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こんにちは!Webtoonスタジオのソラジマ広報チームです!
ソラジマ編集部は、「編集チーム制」という、編集者数名で構成された組織によって構成されています。
3〜6人ほどの編集者で編成されるジャンルごとの編集チームがあり、そのチームごとに勉強会やフィードバック会を行います。
今回は、各ジャンルのチームを運営する6人のチーム長にインタビュー!チーム制度のメリットから、各チームの特徴やストロングポイントをお聞きしました。
【この記事はこんな人におすすめ】
・ソラジマの編集者に挑戦したい!
・ソラジマの社内制度や雰囲気が知りたい
・新人編集者が安心して働ける環境があるのかを知りたい
目次
チーム長の業務やミッションを教えてください。
チーム長がチーム運営で大切にしていることや、心がけていることは?
チームによって特徴や雰囲気に違いはありますか?
チームを運営する上で苦労したことはありますか?
チーム制度にはどのようなメリットがあると感じますか?
他チームと切磋琢磨しているという実感はありますか?
チーム長が語る「私のチームの強み」
おわりに
今回インタビューしたのはこの6人!
・西渕隆
担当ジャンル:バトル/ファンタジー
勤続年数:3年
・若槻哲史
担当ジャンル:ロマンスファンタジー
勤続年数:2年
・濱田大地
担当ジャンル:男性向け
勤続年数:1年半
・村上菜々子
担当ジャンル:女性向け(主にロマンスファンタジージャンル)
勤続年数:2年半
・三木翔也
担当ジャンル:インモラル
勤続年数:3年
・有泉航平
担当ジャンル:ロマンスファンタジー
勤続年数:1年
チーム長の業務やミッションを教えてください。
西渕:マネジメントなど、チーム長の業務すべてがそのミッションを達成するためのものですね。
若槻:編集方針を定めて、チームから大ヒットを出すこと。そしてそのために、チームメンバーの活躍を全力でサポートすることです!
濱田:チームの編集方針をチームメンバーに浸透させることだけでなく、メンバーのマネジメントや評価もチーム長の業務になります。
村上:チームの編集方針を定めて、チームメンバーがヒットを出せるようにサポートするのがチーム長のお仕事です。
三木:チーム長はいち編集者でもあるので、プレイングマネージャーというイメージでしょうか。メンバーとの目線を合わせつつ、牽引することでヒットの創出を目指す、編集者の上位役職です。メンバーへのティーチングやコーチングも業務としてあるため、メンバーそれぞれの特性を理解することも必要になってきます。
有泉:編集方針の浸透のために、勉強会などを企画して実行するのもチーム長の業務ですね。他のチームでは個々人に勉強会を任せているチームもあります。
チーム長がチーム運営で大切にしていることや、心がけていることは?
西渕:私は、環境作りを心がけていますね。BAP(※)の環境、遊び心のある空気感、メンバーが健康的にモノ作りができる環境、この3つを常に作れているかどうかを意識しています。楽しみながら知識を身につけるために、工夫もしていますね。tipsや理論などをトレーディングカードカードのようにカード化して、それを勉強会に使用したり、作家さんにお渡ししたりすることもあります。
若槻:メンバーそれぞれの得意なことを活かす、ということを心がけています。また、チームメンバーを審査員として「読み切りネームコンテスト」などのコンテスト運営を積極的に行い、新たな作家さんと出会うことを大切にしています。
濱田:チームの着実なレベルアップを目標に、コツコツと知見を溜めるというところは心がけていますね。また、レベルアップのためには、チーム方針を振り返ることも必要だと考えているので、定期的な編集方針の見直しも意識しています。
村上:メンバーひとりひとりのwillを把握して尊重することを心がけています。具体的には中間・期末面談で個人のwillを聞く時間を取るようにしています。チームとしての目標だけではなくて、個人のwillに沿った目標設計を重視することで、各々がソラジマを「自分のwillが実現できる場所」だと思い続けてもらいたいので!
三木:メンバーに対する環境作りを大事にしています。メンバー皆がのびのびとクリエイティブできる雰囲気もそうですし、そもそも「何のためにやるのか?」を常に意識するクリエイティブ環境などが、重視している部分です。
有泉:私が大切にしているものは、時間です。例えば勉強会を企画するときなどがわかりやすいのですが、その勉強会の内容がチームメンバーたちの時間を割くだけの価値があるものになっているか、というのは常々気をつけています。
※ソラジマが掲げるカルチャー「Be a Pro」の略。周囲に良い刺激を与えるほどに成果に貪欲になろう!というもの。
チームによって特徴や雰囲気に違いはありますか?
西渕:私のチームは、内心で熱い思いを持つメンバーが多いです。その時々の各ジャンルの状況にもよるのですが、「最終的には全員抜いてやろう!」と思っているのは感じます。
若槻:担当しているジャンルが違うので、やはり違いはあると思います。私のチームは、マイペースなメンバーが多いですね。クリエイティブに対するこたわりが強くて職人肌というイメージです。
濱田:私のチームは、「こんな感じ」となかなか表現しづらいかもしれません。多様性がありますね。特徴も雰囲気もバラバラなメンバーが多いです。
村上:ジャンルが関係しているかというとわからないのですが、私のチームは黙々と作業する、個が強いメンバーが集まっています。皆が皆、自ら実践して学べるメンバーで、チームで集まった際にその学びをメンバー同士で還元し合えている実感があります。
三木:インモラルというジャンルのせいかもしれませんが、ダウナー系のメンバーが多いです。また、私をはじめとして、恋愛こじらせ系が多いような気がします(笑)
有泉:このジャンルだから、という部分が影響しているかはわからないのですが、私のチームは、言語化する際の感覚が鋭いメンバーが集まっているなと感じます。
チームを運営する上で苦労したことはありますか?
西渕:基本的にチームメンバーが皆優秀なのですよね。なので、私はあまり苦労を感じたことはないですね。
若槻:チームメンバー皆が納得して、テンションが上がるようなチーム目標を設定することは結構大変です。
濱田:しっかりとチーム目標を設定できないと、編集方針をチームメンバーに浸透させることが大変になります。
村上:特にありません!
三木:メンバー個々に対して苦労する、というよりも、チームメンバーに自分以外のメンバーの作品も自分ごと化してもらう際に苦労するところがあります。
有泉:私も、特にないです。
チーム制度にはどのようなメリットがあると感じますか?
西渕:メンバーの成長が早くなるのがメリットです。同じジャンルや課題に取り組むメンバーであると同時に、チーム内に競争相手と認識できる存在がいることで、刺激を受けられる部分があると思うので。チームメンバーが自分よりも面白い成果物を出してくると「負けてらんねえ!」と燃える瞬間は、チームメンバー皆にあると思います。お互いに切磋琢磨できることで、自然に視座が上がっているなと感じます。
若槻:編集部内の雰囲気の面でも、活動の仕方の面でも、多様性を生むことができるのはチーム制度の大きなメリットです!作品作りには多くの視点が必要だからこそ、色々なタイプの編集者が活躍できる幅が生まれているのかなと思います。
濱田:同じジャンルで、同じ狙いを持ったメンバーが集まることで、作品作りの知見が貯まりやすくなることがメリットだと感じています。
村上:同じ目標を持ったメンバーと切磋琢磨することで、お互いに質の高いフィードバックを出し合えるというメリットがあると思います。私のチームは「ピッコマのロマンスファンタジージャンルでヒットを出す!」という目標で動いているのですが、明確な同じ目標を持っている人たちとそうでない人たちでは、出てくるフィードバックの精度が違ってきます。
三木:チームで動くことで、個の力ではなく、集の力でクリエイティビティを発揮できますよね。ジャンルに特化した勉強会ができるので、ジャンルに対する知見を、より深く広く開拓できるメリットがあります。あとは、チーム内に「このジャンルで当ててやる!!」というモメンタムが生まれるのもメリットです。
有泉:自分のセンスだけではなく、他人からの視点をもらえることがメリットだと思います。他の視点を教えてもらうことで、原稿を見る目が変化することは多いです。
他チームと切磋琢磨しているという実感はありますか?
西渕:私のチームのメンバーは、あまり他チームを気にするタイプではないのですが、私個人はやはり意識しています。他チームで良い成果物が上がっている際は、あえて強めにその他チームのメンバーを褒めるなどしています。メンバーを嫉妬させて、やる気になってもらえればと考えているので。以前、濱田チームの完成原稿で良いものがSlackに上がっていたときは、チームのミーティングで話題として触れたことがあります。
若槻:あまり無い、というのが正直なところです。私のチームの方針は、他のチームの方針と比べて少し独特なので、あまり周囲を意識せずに我が道を突っ走っています!
濱田:同じ男性向けジャンルを扱っているチームが成果を出していたり、優れた知見を共有したりしている様子を見ると、切磋琢磨していると感じますね。実際に、そういったチームの勉強会を参考にすることも多いです。
村上:作品のヒットもそうですが、私の場合はチーム長で集まってチームの状況報告をする際にBAP*されることが多いです。以前、有泉さんのチームがチーム単位で合宿を行ったと聞いたときは、純粋にすごいなと感じました。
三木:単純に、他チームがヒット作品を出しているのを見ると、「自分たちも頑張るぞ!」という気持ちになります。インモラルジャンルのチームがもう1つできたら、さらに切磋琢磨する空気は強くなるかもしれません。
有泉:大ヒットを見せつけられたときはそのような気持ちになりますね。特に、『推しの執着心を舐めていた』や『無能な継母ですが、家族の溺愛が止まりません!』のヒットを受けて感じました。
チーム長が語る「私のチームの強み」
西渕:とにかく、気合い・足腰・能力密度の3点はどこにも負けません!
若槻:才能ある作家さんと出会える可能性は、他のチームより高いと感じています。先ほど話したチームの方針にも関係しているのですが、チーム目標として『どれくらい作家さんと出会えたか』を指標のひとつにして運用しているためです。読み切りへの積極的な参加や新人コンテストの開催をしていることも影響しています。
濱田:レベルアップの着実さです。とにかく知見を貯めて作品に反映させることを大切にしているチームなので、それをコツコツと行えていると思います。
村上:タイムパフォーマンスには自信があります。特に勉強会ですね。私のチームは勉強会を毎週開催するわけではなく、各々が担当作品の進行状況に合わせて必要に応じて勉強会を主催し、メンバーから知見を得るスタイルです。惰性で勉強会をすることがないので、結果としてタイムパフォーマンスが良くなっていると感じます。
三木:意識的なところになるのですが、私のチームの場合は、向いている方向がWebtoonでヒット作品を作るということだけにとどまっていないことですね。作品のIP力を高めていこうという意識は、どのチームより高いのではないでしょうか。
有泉:皆、研究熱心だと思います。webtoonはまだ未開拓な部分も多いジャンルなので、それを楽しんで切り開いているメンバーを、心強く感じています。
おわりに
チームごとに開催される勉強会やフィードバック会にフォーマットはありません。それぞれのチームが自由に意思決定して作品作りが進んでいきます。同じ目標を持ったチームという枠組みで動くことで、自由の中にも一定の方向性が定められ、編集者が動きやすくなります。また、新人編集者には先輩編集者がバディとして付き、つまずきがちなポイントをサポートしてくれます。成果によっては入社から半年〜1年でチームを運営する立場になれるチャンスも!(中には3ヶ月という強者も!)
ソラジマは、編集者を目指す方をあらゆる方向からサポートします。
「今世紀を代表するコンテンツを創る」ため、ソラジマのメンバーとして切磋琢磨できる環境に踏み出してみませんか。