…時は、1997年12月3日。
澄みきった青空に午後の太陽がオレンジ色に染まる雲達を連れて、季節の移り変わりに年の瀬のスピード感を増し始めた頃、大阪の「ビジネスエネルギーを感じる昼」と「宝石のような夜景」に抱かれて、明来エンタープライズ・代表取締役佐野章仁は、新大阪の地を一歩一歩踏みしめていた。
刻を同じくして、史上空前の『タイタニック』ブームに人々は感動し魅了され、史上最高の興行収入200億円突破へと突き進んでいた。
史実を交えて展開される映画『タイタニック』は、
前半のラブストーリーから一転して、後半ではパニック映画さながらの緊迫感ある展開で、ラストは悲劇的な別れとなる恋人たちを描いた優れた演出ストーリーで、全国で…いや、
全世界で… 伝説が始まった…。
セリーヌディオンの名曲をBGMに、
同じ時を刻み、ウエディングの文化を変える、
伝説のひとつが始まろうとしていた…
Since1997~明るい未来が来る!!!
12月3日の明来エンタープライズ設立からおよそ3カ月。
当時、結婚式場紹介業(エージェント)の最大手企業の新規事業部の部長をされていたA氏と前職でお付き合いを頂いていた関係より、
「佐野さんなら、面白いことを考えそうだ!」と、お話しを頂いたことから、羅針盤は回り始め、その舵を一気に切り始めることとなる。
そう、「面白いことを考えそうだ!と感じて頂いていたこと。」
ここに尽きるのかも知れない。
そのように感じ、そのように思って頂いていなければ、
この伝説は始まっていなかったであろう。。
ここであらためて感謝と御礼の辞を申し述べたい。
当時、A氏は「お開きグッズ」「席札ワインボトル」など「ウエディング関連アイテム」をホテル式場に卸す「アイテム販売事業部」を取り仕切っていた。
そこに、K株式会社の工学博士:B氏が訪れる。
「何か商品にならないだろうか?」と話をB氏が持ちかけ、A氏から私へと「伝説の始まりと出会い」がセッティングされたのであった。
K株式会社の工学博士:B氏:
「K株式会社ってお醤油を筆頭に食品関係を作っていますでしょ。世の中に商品を出す前に‶細菌検査″を行うのだけれど、検査通過に3カ月も掛かる。」
その検査を『もっと早く!正確に行うこと!』を目的に、この『ホタライト』を開発したんです!それで細菌検査は3時間でできるようになったんです!!
佐野:それは凄いですね! 画期的開発です!!
「ちなみに何ですか? ホタライトって??」
K株式会社の工学博士:B氏:「お尻の光る、ホタルっていますでしょ!」
「あの暗い中で、綺麗に光る、ホタル!!」
「あのホタルの光と全く同じ光を作りだしたんです!」
「実は、ホタルの遺伝子を取り出し、最先端のバイオテクノロジーで、ホタルの光そのもの、まったく同じ光を作りだしたんです!!」
「今、サンプルありますが、見ますか??」
佐野:見る!見る!ぜひ見せてください!!
いつでもどこででもあるような会話から、得てして考えに考える難しさの中からではなく、シンプルな想いと発想や日常のある瞬間からイノベーションは起こるもの。
そんな『偶然のような必然。必然のような偶然の出会い』から始まった。
K株式会社の工学博士:B氏:しかし、この研究開発に投じた投資額の大きさから、検査薬としてだけではなく『他に使え!』という会社の事業方針が出まして、ここにこうして持ち歩いているんです。。
『暗い中でホタルが光るように輝くこの光。ブライダルも暗くして、スポットライトを浴びて新郎新婦が入場したり…等、何か間接照明やそれこそキャンドルサービスではないですが、演出的に使えないかな?と思っていまして…』
佐野:「ぜひ、見させてくれますか??」
『ワオWOW―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――!!!』
と、私の頭の中に衝撃を超え、雲から空へ地球から宇宙へ(笑)
輝きとビジョンが突き抜けたことは言うまでもない。
佐野:『私に、お任せあれ(^^)丿!!!』
K株式会社の工学博士:B氏:「あっ、そうですか??」 「何か、閃かれたんですね??」
佐野:「今のところ、他には持って行かれていませんね?」
K株式会社の工学博士:B氏:「はい。Aさんに先月話して、そして本日のあわせて2回と
K社の人脈で都内のホテルに一度持って行きましたが、
「面白いけど、このままではどうやって売ったらいいか、難しいですね・・。」となって、止まっています。
佐野:そうですか。それは最高の状態です(笑)
『1か月ほど私にお預け下さい!!!』
ここからは、皆、想像に難くないだろう。
翌日から、一気に企画構想スタート!!
『ビジネスモデル開発』『コンセプト開発』『ビジュアル開発』
『オペレーションフロー考案』『キャッチコピー・セールスステップ考案』『リスクヘッジ考案』『事業計画策定』『ビジョン策定』『人員計画策定』・・・等々・・・一気に舵を切っていった・・・
実際、コンセプトづくりにおいては、
本屋、市立図書館などへ行きまくったなー!!!
デザインについては、フェアリータワー&フェアリーグラス&フラワーピック・・を企画し、建築士になっていた高校からの親友はすぐさまデザイン設計図面に・・・あっという間に完成させる1か月だった!!!
どの1か月も面白いけれど、
この1ヵ月も楽しかったな――――――――――――――――――――!!!
そう、伝説は、大きく動き始める。
フェアリー・イリュージョン® は、結果を生み出すフェーズへ入るべく、
バリバリ営業伝説へ、同時進行で進んで行く!!!
未来への輝きを放って1998年5月、
明来エンタープライズ設立からおよそ半年後には、
1997年日本初開業!(AKIと一緒!)世界NO1ブランドホテル、
ザ・リッツカールトン大阪の『初のブライダルフェア!』にて、堂々のデビューを果たす!!!
日本のウエディングを変える!!
そんな、ザ・リッツカールトン・パーソナライズドウエディング!!
のメインプロデュースイベントとして、
‶キャンドルサービスに変わる、光のセレモニー
『フェアリー・イリュージョン』堂々誕生!!!″デビューを果たす!!
※まったくの無名企業が、全国ブランドのホテルやエリアのランドマーク的なホテルなど、契約を結ぶまでの営業展開も、ワクワク楽しかったなー!!
いやいや、今は・・・経営も、事業開発メンバーとの展開も、営業部メンバーとの行動ソウレンホウも、管理運営本部の安心感も・・・
今の方が出来ることが格段に増えて、楽しさは増しているけれど(笑)
全国ブランドのホテルやエリアのランドマーク的なホテルなど、導入を決め、受注が出るまでキャッチアップしまくっていたね。ドキドキ楽しかった(笑)
大阪・東三国の地で産声を上げた明来エンタープライズ。
2名の超・好青年は1名となっても、3名・・5名・・・8名・・・20名以上になっても、「明るい未来を創る!来る!!ビジネする!!!」
熱い想いも、ワクワク、ドキドキも、大きくできるチャンスは人数分増えている。みんなで感じられる分、みんなから感じさせてもらう醍醐味は最高だ!!
「感動をビジネス創造する!」
「新・真・心―価値づくり」に拍車をかけ、邁進しよう。
一生モノの夢と感動を創っている誇りを胸に。
出逢いとチャンスをいただける人に感謝を忘れず。
もっともっと、特別になる。明来エンタープライズ!!!