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【hint 社員ストーリー #1】 「デザインで世界を豊かにしたい!」

みなさん、はじめまして。

2024年1月に、hint初の中途採用として入社した後藤あゆみ(あゆみん)です。

グラレコ+チームの一員として、グラレコ、インフォグラフィック、グラフィックデザインなど、「描くこと」をベースに幅広くお仕事しています。

ーhintと出会うまでの、わたしのストーリー

私は、幼い頃から何かを想像するのが大好きな子どもでした。当時からずっと、絵を描くことと文章を書くこと、そして物語を読むことが人生の喜びです。内気だった私は、好きな服を着ることで外に出る勇気をもらっていました。日本とイギリスの服飾大学で学生時代を過ごし、コスチュームデザインを学びました。

イギリスの夜間授業で初めて学んだ、ドローイングとペインティング


学生時代から「ものづくり」に夢中になる日々の中で

・「コスチューム=非日常の舞台」ではなく、誰しもの日常に寄り添うものづくりがしたい

・ファッションに多い大量生産/消費の考え方ではなく、「作り手も買い手も幸せなものづくり」がしたい

という、強い想いを持ちました。でも描くことは大好きなので、それを諦めたくない。描き続けたい。そこで考え、「私は描くことで世界を豊かにする」という希望を胸に、日本産地の繊維業界に携わるデザインの世界に飛びこみました。日本の中であれば、関わる全員の顔が確実に見える。それならば、自分の納得いくものづくりの形に近づけるのでは、と考えたからです。

7年間、日本各地の様々な繊維工場様と共に、夢中になってお仕事してきました


ハードなデザイン事務所でがむしゃらに日々を過ごしてきましたが、20代後半に入り、「この働き方は自分の心身にとってサステナブルでない」という心の声を感じるようになりました。

大好きな仕事なので悩みましたが、当時の私は、「誰かの日常に寄り添えるB to Cのものづくり」への興味が広がっていました。「心から良いと思う、自社商品のものづくりに携わりたい」という新たな夢とともに、学生時代から憧れていたフェアトレードアパレル企業の門を叩きました。デザイナーの求人は無かったので、初めてPRを経験。文章を書くことも好きなので、やりがいを持って新鮮な仕事を楽しみました。

ーhintとの出会い、応募した理由

PRの仕事を始めて1年足らずのタイミングで、職場で人員削減がありました。自分では全く想像していないタイミング。そして、学生時代から唯一入りたかった会社にやっと入れたこと。パートナーとライフプランを話し合っている時期でもあったので、残るか辞めるかかなり悩みました。

しかし、PRの仕事では「描く」仕事から離れたことによるもどかしさを感じていました。プライベートでは描き続けていましたが、職場の人にもなぜか遠慮してしまい、「私は絵を描くことが好き」とは話せませんでした。ここで改めて自分の歩みたい人生とキャリアを考えようと思い、転職を決意しました。そんな時に出会ったのが、hintの求人です。

求人で出ていた、グラフィックレコーディングの様子

hintに応募した理由は、主に2つあります。

まず1つ目は、自由な働き方。

デザイナーとしてのキャリアはずっと、少人数の事務所で新卒の頃から裁量を持って働いてきました。PR職では初めて「部署」に区切られた働き方や「マネージャー以外には降りてこない社内事情」などを経験し、根が自由人の私は息苦しさを感じていました。そのため、少人数の事務所でのびのびと働きたいと感じていました。

また、デザイン事務所では同僚たちと日々鼓舞しあいながら働くのが楽しかったため、良き友となれるメンバーとの出会いを探していました。wantedlyで求人を探した理由も、「カジュアル面談」を通して、まず社内の人と気軽に話してみたいと思ったからです。

hintはメンバーのプロフィールから、自分と年が近く、且つ仕事を楽しんでいる印象を受けました。ぜひお話してみたいと思いました。

そして2つ目は、仕事内容。

私は新卒から繊維業界でキャリアを重ねてきましたが、業界の枠を飛び超えてみたいと感じていました。新婚旅行でスウェーデンとフィンランドを訪れた際、「すべての人のためのソーシャルグッドデザイン」を全身で感じたことがひとつの決め手です。自分が学んできたファッションの知識を活かすことを仕事のベースとしていましたが、もっと広い範囲で、自分の想像力とともにチャレンジしてみたいと思いました。

スウェーデンの駅は、貧富の差を問わず誰でも芸術に触れられるよう、アートで彩られていました

hintでグラフィックレコーダーの求人内容を見たとき、「グラレコ」に幅広い可能性を感じ、どんなお仕事なのか話を聞いてみたいと思いました。「どんな人にも分かりやすく、絵で伝える」という考え方は、私がずっと追い求めている「描くことで、みんな幸せな社会を作る」仕事観に、とても近いと感じました。

私自身はグラレコを見たことはありませんでしたが、パートナーが会社の新規事業開発でグラレコを体験したことがありました。その日、夕食を食べながら笑顔で「こんなことがあった、似顔絵も描いてもらった」と報告してくれたことを、よく覚えています。「仕事の会議」という日常が、グラレコによってキラキラと輝く時間になった人を身近で見ていたことは、応募理由のひとつになりました。


ーhint社員と話して感じたこと、入社の決め手

私の時は説明会がなく、渋谷のシェアラウンジでメンバーのまゆみとカジュアル面談をしました。その時、あまりにも自然体でいられたんです。

「良き友人となれる人たちと働きたい」という想いがあったため、自分も背伸びせずそのままいようと意識してはいましたが、本当にありのままでお互いのことを話し合い、そして会社の取り組みに共感しました。デザイン&PRの経験は、繊維業界以外でも活かせそうな求人は多く見つかりましたが、「あの人たちと一緒に働きたい。もう会えないなんて想像できないな。」という直感が、大きな決め手でした。

「20代後半、既婚、転職一年足らずでの転職、そして異業界希望」だった私。転職活動を始める前に相談したキャリアカウンセラーの方からは、不安になるような言葉をたくさんかけられました。もちろん、今の日本で、そういった視点で採用活動をされる企業は多いのだと思います。でもhintのメンバーはありのままの私を受け入れ、これまでの職歴もすベて、「私の想いを大切に選んできた道なんだね!」と、肯定してくれました。世間の目を意識して自分に自信がなくなっていたのですが、「ここにたどり着いて良かった」と、心から思った瞬間でした。


ー入社してからの日々

入社してから、あっという間に5か月が経ちました。とにかく描くことが好きなので、平日も描いていられることに、ふとした瞬間に驚きと喜びを感じます。hintにオフィスはなく、グラレコで外出しない時は、シェアラウンジや在宅で仕事を進めることが多いです。蔦屋書店など、プライベートで訪れていた場所で平日も過ごせることで、自分の中での仕事とプライベートの線引きが無くなりました。

シェアラウンジでは、緑が見える窓辺の席がお気に入りです

そしてhintに入って初めて、「会社」を一従業員としてではなく、自分の大切な存在として捉えています。財務状況なども全てオープンなので、「今月は案件が少なかったから、こういった会社向けにこの広告を出してみよう」など、一人一人が日々能動的に考え、動いています。それがとても新鮮で、そしてとても心地よいです。自然と、「頑張ろう」という気持ちが高まる日々です。

また、そうやって「自分のままでいていい」と思わせてくれるメンバーを、本当に大切に想っています。


ーこれからの私とhint

グラレコやインフォグラフィックのお仕事に夢中な日々ですが、「描く」ことをベースに、クリエイティブ関係のお仕事をどんどん広げていけたら嬉しいなと思っています。

「ソーシャルグッドデザイン」の視点で、地方創生や世界の環境&貧困問題などを意識してきたので、そういった「気づきの一つ」として、私の絵が携われたら本望です。

もちろん、ファッションもテキスタイルも、日本の工場の皆様も変わらず大好きで大切なので、またいつかご一緒できる未来を描けたら嬉しいです。

また、幼い頃から絵を描き続け、絵本を描くことが夢なので、改めて絵画教室で学び直しもしています。人生をかけて、描いて生きていきたいです。

ー最後に、これからの仲間へのメッセージ

「hintの求める人物像」に共感できて、絵を描くのが好き!という方がいらっしゃったら、ぜひお話してみたいです。クリエイティブの力で、世界をよりよくしていきましょう!

このストーリーを読んでくださった方と、 一緒に共創できる日が来ることを、楽しみにしています!

その他、おすすめhintストーリーはこちら :【ティール組織の日常 hintで働くってどんな感じ?

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