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PCの使い方をわからなかった大学生が『取締役COO』になるまでのストーリー

今回は、取締役COOの佐々木さんにお話しを聞きました!働いている普段の姿からイメージができないような学生生活や、今の佐々木さんを形成している価値観を徹底的に聞きまくりました!(笑)佐々木さんとはオフィスの引っ越しの時に、2人で大きいテーブルを運びながらオフィス近くにある八百屋がどうやって経営しているかを話したのが直近の想い出です(笑)それでは早速いってみましょう!

人生のターニングポイントの『インターン』

長原:人生を振り返って自分の中で大きく変わったなと感じたことやエピソードを聞かせてください!

佐々木:そうですね、振り返るとどんなことも価値ある経験だったなと思いますが、大学3年の時に始めたインターンは人生のターニングポイントでした。大学入学を機に北海道から上京し、就活の時期になってきてインターンでも始めようか。と、いうくらいのテンションでインターン探しを始めました。週3くらいで働けたらいいなと思って面談してインターンとして働き始めました。入ってびっくり、インターン生の8割くらいが東京大学の生徒で、ほとんどのメンバーが週5日40時間働いていました。周りのレベルが高い中、PCをほとんど触ってこなかった学生生活だったので内心本気で焦ってましたね。PCが少しでも固まると「壊れた。。」ってよく言ってました(笑)

その前まではラーメン屋のアルバイトとスキーサークルの活動ばかりしていて、なんの考えもない大学生だったので急な環境の変化はきつかったです(笑)

長原:僕なら辞めたくなるような状況ですね。(苦笑い、、、)

佐々木:学生に対しても容赦なく高いレベルの業務を求められたのですが、本当に一からだったので周りのスピードについていくので精一杯の日々でした。あの経験があって今につながっていると思います。

無縁の就職活動

長原:そんなインターンをしていたらどんな就職活動をしたんですか。

佐々木:実は就職活動はしたことがなく、同じ時期にインターンをしていた同僚と会社を設立しました。終活に関連するウェブサイトを運営しており、営業、CS、管理部門などの立ち上げを行いました。1年弱のインターン経験があるだけの学生だったので、終活のことも会社のことも何もわからず無我夢中で動きまくってました。20代前半でまだ体力もあったからできたのですが、もう一度同じ時間を過ごせと言われたら何とも言えないですね(笑)

長原:本当になんとなくですが、イメージがつきます。オフィス移転した際に、佐々木さんが4人用の大きいテーブルを購入し、組み立て終わる時にボソッと『懐かしい、よくこのテーブルで寝ました。』って言っていて最初理解に苦しみました(笑)

佐々木:あのテーブルは布団が1枚乗るいいサイズなんです(笑)よくメンバーと一緒に会社近くのサウナに行って、オフィスで寝てました。

おくりびとのお葬式との出会い

長原:おくりびとのお葬式との出会いは何がきっかけだったんですか?

佐々木:おくりびとの代表の木村さんは、私たちが終活事業を立ち上げて1年ほどしか経っていない頃から様々な面でサポートをしてくださった方でした。「若者が頑張ってるからどんなことでも応援したい」と、終活業界のことだけでなく本当にいろんなことを教えていただきました。

設立から3年半ほど経った頃、会社を売却することになったので、退社決意後すぐに「おくりびとで働かせてください」と、ご挨拶にいきました。

長原:え、いきなりすぎません??(笑)どうしておくりびとで働こうと思ったのですか?

佐々木:代表や社員の皆さんに惹かれたのが一番の理由ですが、納棺師が葬儀を担当する『おくりびとのお葬式』というブランディングは、差別化が難しい葬儀業界の中で一つの大きな武器だなと思っていました。

長原:なるほど。僕も求人をみていて『おくりびと』って入っているとパッと目を引きましたね。IT企業から葬儀社に転職して、ぶっちゃけどんな印象を持ちましたか?

佐々木:入社前から感じてはいたのですが、葬儀業界のイメージに反して新しいやり方に非常に寛容だったのは印象的です。例えば、入社後すぐにSlackやスプレッドシートを使った管理体制を導入しよう提案したのですが、すぐに全社で導入ができました。まだ業務のことを知らない新入社員の提案を聞いて、すぐにSlackを取り入れるような葬儀会社はかなり珍しいのではないかと思います(笑)

COOって何しているんですか?

長原:正直な話ですが、COOって何をしているんですか?横文字が3つ並ぶと役職ってちょっと何しているかパッとわからないです。(笑)

佐々木:ググってください。っていうのは冗談で、会社によって様々だと思いますが、事業を大きくするためにはどうしたらいいか考えて部署を横断した意思決定をしていますね。

ご依頼いただく件数を増やそうとするとマーケティングや営業の人員が必要ですが、そうして増えていく受注件数に対して高品質なサービスが提供できるように、葬祭部やCSも採用・研修をしていかなければなりません。そのために人事や総務の体制も必要になります。直近1年はそんな感じで毎月どんどん人が増えている状態なので、売上構造や支出を細かく把握してどこにどれくらい投下すれば中長期的に事業を大きくしていけるかを日々考えています。

長原:確かに、総務・人事・財務・マーケ部とは基本的に会議だったり、アドバイスを求められたりと意思決定をしていますよね。(僕もマーケ部なので普段からコミュニケーションをとる機会が多いです。)

佐々木:本当は誰かがいなくなっても持続可能な層の厚い組織を作りたいのですが、会社の成長に人員が追い付いていないというのがリアルな本音です。人数の問題だけでなく成長するときには、いろんな成長痛が生じるので綻びが出ないようになんとかやっている状況ですね。


家族で出かける場所No1がディズニーランド!佐々木さんの趣味はディズニーでビールを飲むことらしいです(笑)

全体のために考え、動ける人

長原:確かにまだまだやれることはあるのに、出来ていないというのがホンネですよね。

佐々木:本当にそうですね。だからこそ今採用活動に時間をかけています。ただただ募集要項にあってる人を増やすのではなく、会社が目指す方向性に賛同いただける方に入ってもらい、お互いにとって良い決断になるといいなと考えています。

長原:佐々木さんはどんな人と働きたいなどありますか?

佐々木:いい人ですね!(笑)。

長原:そんな満面の笑顔でこっちを見ないでください。(笑)

佐々木:あとは全体のため自分がどうすべきか考えて、動いてくれる方ですね。次から次へと『やること』が増えるので、都度細かい手順を伝えなくても能動的にいろんなことを考えてくれる方と一緒に働きたいですね。

長原:確かに佐々木さんと話していると、自分なりにしっかり思考しているかがかなり重要な要素の気がしますね。

全国におくりびとのお葬式を。

長原:最後に『おくりびとのお葬式』をどうしたいか、などありますか。

佐々木:いきなりざっくりした質問ですね(笑)そうですねー。木村社長とよく話すのですが、やっぱり全国におくりびとのサービスを届けたいと思ってます。

葬儀会社といえば、おくりびとのお葬式。
自分が送られるなら、おくりびとのお葬式。
大切な人を送るなら、おくりびとのお葬式。

というように、日本中誰もが思いつくくらい浸透してほしいですね。

佐々木さん!今回はお時間いただきありがとうございました。今回のインタビューで、インタビュアーの僕もおくりびとのお葬式が素敵だなと胸を張って言えます。ぜひ、一緒に胸張っておくりびとのお葬式を提供しませんか?

是非お気軽に「話を聞きにいきたい」ボタンよりエントリーしてください! お待ちしています!

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