今回の若手社員インタビューは、葬祭部の前田大夢さんです。
2020年12月にオープンした「おくりびとのお葬式」関東初式場付き店舗の支配人をしている、実力の持ち主です。
ーはじめまして、になりますね!あまりにもはじめまして過ぎるので、お見合い的な質問からでお願いいたします。まず、ご出身はどちらですか?
神奈川県秦野市です。盆地なので、冬は暖かくてて過ごしやすいです。あと水がおいしいということで有名である、ということを最近知りました。親から聞いて、全然知らなかったのでそうだったんだと。
ー意外と外部の方のほうが情報をお持ちだったりしますよね。名水の中で育ったということで、伸び伸び成長されたのでしょうね!
成長された今、ご縁があってこの会社で働いていらっしゃるかと思いますが、ディパーチャーズ・ジャパンで働きたいと思ったきっかけを教えて頂けますか?
祖父の葬儀に参列した際、ふと、母親に「葬儀社として参列しているようで、妙にしっくりきている」といわれまして。それから葬儀業界を意識するようになりました。
ーえ!しっくりきていると・・・(笑)お母さま、いまとなっては的確なことを仰ったのですね。
ふと、そう見えたみたいです。その時の母の言葉には、感謝しております。
当社に入社したいと思ったのは、単純なのですが、葬儀社を探している時に「ディパーチャーズ・ジャパンの、『おくりびとのお葬式』が評判いいよ」という話を聞いたからです。ちょうど、地元近くの相模原で新規スタッフを募集しており、新進気鋭となれば上へ上へいけると思ったので応募しました。
特にこの会社は、急成長中の企業ということもあり、色々とチャレンジできる環境やポジションが揃っていて自分の成長につながると感じたこともあります。
入社後、相模原中央店の支配人に抜擢されたのですが、支配人なりたての頃は、責任の重さや業務量の多さから気負ってしまったこともあり、「もう無理だ・・・」と思ったことが度々ありました。
ー自分が全てをなんとかしなければいけない、と思ってしまったんですね。。
そこから、どのように立ち直ったのでしょうか?
その時はとても辛かったのですが、それから一ヶ月ほど経ってから、ふと、自分ひとりで全てを抱えるのではなく店舗スタッフの意見をもらい、実際に手を借りながら進めるようにしたことで、物事がスムーズに進められるようになったのです。
逆境を逆手にとって、ポジティブな方向へ考えて進もうと思いました。いまでも、スタッフからのアイデアや意見を大事にして、店舗運営を進めています。
ー自分の存在や意見が認めてもらえるとモチベーションがアップしますから、良い方向へ進んだのですね。
数々の苦境を乗り越えて、いまはどのような店舗作りを心がけていらっしゃいますか?
今の店舗は式場付きであることから、故人様やご遺族の希望を汲んで、式中に生演奏を行ったり、絵が好きな故人様の場合はたくさんの絵で飾ったりと、お客様のご希望に沿った式を実現しやすい環境であると思います。
私自身が以前、音響のお仕事(アニメーション効果音制作)をしていたこともあり、映像・音響の演出が得意であったりします。
ちょっとした雑音や機械音が式の進行を左右することもあるため、音は気を配るポイントの一つなのですが、特にお客様が音楽や映像の使用を希望された場合は、音響に関する知識があると役立ちまして、それはどこの葬儀社にも負けない自信があります。
あと、余談ですが、司会進行にも自信があります。今の店舗では司会をすることはないものの、弔電は決して噛まずに読むことができます。
ー確かに、式の途中でハウリングすると、参列者の方もそちらが気になってしまいますものね。
今後司会をされることがあれば楽しみです。
最後に、ディパーチャーズ・ジャパンの「おくりびとのお葬式」がとりわけ良いところを、教えてください。
「おくりびとのお葬式」の良いところは、スタッフ全員が納棺師としての高いスキルを持っているので、故人様を生前のように美しく大切にケアします。また、自社式場だからこそルールや型に縛られず故人様、ご家族様の想いを尊重したお式を作り上げることができます。
店舗としての目標は、地域密着の会館を目指しており、スキルの高い人材育成にも取り組んでいきたいと考えています。
あと、結婚相手募集中です。
ー最後の一言は、要らなかったです(笑)ありがとうございました!
以前は、音響の仕事をしていた前田さん。
接客業は自分に向いていないと思い避けてきた職種だったそうですが、身内の何気ない一言がきっかけで転職を考え、今や店舗を取り仕切る存在までに。
行動次第でひとの可能性は広がることを教えてもらいました。