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【座談会後編】アフターセールス部の若手4人に話を聞きました!

今回はアフターセールス部の若手座談会の後編をお届けします!

(前編はこちらからどうぞ)

Q: 仕事で苦労したことは?

村田:私の場合は、入社3か月くらいから業務量がいきなり0から100位になった(笑)。 自分で見積もりの構成や過去の案件経緯を理解していきながら始めたので、慣れるのに苦労しました。

鈴木:記録されている資料が整理されていない。株主が3回変化したという会社の変遷上、細かいシステムが拠点によって分かれているのも大変ですね。ちょうど今、全世界共通のERPシステムの導入を計画しています。最初のデーター移行は大変だと思いますが、ひとつにシステムがまとまり、今の苦労は解消されると期待しています。

村田:私たちはプラント設備のメンテナンスに関する営業なので、過去いつどのように部品を交換したのかの記録が重要です。ですがその記録が統一化されておらず、過去の経緯を深堀・整理して、ようやく見積もり作成にとりかかれるという事が結構ありました。大分今は整理されてきてますが、今いるメンバーは結構苦労したのではないかと思います。

門脇:私は入社したてでまだ慣れていないので、仕事の回し方や振り分け方が難しい所があります。

Q: 仕事のやりがいは?

杉村:自分の担当する仕事を上手く回せることができたり、お客様との関係性を構築できたときにやりがいを感じます。

門脇:お客様のプラントで実際に動いている電解槽や部品を見ると、自分の扱っている製品はこういうものなんだっていうのを実感できます。実際に見ることで、仕事や製品に関する理解が深まると思う。

鈴木:輸出規制されていた部品の許可をもらうために、一人で関係省庁と半年かけて何度もやりとりをして、最終的に規制が解除されたときは嬉しかったです。

村田:価格のネゴが一回では決まらないこともあるのですが、交渉を重ねて最終的に合意できた時です。最近では、海外出張が解禁されて直接お客様に会いに行ったり、電解プラントを見せてもらえるのが楽しいです。

Q: どんな人がアフターセールス部に向いている?

杉村:問題を抱え込まない人。この会社は、困っている人がいたら誰か助けてくれるので、自分の言葉で問題を話せる人がよいです。英語力や技術的な知識は、入ればどうにかやっていけます。

村田:英語はメールの読み書きが多いです。海外拠点との定例会や、社内関係者が集まって話す場面では、英語で会話します。

鈴木:私は、英語を話すのは週1回程度です。社内には外国人が多いので、社内打合せでも話す機会はあります。あとマルチタスクができる人が向いている。

村田:事務作業が苦手じゃない人がよいと思います。特に採算表とか見積もりはかなり細かい作業なんです。高度なエクセル計算とかは求められてないけど、地道な作業が嫌な人は向かないかも。私たちの部署は過去の経緯を色々整理しながら進めていかなければいけません。営業は、お客様との打合せがメインというイメージを持っているとギャップが大きいと思います。

門脇:自分が分からない事を整理できなくて、その後爆発してしまう人は難しい。また、複数の案件を並行して進めることもあるので、自分の状況をきちんと整理して、優先順位をつけたり先読みする能力が必要ですね。

鈴木:中長期的な利益やお客様と社内の関係を思い量れる穏やかな人がよいと思う。何十年も運転する機械のメンテナンスやスペアパーツを販売している部署のため、短期的な利益のために社内外で強引にふるまうと、その瞬間を突破できても長期的にうまく進まなくなるので。

杉村:新規営業はガツガツしている人が向いているけど(笑)、私たちアフターセールス営業は、仕事的にガツガツ行ってどうかなるっていう仕事でもない。それよりも調整力の方が大事。やりたいことを合理的に説明できればやらせてくれる環境なので、物怖じせずに主張できる人に入ってきてほしいですね。今後は業務の効率化やグリーン水素プラントのアフターセールスとか、今までにない仕事がたくさん出てくると思います。新しく入ってくれた人もやることはいっぱいあるし、自分の能力を発揮するチャンスは山のように転がっていますよ!

Q: 部内の雰囲気は?

村田:部署は穏やかなイメージ。激しい人はいないです。

鈴木:基本的に全部ひとりで進められるけど、分からないところがあれば部署の人に聞いたら丁寧に教えてくれる。

村田:部署内で2か月に1回位、都内を走ったりしてチーム間の交流もあります。

Q: 当社は外資系ですが、入社前後でギャップはありましたか?

杉村:外資系は個人主義のイメージでしたが、当社はチームワークを大事にする社風だと感じました。みんな優しい。悪く言えば、旗振り役が少ないと思う。

門脇:成果が悪ければクビになるイメージがありましたが(笑)、信賞必罰的に数字に対してシビアではないと思いました。あと意外と自分に近い年齢の中途入社組が結構いるので仕事しやすい。

鈴木:事業が安定しているので、無理なノルマの様なかたちで数字的なプレッシャーをかけられることはないです。将来的なビジネスの柱も築いているし、今後何十年と続いていく会社だと思う。

村田:外資系は、個人主義でギスギスしているイメージだったけどそんなことは無かった。外資系だから怖いっていう人もいると思うけど、そこは心配しなくていいかな。国内・外資のいいところがある。あまりギャップは感じなかったです。

Q: ティッセンクルップ・ニューセラの魅力は?

鈴木:コアタイム無しのフルフレックス制度がとてもよいです。遅く来ても早く帰っても、規定時間働いていれば何も言われない。

杉村:私は夜に海外拠点とのミーティングがあって、遅くまで会社にいたくないときにはテレワークします。

門脇:私の家は、窓から光がはいってこなくて圧迫感があるので(笑)、会社の方が集中できる。

鈴木:ティッセンクルップ・ニューセラは、個人の働き方を尊重してくれる思う。

Q: 今後のキャリアはどのように考えていますか?

杉村:今後世代交代していく中で、リーダーとして新しいビジネスの立ち上げや業務軽減の旗振り役をやっていかなければと思っています。やることはいっぱいあります。

門脇:お客様からの問い合わせに一人で対応できる様商品知識を身に着けたいです。長期的には、今の仕事に慣れたら他部署の業務の理解も深めながら視野を広げていきたいです。業務の流れは1-2年で何とか分かってくると思うけど、電解槽の知識を得るには相当時間がかかると思う。

村田:長年経験がある上司ですら電解槽シリーズの仕様の違いとか、未だに初めて知ることが毎日あると言っていました(笑)。 社内ルールも理解できるようになるには時間がかかりそう。会議招集で誰を呼ぶか未だに悩むこともあります。国内・海外でもやり方が違うし、長く経験を積んでいくことで、得られる知識や発見があると思う。

鈴木:村田さんが言っている暗黙知を明文化、ITツールを導入するなど業務の軽減につながることに関わりたいです。中期的には、異動する機会があれば商務部で契約の勉強をさらに積み、商務条件について知識豊富な営業になりたいです。

村田:今部内で過去の経緯の整理をやり始めていて、今後綺麗に整理していきたい。また将来的には、営業はアフターセールスだけではなく、新規営業などいろいろな仕事があるので、幅広く関わっていきたいと思っています。

最後まで読んで頂きありがとうございました!



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