柳川藩主であった⽴花家も能を継承してきたが、10年以上公演がなかった。文化庁での事業をきっかけに大広間での能公演を実施。能を初めて見る方も楽しめるよう体験も内容に組み込むなど、新たな能の魅力も発信している。
私たちは「文化財を遊び倒す」をテーマに、7000坪の敷地全てが国指定名勝に指定された場所で、さまざまな取り組みを行っています。
現在、代表取締役社長である立花家18代の立花千月香が先頭に立ち、新しい試みにも果敢に挑戦しています。
そして、御花を訪れる方々が、より深い文化に触れることができ、その体験を通じて御花や地域のファンになってもらえるような「文化観光」を目指しています。
■代表の立花千月香インタビュー記事
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC284BC0Y2A920C2000000/
https://www.nnlife.co.jp/pedia/hints/ohana_210728
■コロナ禍で挑戦した「文化観光」
https://newspicks.com/news/6023659/body/
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000060563.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000060563.html
■四季折々の魅力や文化を伝えるSNS
https://twitter.com/yanagawa_ohana
https://www.instagram.com/tachibanateiohana/
https://note.com/ohanastory/
■観光の未来を作る取り組み
旅するフィールドワーク「TOUCA」
https://note.com/i_innovations/n/n89bba4c2d106
https://note.com/ohanastory/m/mc2c7118994ef