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エンジニアがKEENで挑戦できる事 (KEEN エンジニア 堀 福太郎)


植田 成美(以下:Narumi):

堀さんの現在のポジション、業務内容についてお聞かせください。


堀 福太郎(以下:Hori):

現在、KEENでエンジニア(リーダー)を務めています。具体的にはKEEN Managerというコミュニティーマーケティングの分析サービスの開発全般と、エンジニア採用を担当しています。


Narumi:

KEEN Managerの分析について教えてください。

Hori:

Twitter等のSNSデータやコミュニティイベントの参加データ、コミュニティーポータルの投稿等をKEEN Managerのデータベースに一元管理し、スコアを付けて分析しています。そうすることによって、コミュニティの影響力が高い人が可視化され、”スター”が見つかります。また、次のスター候補となる人を発見することができます。


Narumi:

堀さんのこれまでのご経歴をお聞かせください。


Hori:

新卒でSIerに入社し4年ほど働き、フリーランスとして独立しました。

その後、iPhoneアプリ開発を始め、WEB・エンタメの業界に入りました。Zyngaというゲーム会社に入社し、その後「FIFA」というサッカーゲームを作っているElectronic Artsに転職しました。


そこで、ソーシャル(サッカー)ゲームの運営に入ったのですが、最初に担当した「FIFA2」というゲームの出だしに失敗して、ユーザーが集まらなかったのですが、コミュニティだけは活発に残っていました。


その後ゲームが少しずつ良くなってきて、ユーザーも戻ってくるようになったことが、「コミュニティの力ってすごいな」と感じた原体験になっています。


Narumi:

なるほど。KEENを知ったきっかけはなんですか?


Hori:

旧社名・プリズムテック株式会社として事業を運営していた時代に出会いました。きっかけは、起業家の知人からの紹介です。「コミュニティマーケティングやカスタマーサクセスの文脈で事業をしているスタートアップがあるんだけど、興味ありますか?」という感じで、代表の小倉とのご縁をいただき、お話ししたという感じですね。


Narumi:

コミュニティというキーワードにご興味を持って入られたという感じですね。堀さん自身、スタートアップのご経験はありますか?


Hori:

0→1のスタートアップはこれで4社目になります。


Narumi:

そうなんですね。コミュニティで、かつスタートアップで、というなかなか無い組み合わせだと思いますが、KEENに入る決め手はなんでしたか?


Hori:

過去に扱った案件で発生した技術的な問題がきっかけで、エンジニアのキャリアを歩むうえで意識が大きく変わりました。

SaaSの事業としては嬉しいことにお客様が増えていったのに、プロダクト面ではうまくスケールできないという技術的な問題が続きました。もっと初期の段階からスケールを見越した設計をすべきだと強く感じました。当時に得た技術スタックを持った状態で、何か新しい開発に取り組みたいなという気持ちがあったタイミングで、お声がけいただいたのです。興味のある分野だったので、すごくタイミングが合ったという感じですね。


Narumi:

それでは、KEENに入社してからの話を聞いていこうと思います。KEENのメンバーにどのような印象や感想を持たれていますか?


Hori:

代表の小倉は、すごいエネルギッシュで、いるだけで明るくなりますよね。それがチームの元気の源になっている気がします。

カスタマーチームのメンバーは、カスタマーファーストで情熱を持って業務しているように見えます。お客様からも頼りにされている姿を見ていると、安心して開発できますね。根っからコミュニティ運営が得意で、好きな人たちなんだろうなと思います。スタートアップは初めて挑戦する業務ばかりですが、そんな場面でも一生懸命、そしてスマートにやってくれています。


エンジニアチームのインターンでは、初めての分野でも一生懸命プログラミングしてくれたり、「面倒くさいことが嫌いだから、プログラムを書いてどんどん自動化したい」みたいなアイデアをくれたりする、面白い方がジョインしてくれました。


インターンの学生の皆さんも、リーダーに抜擢され責任を持って業務を遂行する方や、何でも器用にこなすタイプの方などが集まってくれています。学生なのにすごいなと思いますね。人間は役割をもらうと成長すると言われますが、それが見て取れるような成長をしている方々だなと思います。


代表の小倉のサークルの後輩で、スタートアップがどんなものかを全然わからない中で募集を見て飛び込んできてくれて、今まさにスタートアップのゲームの面白さみたいなものを体験している方もいます。大学2年生でビジネスの世界に飛び込んで楽しそうに仕事をする姿を見て、「将来、起業しそうだな」と思ったりしています。

Narumi:

堀さんがKEENの人らしさ、KEENにはどういう人が集まっているかなど、感じることはありますか?


Hori:

みんなそれぞれ自分の意志を持っているんだけど、お客様やチームのこともきちんと考えられる人たちだなと思います。コミュニティのことを考えられる人たちが集まっています。


Narumi:

たしかに、KEENメンバーは何を考えるにしても、まずお客様のことを念頭に置いて会話していますよね。お客様のことを考えて、お客様を描きながら話すイメージです。



それでは、メンバーの雰囲気、オフィスでの雰囲気など教えていただけますか?


Hori:

オフィスにいると結構、仕事以外のことを質問し合っています。業務に直結しないけれど、大事な価値観の話などをしているような感じがあります。リモートが主体で週1、2回くらいの出社ですが、だからこそ対面するときには、お互いよく喋り、よく聞くようにしています。


あと、夕方になって一息ついた頃、小倉が「一杯飲みますか」ってお酒を持ってくるので、オフィスにいる人で1杯飲んで帰ることもたまにあります。


Narumi:

KEENのメンバーはお酒好きな印象があります。


Hori:

コミュニティが好きで、酒を酌み交わすのが好き、交流が好きな人とかが多いんじゃないですかね。


Narumi:

人と話すときにお酒があったら楽しいですもんね。


Hori:

他にコミュニケーションの仕方で、コミュニティの会社っぽいなと思う部分は、最近Slackのコミュ二ケーションルールを決めたんですよね。仕事をしやすくするためのコミュニケーションの方法とか、相手への関わり方とか。KEENの推奨行動を言語化した。そういうこともコミュニティの会社っぽいなと思っています。


Narumi:

フルタイムメンバーの皆さんは、子育てするパパ・ママさんですが、働きやすさは感じてらっしゃいますか?スタートアップとして常に忙しく、1人あたりの責任範囲も大きいと思いますが。


Hori:

夕方になって一旦仕事を中断し、子どもを世話したり寝かしつけたりした後に、仕事が残っていたら少しリモートで作業をする柔軟性があるところはやりやすいです。


Narumi:

プライベートと仕事、自分の塩梅でバランスを取りながら仕事ができる雰囲気なのですね。


Hori:

あとは、子どもが体調を崩した時の危険度をみんな身に染みてわかっているので、「とりあえず休んでください」みたいな気遣いができて良いなと思います。逆にこの状況を理解できないと、精神的な負担が発生したりすると思います。


Narumi:

堀さんがKEENの業務の中で大切にしていること・思いをお聞かせください。


Hori:

生産性を上げるためには、チームメンバーが楽しく仕事し、モチベーションを高くし続けるのが大事だなと思っています。やっぱり楽しかったり、新しい発見があったりすると、やる気が出て、特にエンジニアは手が動くなと思うのです。だから、なるべく「楽しい」とか「興味深い」とか、そういうモチベーションが上がるようなやり方を心がけていますね。



Narumi:

堀さんご自身のモチベーションを上げるためにやっていること、業務を行う時に大事にしていることはありますか?


Hori:

今回、KEEN Managerを作るにあたっては、十分スケールするアプリケーションを作りたいというモチベーションがありました。そのために「スケール時につまずく問題を、いかに解決するアプリケーションを作るか」という部分を重視して開発を進めました。


また、新規サービスを開発するときに毎回新しい技術に1つ、挑戦するようにしています。今回は「GraphQL」を取り入れました。


Narumi:

ここまで、エンジニアチームのリーダーとして、堀さん個人のエンジニアとしてのモチベーションを教えていただきました。KEENの一員として大切にしていることがあれば教えてください。


Hori:

KEENは、コミュニティ・マーケティングというまだ成長途中のマーケティング手法に挑んでいて、その可能性に対してのモチベーションを持っています。チームとして、「この領域を盛り上げるぞ!」という目標が1本通っているのは良いことだと思いますね。


もし、これからKEEN Manager以外に新しくプロダクトを作るとなった時でも、コミュニティ・マーケティングという部分に関しては、軸になると思っています。1本の軸が明確にチームに共有されています。


Narumi:

これからKEENに入ってくるだろうエンジニアの方たちへ、KEENの魅力を教えていただきたいです。


Hori:

今は1人で約10社くらいのお客さんに向けて開発・提供していますが、それが100社や1,000社、何万社となるようなサービスになると信じて作っています。今は小さくても、これからすごく大きくなると思っているので、そこにチームとしてやりがいを持っていると思います。


スタートアップなので、成長途中の市場に対してこれからその市場を拡大しようとしているし、技術者としての第一人者になれるチャンスがある領域だなと思っているので、非常に面白いと思います。


web3だったりAIだったり、人々の動きを変えるような技術がたくさん出てきているので、それらの技術を活用した機能を実装していきたいです。AIを通して、「コミュニティメンバーのAさんはどんな人です」というのを要約して紹介するようなものを作ったり、コミュニティに対してAIで学習させたりしたいですね。web3で、国を超えてコミュニティが発生しているので、幅広いものや新しいものが見えてきているんじゃないかと思いますね。そこにエンジニアとして、やりがいを感じられるのではないかと思います。


Narumi:

新しい技術を使ってKEENがアップデートされていくのですね。



他のポジションの方に向けてKEENの魅力をお願いします。

Hori:

19歳のインターンから40歳の僕まで幅広い年代の人がいますが、コミュニティという軸の中で、年齢関係なくオープンかつフラットに仕事ができています。入ってくるとみんな仲良くなれるし、それによってチームがもっと面白くなると思っています。


Narumi:

ありがとうございました。

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