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情報セキュリティ:社員への監視

Wantedly担当です。

今回はいろんな方が気にしている「社員への監視」について触れようと思います。
メールや情報授受、機器操作、持ち出し記録など、会社は基本的に監視しています。
中には社内まんべんなく映せる監視カメラを設置しているところもあると思います。

なぜ、こんなことするの?の一般的な(意地悪い会社は除外)方針を書いてみようと思います。

これはほとんどの会社がそうだと思うんですけど、事故に備えてです。

じつはカメラが追っているのは「従業員の方」というよりは、
「会社の資産」どのように使われているかを撮影しているんですね。

基本的に映像をチェックする方というのは人事の人ではないので、
資産がどのように使われたかを記録することを重点に置いています。

たとえば昨今、話題にあがる内部不正なども従業員をマークしているわけではなくて
資産の取り扱い方を気にしているわけなんです。

なので「従業員を監視しやがって!」と思っている方、
一般的な会社であればその認識は間違えで、監視しているのは「会社の資産」であり、
会社的には従業員の方には資産の取り扱いを気を付けたうえで、
のびのびと仕事して能率を上げてほしいなぁと思っているはずなんですね。

なので就業態度などは注意を受けたとしても、
監視カメラの利用には厳しいルールもありますし、
録画された映像をソースとしては言われないはずです。
↑いわれた場合は日ごろの状況から見てだと思います。
(意識は表面の行動に出てしまい、隠せるものでもないので)

で、メールや、機械操作のログ監視ですが、これも同様です。
実は皆さんの個人的なところに、そんなに重点は置いていなくて、
事故があった時に会社の情報資産の流れを追うために見ているんですね。

見られているのは確かなのですが、真摯に仕事をしていればどう転んでも問題ないので
前向きに仕事をしてればあまり何かを言われるってことはないと思います。

で、実は大事なのはこの監視、従業員の無実も証明してくれるものなんです。
機械は嘘をつかず、公平です。
あなたが身に覚えのないことで疑われたとき、証明してくれるのもこの監視なんです。

聞いたことありませんか?「やってないことを証明しろ」という言葉。
これは難度が高いと思いませんか?

そこにこの監視が効果を発揮します。

事故の際の資産を守るだけなら会社は監視はしないと思います。
(施設の出入り口で持ち物検査のルールを作ればいいので)

資産と従業員両方守るために監視していることをわってもらればなぁと思うのでした。

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