「メディコムの社員ってどんな仕事してるの?」「そもそも入社の決め手は?」など、なかなか見えてこなかったメディコムの「人」に迫る連載。久しぶりのこの連載に登場していただくのは、物流センターで働く平松さんです。
営業からの転職。派遣で来ていた先での出会い
私は元々、別の会社で営業をしていました。ただある時に転職をしようと思って、とりあえず仕事を探しながら派遣で繋ぐことにしたんです。その時の職場が、まさに今働いている物流センター、いわゆる倉庫でした。メディコムジャパンのエリアはその一角にあるのですが、時々海外からマネージャーの方がいらっしゃっていて。さすが外資系企業だな~と思いましたね、しかも名前が「ジョージ」とか「ウィリアム」とかなんですよ。正直言えば、さぞ欧米っぽい顔立ちの人が出てくると思ったんですが、いざ会ってみたら日本人と言われてもわからないくらいのアジア系の方々。あとに聞けば本社のある香港はかつて英国領だった名残から、そういった名前の方々が多いそうです。
マスク1箱何千円!需要で大きく変わる仕入れ価格に驚愕
話がすっかり逸れましたが、そんな倉庫で働いているうちに、私もメディコムジャパンの一員になる日がやってきました。今入社から5年経ったところなのですが、2年も経たないうちに新型コロナウイルスの波がやってきたので、コロナ禍前後でのギャップはそこまで無いかもしれません。
それと倉庫の仕事の特性上、営業やコールセンターの方々に比べれば波が小さいと言うか、どんなに需要と供給が変わろうと自分のやることは変わらない、といった側面があるように思います。もちろんこの2,3年はモノの出ていく量が段違いではあったのですが…。どちらかと言うと印象的だったのは、2020年の初頭くらい、マスクの値段が段違いに上がった時ですよね。皆さんも1箱何千円もするマスクを見かけたり買ったりされたかもしれないのですが、その当時は仕入れ価格もそれだけ高かったということ。市場での需要が変わることで、値段ってこんなに変わるものなのかち私もかなり驚きました。
読めないサイズ感と戦いながら、物流を司るキーマンとなる
この仕事の難しいことって何だろうなと最近考えたのですが、必要な人手を確保して安定稼働させることと、もう一つ、特にメディコムに関しては自動化が難しいなということを切に感じています。取り扱う物のサイズがとにかく幅広いんです。例えば衣料品の通信販売などを考えてもらうとわかりやすいのですが、発送するもののサイズってだいたい読めると思います。1着はこのくらいのサイズ感で、一注文あたり何着くらいが多いから、これくらいの箱を用意しておけばいいだろうとか。でもメディコムの場合って、マスク1箱もあれば段ボール何十箱なんてこともあるんです。だからどうしても人の手、人の判断にならざるを得なくて、そこが一番の壁だと感じています。
必ずしもうまくいくことばかりではありませんが、それでもこうやって同じ現場を任せ続けてもらえることは有難いこと。売り上げ増に伴って倉庫のキャパシティも限界が近づいていますから、そこをどうするかも含めて、きちんと未来を見据えながら仕事をしていきたいなと思っています!