メディアも注目：非化石証書調達で企業のSDGsをサポート

企業のさらなるSDGsの加速をサポートすべく、新たなサービスとして非化石証書調達支援サービスをスタートいたしました！
日本経済新聞社：日経産業新聞にも記事で取り上げられています。
記事参考：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000086201.html

当社は、「透明性のあるビジネス市場を創造し、企業と企業の結節点として、誰もが安心・信頼するエネルギーパートナーとなり、事業発展と社会発展に貢献する」というミッションのもと、法人のお客様向けに電力調達を最適化するサービスを提供しています。

昨今、ESGへの関心の高まり等から、再エネ由来の電力メニューのニーズが増えてきました。再エネメニューを実現する際には、環境証書とよばれるものが必要です。そして、その中の一つが非化石証書です。
これまで非化石証書は、小売電気事業者のみ購入が可能でしたが、2021年11月から、需要家や仲介事業者の購入も可能になりました。これによって、さらに再生可能エネルギーが普及することが期待されています。

この加入を通じて、当社は、需要家様の代わりとして、非化石証書（FIT）の調達が可能になります。

■新サービス開始の背景

ESG等への関心が高まる中、企業様から、「再エネ由来の電気を使いたい」というニーズは、日々増えています。
そこで、当社では、実質的に再エネを使用していることを証明するための、「非化石証書」の調達サービスを開始しました。
企業が自社で使う電気を実質的に再エネ※にするためには、使用している電気とは別に、環境価値を証明するための、証書を付帯する必要があります。（自家発電等は除く）

環境証書は3種類あり、その中で最も流通量が多いものが、非化石証書です。しかし、2021年の11月より前は、小売電気事業者のみしか、購入することが出来ず、需要家はアクセスしにくい状況でした。

ですが、その仕組みが2021年11月に変更されたため、弊社も調達することができるようになったのです。
具体的には、需要家と仲介事業者も購入できる仕組みへの変更されました。

■なぜホールエナジーがやるのか

上記で少し触れましたが、非化石証書取引の仕組みが変わったことで、需要家が直接非化石証書を購入することができるようになりました。
それだけ聞くと、当社が仲介事業者として、調達しなくてもよいのでは？と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、需要家が直接購入するには、いくつかのハードルがあります。

・JEPX（取引所）への会員登録
・入会費、年会費の支払い
・非化石証書取引専用のシステム設定
・必要時期の入札作業　等

私たちは、普段から再エネや電気の用語に触れているため、比較的スムーズに手続きを済ますことができますが、電力を本業にしていない方が、上記の手続きを行うのは至難の業です。

また、実行することができたとしても、「これは本当に正しいのか？」といった不安がついてまわることかと思います。

当社は、普段再エネコンサルティングを行っている立場です。

・証書を調達することで、どんな効果があるのか
・どこの機関への報告には使えるのか　等

自信を持ってサポートさせていただきます。

■どんなケースに有効か

少しだけ、このサービスが生まれるきっかけとなった出来事をお話します。
あるお客様から、このようなお言葉を頂きました。
「建物の共同所有者が、再エネに後ろ向きで、再エネ化が進まない。せめて自分たちの所有分だけでも非化石証書が購入できればいいのに…」

「ホールエナジーさんは、非化石証書のサービスを始めないんですか？他の証書の価格が高くて困っています…」

「冬場の電力高騰を受け、新規見積もりを停止している会社が増えてきた。このままでは、再エネメニューの見積もりも取得できず、再エネ化がストップしてしまう…」

実は、当社としては、非化石証書サービスを始めるか迷っていたことがあります。

しかし、普段からお付き合いのあるお客様から、数々のお言葉を頂き、サービス開始に踏み切ることとしました。

タイトルの「どんなケースに有効か」ですが、上に書いたお客様のお言葉そのものです。

部分的な導入や、電力会社の見積もり停止にも対応できる。
それが、当社が扱う非化石証書の購入をオススメするケースです。

■顧客ファーストな価格設定

当社の非化石証書調達サービスは、お客様にとって、非常に優しい価格設定になっていることも魅力です。
これまでの非化石証書は、手数料を従量制に設定している小売電気事業者がほとんどでした。

それはつまり、電気使用量が増えれば増えるほど、値段が膨らむということです。

当社では、非化石証書サービスを検討するメンバーで、お客様にとって、何が一番良いかを考え抜き、価格設定を行っています。

■最後に

この非化石証書サービスは、メンバーが「このサービスをやったほうがいい」と、声を上げたところから、始まりました。
そして、その日にはミーティングを行い、数日後には、サービスが始まることが決定していました。

お客様の声を拾い、すぐにサービスとして、実現する。
このようなスピード感は、ホールエナジーだからこそだと思います。

エネルギー業界は、今世界中から注目されており、変化も早いです。

そんなスピード感のある業界で。ホールエナジーで。一緒に世の中に価値を届ける仲間を待っています！