今回は、株式会社テックオーシャンの執行役員 市場開発部 マネージャーの佐藤 拓弥さんに、入社までの経緯や、現在の仕事内容についてお聞きしました!
佐藤 拓弥(執行役員 市場開発部 マネージャー)
大学を卒業後、2015年、新卒でキーエンスグループである株式会社イプロスに入社。約7年間で、法人営業・プレイングマネージャー・営業部東日本営業統括マネージャーを経験し、営業部の組織作りに従事した。その後、株式会社Magic Momentでのセールス経験を経て、2021年12月にテックオーシャンへ入社。入社後は、市場開発部の責任者として組織全体の管掌を行う。
学生時代のことについて教えてください。
高校からラグビーを経験していましたが、大学入学後は続けず、学生生活を満喫しました。居酒屋でのアルバイトや、サークル立ち上げをしてイベントを企画したりしていて、様々な経験から”ビジネス”をすることの面白さに気づきました。自分には営業適性があると思い、就活時代は営業職に就くことを考えていました。
当時Twitterで15卒の就活情報を調べていたところ、イプロスを発見しました。決め手は、キーエンスグループということで高い営業力が身につくということ、高い報酬、ベンチャースピリッツが得られること、人が良いという点に惚れました。軸にしていたところがすべて叶ったのが結果的にイプロスでした。
佐藤さんがイプロスに入社する前から、取締役東との出会いがあったのですね。
当時は東さんが新卒採用担当になった初年度でした。適性テストなどあまり自分に自信がなかったのですが、私のことをすごく気にかけていたみたいで、選考通過の際は、東さんからすぐに連絡がきました。私にとって人生の分岐点は東さんと出会ったことでした。
※取締役COO 東(あずま)についてはこちらから(https://recruit.techocean.co.jp/?p=175)
イプロスでは順調なキャリアを築いてきていると思いますが、どのような苦労がありましたか。
1年目はとても苦労したんです。9月、10月くらいまで全く成果が出ず、同期の中でも一番できない状況で、ボロボロでした…。そのときちょうど結婚し、妻と第一子がいたので、活躍できなければ家族を支えられないと危機感を持っていました。
そこから、言われたことを全部素直にやって、ひたすら人のノウハウを真似しました。誰よりも量をこなした自信があります。その結果、1年目の下期でトップ、全社でもトップの成果を上げることができました。当時の社長は、特別扱いしない人だったのですが、私のために社長賞を作っていただき、表彰をしていただいたときは感慨深いものがあり本当に嬉しかったです。それが自信になりました。
うまくいかないときに、まず量をこなすって意外とできないので、それが実行できたことで次のステップに進むことができたのだと振り返ります。
当時、つらい状況の中でも「原動力」となったものは何ですか。
理想と現実の差を埋めて、常にトップに立とうという強い想いですね。
学生時代はラグビーをやってましたが、特にトッププレイヤーではなく普通で悔しさがありました。社会人になるときに、さすがに仕事ではNo.1を取りたいという思いがあったんですよね。あと、仕事を「自分事化」できなければ、継続したり行動量を増やしたりできないと思うんです。ですので、誰かがやってくれるではなく「自分事化」を意識しています。
イプロスから転職しようと思った経緯は何でしたか。
当時はベンチャーというより既に大手のようなカルチャーで、制約などもいくつかありながら仕事をしていました。プレイヤーだったときは成長できたのですが、東日本統括になって、最初はよかったのですが、二年目くらいから成長実感が得にくくなりました。30歳くらいになるとみんな自分は今後どうしたいか考えると思うのですが、自分は1から何かを作り上げたり影響範囲を広げたりしたくて、コンフォートゾーンを抜け出すために、プレイヤーでもいいから周囲のレベルが高いところに行きたいと思いました。
テックオーシャンに入社を決めた理由を教えてください。
別の会社にいるときから、長井さんや東さんから定期的にメッセージはいただいていました。在籍していた二社目がいろいろ大変で辞めようとしていた時に、ちょうど東さんから、「上場を目指していて、営業がこういう状態で、佐藤さんの力を貸してほしい」みたいな話があったんです。自分の会社を上場させるという考えが選択肢になかったのですが、もしうまくいったら自分の成長とか、大きな成果を出したいという想いが前々からあるので、これは一回飛び込んでいいんじゃないかと思いました。
現在担当している仕事と、その中で感じる「おもつらい」経験を教えてください。
「おもつらい」とは…「面白い・つらい」を組み合わせた造語。どちらかに傾倒することなく、少し負荷をかけて頑張ることで、人は成長していくことから、社内では特に浸透している言葉である。
現在は事業責任者として、マーケティング・セールス組織の強化とグロース、そして会社作り(事業戦略作成など)を担当しています。テックオーシャンへ入社した当初は、本当に”カオス”でした。営業のレベルもまだまだ未熟、組織としての営業の型もなく、ツールの活用方法も間違っていました。何もかも変えなきゃいけず、経営陣・メンバーに理解してもらうために、自分の熱意を伝え、その状態から、約1年かけて1人当たりの売上を大きく引き上げることができました。
当時はつらかったのですが、振り返った時に、1年で変化がいくつも見られ、 みんなが前向きに楽しくやっていて、自分もレベル上がったなと実感しています。新しく入ってきた人がすぐに順応し、実績にも繋がったので、経営層から感謝されました。
日々の仕事の中で、やりがいを感じるのはどんな時ですか?
組織として大きくなっても、メンバー内で考えて新しい改善ができていると思った時です。
マネジメント範囲が広がり過ぎているので、各メンバーにも積極的に権限を渡しています。彼らが自分たちで考えて、良くするために改善するという、昔の自分がやってたようなことが徐々にメンバーの中でも意識が垣間見えてきた時に、そのように感じます。
今も、ある意味”カオス”ですが、組織らしく整ってきている状態を見るとすごく嬉しいです。仕事をしていると常に新しい課題に直面するんですよね。課題を解決したら次の課題が現れて、この繰り返しですが、自分たちで考え解決できると組織は強くなっていきますね。
新しくこれから入ってこられる方に対して求める素養はどんなことですか。
1つは、「自分事化」できるかというところ。もう1つは、「お客様や仲間に対して、本気で向き合えるか」です。
自分が良ければ全ていいという考えではテックオーシャンにはマッチしないと思います。 相手に対してこうしたい!とか、みんなのために頑張りたい!という強い想いを持ってる人だったら、現メンバーとも相性はいいですし、素直でいい人と仕事がしたいですね。
テックオーシャンの考え方、価値観みたいなところで、 好きな部分がありましたら教えてください。
「出会いの方程式を変える」は特に意識しています。
学生・求職者と企業のマッチングの最大化をさせるためには、今の日本の採用手法にはペインがたくさんあるので、テックオファーなどのプロダクトを通じて、採用の方程式自体を変える、そのリーディングカンパニーになり、構造を変えていきたいという会話がメンバー内でも出ていることは、すごく良いことだと思います。
あとは、 課題解決にコミットするみたいなところもバリューにありますが、ここも好きです。対顧客や社内に本気で向き合うっていうことが、結果としてステークホルダーの喜び、市場に対しての影響に繋がってきますので、 今後も本気で考えてアウトプットしていく気持ちを大切にしていきたいです。
休日の過ごし方やマイブームを教えてください。
野球観戦やキャンプなど、アウトドアな感じで過ごしていたり、お酒を飲みに行くこと、ドライブすることが好きです。
応募者の方へメッセージもお願いします。
今までの自分を本気で変え、楽しくやりがい持って成長したいという方、ぜひテックオーシャンに飛び込んできてください!
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