なにをやっているのか
全体写真。社員数もこの1年で3倍に
チーム定例の様子
株式会社ガクシーは『奨学金を変える。運命が変わる。社会が変わる。』というビジョンのもと、若者の可能性を広げる新しいお金の流れを創造する事業を行っています。経済的な理由で夢を諦めることのない、さらには、挑戦者が世の中を変革し、牽引していけるような社会の実現を目指していきます。
具体的には、ガクシーの奨学金プラットフォームを通して、奨学金に関わるステークホルダーである利用者、運営者、資金提供者それぞれに対してサービスを提供しています。
奨学金の利用者である学生や保護者向けに奨学金情報サイト「ガクシー」を運営し、学校・地方自治体・財団などの奨学金運営団体向けにはクラウド型奨学金運営管理システム「ガクシーAgent」およびBPO(業務支援)を提供しています。また、資金を提供したい個人や団体向けに簡単に少額から奨学金を創設できるサービス「オリジナル奨学金」や「奨学金コンサルティング」、企業向けに奨学金を活用した「学生採用・集客支援サービス」も提供しています。
「ガクシー」は2021年7月にローンチし、
2022年12月時点で13万人の学生に登録いただき1万6000万件の奨学金情報が掲載されるまで成長しました。日本最大規模の奨学金ポータルとなっています 。
「ガクシーAgent」は2022年9月に正式ローンチし、2023年12月時点で60を超える学校、財団、自治体様にご利用していただいております。
これらの取り組みを通して、奨学金業界全体の変革を推進しています。
なぜやるのか
未来の奨学金をプロデュースをミッションに、日々顧客と向き合うセールスチーム。
マーケチームと開発チームで真剣に打ち合わせ。ユーザー・顧客・社会にとって必要なことを作り出すことが第一。
海外の学生と日本の学生を比べたときに、
海外の学生は生活の心配をせず勉強に専念できるケースが多いです。
学生が日々の生活を営む上での経済面や環境面の支援は行政や民間が行う体制が整備されています。
日本の学生のように
「月3万円の生活費を稼ぐために学業を削ってバイトしなくてはいけない」
といった世界観が一切ありません。
これは社長の松原が前職で世界各国の大学生を採用する業務を行う中で受けた衝撃でした。
日本の学生もそもそものポテンシャルでは負けていないはずなのに、
与えられた環境によって大学4年間、6年間で一気に差が開くのは非常にもったいない。
そこで学生が学業に専念すると同時に、
成長するための機会を提供できるサービスなり仕組みを作ろうということで
2021年7月に奨学金検索ポータルサイト「ガクシー」をローンチしました。
また、日本では奨学金というと
経済的に困窮している学生が借り入れる制度というイメージが強いです。
当社では既存のそういったドメインの奨学金のニースにも答えつつ
海外経験をしたい、海外留学したいけど1000万円かかるというようなニーズに応える
「成長のための学習」に使える奨学金を広めて作る流れを生み出したいと考えています。
若者がやりたいことや成長を諦めなくていい社会を奨学金によって作りたいです。
お金や環境に左右されなく自分の発揮できる能力を最大限伸ばし
日本という国に良い影響を与えるように力を発揮してもらう。
そのスパイラルで世の中全体が良くなっていく。
そのためにガクシーを始めとした事業に挑戦していきます。
どうやっているのか
ガクシー
ガクシーAgent
現在は
①奨学金検索サイト「ガクシー」
②奨学金運営管理システム「ガクシーAgent」
③奨学金設立サービス
これらが主な事業です。
①②は、一般的な求人サイトの奨学金版のようなイメージで、運営側と利用者側をまとめてサポートしています。
■①について
従来、学生が奨学金情報を知る機会は
・学校の教職員からのプリントや口頭での案内
・学校掲示板への掲示
など、非常にアナログな方法に限定されていました。
他業界で当たり前の、インターネット上に検索しやすい形で奨学金情報が集約されているサービスもほぼ存在しておらず、学生の多くは国が提供しているメジャーな数個の奨学金しか知らないまま奨学金に申し込んでいる現状です。
結果、受給者の多くが「貸付型」という返済が必要(≒借金)な奨学金になってしまいます。
一方で、日本国内には現在1万6,000件以上の奨学金制度が存在しており、その中には「給付型」という返済不要(≒もらえる)の奨学金が多数を占めているのです。
このような、(もらえるお金があるのに活用されていない)「もったいない」状況を解消し、学生・保護者の方々がもっと奨学金を使いやすくするのが「ガクシー」の役割です。
まずは現状の紙によって動いている奨学金の世界をガクシーがWebに変えていきます。
ガクシーが奨学金を使う学生の裾野を広げれば、より適した人により適した支援が回るような仕組みが生まれ、奨学金を支給する側も、規模を広げたり金額を増やしたり等、良いスパイラルが生まれていきます。
また、アナログな奨学金業界において、奨学金を提供する側にとっても
・せっかく財団/奨学金を設けているのに、思ったほど募集人数が集まらない
・広報活動のノウハウがなく、集客が大変
といった現状です。
ガクシーに奨学金情報を掲載することで、応募数の増加や質の向上に貢献することが可能です。
■②について
また、それらの応募・選考を管理するシステムとして提供している「ガクシーAgent」は、応募から奨学金の支給・返還管理まで奨学金業務の一連の流れを全て完結できる機能を備えたクラウド型奨学金管理システムです。
■③について
そして、少額から手軽に設立できる「ガクシーオリジナル奨学金」や、自社や財団での奨学金設立をサポートする「奨学金コンサルティング」のサービスも提供しています。
従来、手間もコストも大きく掛かりがちだった奨学金の立ち上げを、ガクシーによるWEB集客や、ガクシーAgentによるシステム管理によって、非常に手軽に少額から奨学金を設立することができるようになりました。
結果、これまでにはなかった多様な奨学金を色々なパートナー様(企業・個人)とともにどんどん作り出していこうとしています。