インタビューvol.3 |　代表取締役CEO　中井 隆平

<プロフィール>
元アメリカンフットボール日本代表キャプテン。大阪選抜、関西選抜を経て関西学院大学に入学2年時にスタメンを獲得するが、スクワットのしすぎて脳血管が萎縮しドクターストップ。その後、フィリピンにて英語修行をし、スタンフォード大学のサマースクールに参加。Design thinking を学び起業の素晴らしさを知り日本に帰国後、ベンチャーでインターンを重ね、一社目を創業メンバーCDOとしてジョイン。1.2億円調達後株式の問題で仲間割れ。その後、夢であった Starworlds Pte. Ltd. を創業。

<インタビュアー>
取締役 COO　根岸 賢伍

ー まずはご自身の長所をお願いします。(笑)

なんやろ。難しいなぁ。(笑)

でも、長所なかったらジブン (インタビュアー COO根岸 のこと) 一緒に起業してないやろ？(笑)
逆に何やと思う？(笑)

人の苦しみを理解できるところと、ビジョンをデザインに落とし込めるところ。

それや！！！(笑)(笑)

ー 次の質問から真面目に答えてください(笑) アメフト日本代表のキャプテンって凄いです。なぜ続けなかったんですか？

怪我です。

高校の頃、アメフト日本代表のキャプテンだったんですが、大学2回生の時スクワットのしすぎで脳血管が切れそうになって倒れたことがあって。

目が覚めたら病院にいて、お医者さんが「アメフト以外にやりたいことはないかい？」って。
もう二度とアメフトができない身体になってしまいました。

続けなかったと言うよりは、続けられなくなってしまったんですよね。

ー その後、スタンフォードでDesign Thinkingを学ぼうと思ったきっかけは何だったんですか？Design Thinkingって何ですか？

怪我の後、しばらくは絶望していましたが、父親から

「ビジネスを学べ」

って言ってもらって、新しい目標をもらったんです。
あとは勢い。スタンフォードの面接官に土下座したらサマースクールに受かりました。
（軽く言ってますがかなり勉強したで笑）

Design thinkingって、いわゆるデザインではなくて、人の問題解決のことなんです。

例えば私たちが行っていることはビジネスですが、
社会の問題に対する解決策のうちの1つがビジネスという感じですかね。
そこに私の哲学とか価値観とかをミックスしたものがStarworlds Pte. Ltd.だと考えています。

ー 何故 Starworlds を創ろうと考えたのですか？ 　

僕は中学生の頃、いじめられた経験があったり、先ほど話したような怪我の経験があったり、他にもここではお話できない死を身近に感じるような挫折経験を幾つもしてきました。
そういう挫折している時期は現実から逃げるためにゲームをしていたんですよね。

特に中高生の時は、僕は親からアルバイトをするように言われていたのですが、「何で好きなゲームをやったり本を読むのではなく、アルバイトしないといけないんだろうなー」といった

「好きなことでお金って稼げないのかなー」
という漠然とした閉鎖感というか、選択肢の少なさのようなものを感じていました。

Design Thinkingを学んだり、様々な会社の役員の方々とお話をする中で、僕が思い描いていた「ゲームで遊んでお金を稼げる」アイデアに気付いたため創ることにしました。

いやあほんまに僕らのサービスで少しでもたくさんの人に希望をくばれたらいいな！

ー 創業期のメンバーになるかもしれない、画面の前の皆様にメッセージ！ 　

”We can live in the world you design”　（自分の想像した世界に住めるんだよ）

僕はこの世の中の矛盾と戦います、所詮この世の中のルール、国、会社も地球以外の全ては人間が想像して作ったモノです。だから、なにしたらあかんとか、どうで居なければいけないとかなくて、それぞれの人が自分の心のままに動けば良いんだと思います。世の中の良いことも悪いこともやってみないと分からないし、ルールは自分で決めれば良い。本当の自由と平和は決められるもんなんかでなくて、それぞれの人の心の中にあると信じています。だからこそ、限界をきめないでほしい。

僕らの会社は世界を変えないし、変えられない、変えようとすると今までの歴史を見るとわかるように、逆に最後は変えられてしまうんですよね。だからこそ、新たな僕らの、僕らの子供世代の世界を創る必要があると思います。本当の自由そして本当の平和を実現できる新たな”誰もが平等な仮想世界”を一緒に創ってみたいなって方がいれば一緒に世の中の矛盾を超えて素敵な世界を創りましょう！

最後になりましたが、あなたが人生で大切にしてることは何ですか？私は人として本気で生きることです。人が人として生きれない世の中なんかいやや。人は生まれながらにしてそれぞれ特別な”なにか”を持っています、その”なにか”のための苦労は絶対にあなたの人生を豊かにします。僕たちとその”なにか”を一緒に見つけて、輝かせて豊かになりましょう。その為の努力は惜しまず謙虚に豊かな人生を送れますように。

そして、この会社と関わらなくても読んでくれた方の人生が少しでも豊かになりますように。

これ10年後に見返した時、良い世界創れてたらいいな。

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