先月、茨城県行方市にて青山学院大学中邨ゼミの学生達によるビジネスコンテストが行われました。今回のテーマは、「観光戦略」です。実際に地域でのフィールドワークを行い、学生を6つのチームに分け、最後に地域の特色を活かしたプランの発表を実施しました。
目次
- 学生による観光戦略プラン
- 鈴木市長による総評
- 官民学による連携の必要性
1.学生による観光戦略プラン
それでは、各チームのプラン名をご紹介します。どのチームも行方市の魅力を最大化させるためにはどうすればよいのか知恵を出し合っていました。
①小学生遠足 ②ポテきっぷ ③成功ケース研究
④生涯教育 ⑤廃校活用 ⑥SNS活用
例えば、①では自然豊かな行方市を一度堪能してもらい、再び足を運んでもらえるような機会づくりを目的としています。野菜を自らの手で収穫し、友人らと調理し、美味しく食べるといった体験型観光です。東京などの都市圏からも車でのアクセスが可能であるので、自然体験を気軽に行える地域は非常に魅力的です。
②や⑥では若者目線の意見が出ていました。SNSを頻繁に利用する若者をターゲットにしたインフルエンサーマーケティングや炎上商法がプロモーションの一つとして挙げられていて、自分では思いつかなかった手法だったので驚きました。(笑)
2.鈴木市長による総評
「非常に面白い視点から練られたプランを聞けて良かったです。また、この段階から費用対効果などの細かい部分についても検討していることに感動しました。今後はSDGsや持続可能性といった視点を取り入れた新たな提案が出てくることに期待しています。」
この他、審査員の方々からも以下のご意見をいただきました。
- 自分では思いもよらない斬新なアイデアを聞けて、初心に戻れました。
- 時代によって当たり前は変化していくことを身を持って感じました。
- 非常にワクワクしました。今後は行政側とも協議しながら提案したプランに磨きをかけることが必要だと感じました。
3.官民学による連携の必要性
今回の場合、官民学はこのようになります。
官:茨城県行方市 民:株式会社GAROO 学:青山学院大学
地域の課題を把握・理解しているモノ、その地域の課題を分析・検討し解決策を創出するモノ、実際に解決策を動かして実現可能性を判断し磨くモノ。
正解のない地方創生は、このような様々な人や組織の知恵や工夫が一つになることで成り立つと思います。
今後、官民学の連携は地方創生を行っていくうえで欠かすことのできない役割を担うと信じています。
全員でご当地名物のナマズバーガーと鯉バーガーを食べました!
ごちそうさまでした!!!