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Report|例えるなら日本のラピュタ-北海道室蘭市-

先日、青山学院Hicon代表の玉木教授が室蘭市出身というご縁もあり、メンバー数人で室蘭市のテレワーク移住等推進補助金を活用させていただき、2泊3日でワーケーションの実証実験と室蘭市様との意見交換に行ってきました。

目次

  1. 室蘭市の概要
  2. まちの課題
  3. GAROOが考える室蘭市の未来

1. 室蘭市の概要

北海道室蘭市は、北海道有数の重工業地帯でありながら広大な自然にも恵まれている地域です。この工業群と自然のコラボレーションは、『天空の城ラピュタ』の世界観を彷彿させるさせるものでした。

街は、大きく旧市街(室蘭)新市街(東室蘭)大学エリア(室蘭工業大学)の3つに区分することができ、それぞれのエリアごとの面白さがあるのも室蘭市ならではの特色です。

また、室蘭市には街が生んだソウルフードである「室蘭やきとり」・「室蘭カレーラーメン」・「ウズラソフト」があり、地域外から訪れる人達の目的の1つにもなるほど、魅力的なご当地グルメとして存在しています。

この他にも、域外からの誘致に関してはワーケーションの補助金を整備するなど、外部人材との連携にも前向きに取り組んでいる点も非常に特徴的です。

2. まちの課題

多くの魅力が詰まっている室蘭市ではありますが、今回の市内視察や室蘭市様との意見交換をする中で浮き彫りになった課題が大きく2つありました。

①旧市街地の地盤沈下
②20代の若者世代の転出率増加

この2つは、短期間での抽出した課題であるため、より深く正確なリサーチが必要になります。今後も、室蘭市様との協議を継続していき、最適な解決策を導入できればと思っています。

3.GAROOが考える室蘭市の未来

室蘭市のまちづくりを勝手に妄想してみました。

室蘭駅と東室蘭駅は、白鳥大橋によって湾を中心に環状を形成しています。その環状を若者が活発に往来することを、まちづくりの基本にした場合、現行の室蘭市内の学校を全て移転の対象とし、環状に教室を分散的に配置し、電動キックポード等で若者が自由に往来できる環境を整備します。

これにより学生同士や、学生と地域住民が日常的に交流する環境を形成されると推定できます。また、その事が最大の観光コンテンツになり、登別、洞爺湖に比類する訪問動機になるのではないでしょうか。

移転を伴う妄想ですのでそう簡単にはいきませんが、人が集まり知恵を出し合えば、なかなか良い案が生まれてくるものです。

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