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ナイト業界と事業立ち上げの経緯

Photo by Pascal Bullan on Unsplash

現状の枠組みに囚われない目標を持ち、それに一生懸命に取り組むことで充実した人生を送る。

一見正解のように思えるものに従って生きるのではなく、自分が信じる世界を実現していく。
それに全力で取り組むことが、多くのわくわくを経験する秘訣ではないかと思います。
なぜ、TRUSTがこのようなミッションを持ち、取り組んできたのか、またこれから何を目指しているのか?たった一つの出来事が人生を大きく変えることがあります。

そうした出来事は、今までの前提を覆し、まったく違う枠組みで世界をみれるようになる、チカラをもっていると考えます。

ナイト業界と事業立ち上げの経緯

私は、会社を立ち上げて数年間の下請けでシステムの開発を行っていました。それなりに順調に進んでいた事業でした。

ある時、大口顧客から契約条件の変更があり打ち合わせにいきました。 その条件では事業を継続できないような条件でした。 「うちと今後付き合えなくなってもいいの?」 メンバーもプライベートを犠牲にして仕事をしてくれるなか、こんな言葉をかけられ、とても悔しい思いをしました。

それがきっかけで、絶対に自社のサービスを立ち上げると心に誓いました。

ナイト(水商売)の業界に対して、脱税や、キャストの給与未払いなどをしているオーナーが多くいることを知り、この問題を解決しようと、それまでにためた資金1億円を全額投資し、次の事業につぎ込みました。

しかし、はじめての自社事業の立ち上がりは散々な結果に終わりました。 原因は、水商売特有の売上などのデータを外部には絶対管理させないという、業界の風習と、利用者の課題を把握できていなかったことの2つです。 数年間ためた資金は、たった1年ですべて使い切ってしまい、それに伴い離職者も大量にでました。

そんな中、私を支えてくれたのは、チームの仲間と初めてクライアントになってくれたオーナーたちでした。

「ここで諦めるなら、残った意味がない。」

「自社事業を諦めるのであれば、私もやめます。 」

こんな言葉をかけてくれる最高の仲間がいました。 自社の事業の立ち上げを行いながら、受託の仕事も進めました。おそらく、通常の2〜3倍の働きを残ったメンバーがしてくれたのです。

なんとか、ユーザーに満足してもらえるような商品を開発するために、仲の良かった店舗のオーナーさんに、使っていない店舗を貸して頂きユーザの課題をしっかりと把握しようとしました。

その時に、接客や送迎など、店舗運営にまつわる業務を経験させていただきました。 これにより、ユーザの課題を正確に把握し商品に活かすことができるようになりました。

また、業界の風習である、現金管理。数値データ等は内部でしか管理しないという文化も、地道な営業活動などにより、少しずつ共感してもらえるオーナーが現れたのです。
こうした経験を経て、ワンマンで他人を信用していなかったのがこの件を通じて、人を信用して任せれるようになりました。

水商売に関わる方が間違った情報や、情報の不透明さで間違ったお店に入ったり、働いたりして後悔しないように。

優良な企業が、せっかく良い店舗作りに時間とお金をかけているのに知られずにその活動を止めてしまわないように、この発展途上の業界にて社会貢献に携われるのが僕たちのミッションです。


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