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【エンジニアインタビュー】大手企業からスタートアップに飛び込んだ理由とは?

「テクノロジーの力で、不動産業界をもっとシンプル&スマートに」をコンセプトとする不動産テック企業・株式会社Red Frasco。急速な成長を遂げる同社には、そのスタイルやビジョンに共鳴する仲間がどんどん集まっています。

本シリーズでは、そんなRed Frascoの新たな仲間をご紹介。キャリアや転職を決めた理由、仕事の内容やこだわりなどをインタビューします。今回お話を伺ったのは、エンジニアの山田雄翔さんです。


■組織の枠を飛び出ても広く活躍できる人材を目指し、転職を決意

――Red Frasco入社以前のキャリアを教えてください。

大学卒業後、エンジニアとして固定資産管理パッケージの開発会社に入社し、システム開発や運用を経験しました。

その後、株式会社KDDIウェブコミュニケーションズに転職。セールスエンジニアやソリューションアーキテクトのような役割を担い、営業に同行して顧客に製品の提案を行ったり、セミナーに登壇したりして販売に貢献してきました。そして2019年には、最年少で開発部のマネージャーに就任。複数のプロジェクトの管理やメンバーのフォローをしつつ、チーム全体のマネジメントを2年半ほどやってきました。


――最年少でひとつの部署を任されるなど会社からの期待は大きかったと思いますが、なぜ転職したのですか?

前の会社は大手企業のグループ会社で、安定していて働きやすかったですし、業務内容もやりがいがありました。しかし、ハングリー精神が強く求められなかったり、社内外との調整の関係でスピーディーに仕事を進めるのが難しかったりという面もあり、物足りなさも感じていて。

そこで、自分は今後どうなりたいかを考え、「もっと視野を広げ、スキルを磨き、組織の枠を飛び出ても通用する人材になりたい」という答えに至りました。

とはいえ、いきなり転職するというよりは周りを見てみたいという気持ちがあり、まずは環境を変えるべく、副業を始めることに。そして、副業希望で転職エージェントに登録したところ、Red Frascoから声がかかったんです。


――今年(2021年)5月には正社員としてRed Frascoに参画されていますが、その経緯を教えてください。

副業希望で選考に臨んだものの、面接を受けるなかで「Red Frascoで働きたい」と思うようになったんですよね。一次面接で心が揺れ、最終面接で転職を決断し、その日のうちに前の職場に退職の意向を伝えました。

Red Frascoに惹かれた理由は、大きくふたつ。ひとつは、一次面接の面接官だったCTO吉田さんの頭の回転が非常に速く、やりとりが心地よかったことです。

実は、エージェントから私が副業を希望しているという情報が伝わっていないことが面接の場で発覚したのですが、吉田さんはあっさり「わかりました。念のため社内で確認しますが、副業の方向で進められれば」と。意思決定の速さにびっくりしましたね。最終面接が設定されたのもその2日後で。社内での検討に時間がかかると思っていたので、組織としての決断スピードに重ねて驚かされました。

もうひとつは、最終面接で垣間見た会社のスタイル。面接では業績のデータを見せてもらったのですが、数字のインパクトはもちろん、詳細な分析を行い、いつでも提示できる状態になっていることに感銘を受けました。また、マーケティングやデータ、開発のスペシャリストが集まって、ワンストップでクライアントの課題解決を行う体制を確立し、たった一年で実績を出せていることも衝撃でしたね。


■段違いのスピードでアイデアが形になる新鮮さに心躍る毎日

――現在の業務内容を教えてください。

クライアントのポータルサイトのグロース支援を行っています。具体的には、既存のシステムの磨き込みと、より迅速に効果的な改善を実現するためのAWSへの移行作業ですね。

直近での成果を挙げると、検索エンジンでの表示順位を上げるのに寄与するサイトマップ機能をリリースしたり、システム上に不具合が生じていないかを即検知する監視周りの仕組みを構築・運用したりしています。

仕事は数人のチームで進めています。その構造はフラットで、トップにCTOの吉田さんがいて、あとは同じラインに複数人のエンジニアがいる形です。マネージャーのような役職はなく、現場で動くメンバーとCTOの2段階のみ。縦割りでないところも、Red Frascoらしいスタイルだなと感じています。


――仕事の醍醐味や楽しさを感じるのはどんなときですか?

やはり、スピーディーに仕事を進められるときですね。前職ではグループ企業としてチェックなどの工程があり、ひとつの機能をリリースするまでに数ヶ月かかることもザラにありましたが、Red Frascoでは1日に3回リリースすることも。段違いのスピード感がとても新鮮で、次々にアイデアを実現できることにわくわくしています。

このスピード感が叶う理由は、メンバーの一人ひとりが自分の裁量で仕事を動かせることにあります。指示を待つでも、逐一上司に許可をもらうでもない。非常にやりがいが大きく、のびのびと取り組めていますよ。

それから、役員を含め、メンバー間で気軽にコミュニケーションがとれる風土も下支えになっていると思います。いつでも気軽に声をかけて、雑談のようなやりとりのなかで意見交換したり助言をもらったりできるので、時間をかけずにどんどん先へ進められるんです。


――仕事で心がけていることはありますか?

技術志向ではなく、課題解決志向をもつことです。特にエンジニアは、最先端の技術を学びたい思いが強いゆえに新しい技術を選びがちですが、真に必要なのは課題を解決するのにベストな手段を見極めることなんです。

もちろん、最新の技術を知らないと的確な選定はできないので、知識を蓄えることは必要。でも、いざ選定で軸にすべきは“最も新しいか”ではなく“効率的に確実に成果を出せるか”という点です。手段が目的にならないよう、意識しています。

――5年後の目標を教えてください。

エンジニアがスキルアップできる、また事業の成長に大きく貢献できる開発チームをつくることです。今は、その実現に必要な技術スタックや、チームを構築し、束ねていくために求められるノウハウなどを学ぶ段階。夢を形にできるように積み重ねていきます。


■Red Frascoは“譲れない4つの条件”がすべて叶う場所だった

――山田さんが考えるRed Frascoの魅力を教えてください。

メンバー各人が「この仕事は担当じゃないからできない」などと自分の役割を制限せず、何にでも興味を示して自分の意見を持ち、あらゆる活動に参加していることでしょうか。

例えば採用活動も、職種を問わず全員が参加し、エージェントとの打ち合わせから担当します。このように線引きをしないのは、リーダーやマネージャーを経験し、「枠にとらわれていてはいい仕事はできない」と肌身で感じてきた人が多いからではないかと思います。

それから、“大人のベンチャー”ともいうべき雰囲気も魅力。ベンチャーというと、若い人たちが集まった「世の中を変えてやる!」というテンションの組織をイメージされがちですが、Red Frascoはまったく違って。大手企業で役員やマネージャーを経験し、いわば世の中をわかっている大人が立ち上げたベンチャーなので、考え方が現実的だし落ち着きがあるんです。社内ではこれを“まろみ”と表現しています(笑)。


――最後に、応募者へのメッセージをお願いします。

私が転職を考える際、以下の4つの基準を設けていました。

1:エンジニアとして目指したい人、スペシャリストとして尊敬できる人がいること

2:スピード感がある環境

3:新しい発見や気づきを見つけやすい環境

4:役員と一丸となって働けること

この4つすべてを実現できるのがRed Frascoです。私と同じような希望をもっている方なら絶対に満足できる環境だと、自信をもっておすすめしますよ。


■Red Frascoのココが好き!

定時後はフリーアルコールになること。誰かがビールの缶を開ける音が号令となり、お酒好きなメンバーはアルコールを楽しんでいます。日本の主要メーカーの製品からIPAまで、種類が豊富でうれしいです!


<プロフィール>

山田 雄翔

大学卒業後、エンジニアとして固定資産パッケージ開発会社に就職。新システムの開発や運用業務に従事する。2015年に株式会社KDDIウェブコミュニケーションズに入社。アプリケーションエンジニア、Twilioソリューションアーキテクト/セールスエンジニアを経て、2019年には最年少で開発部署のゼネラルマネージャーに就任。2021年5月、Red Frascoにエンジニアとして参画。

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