こんにちは!W.H広報部です!やっと涼しくなってきたような気がしていたのですがまだ多少の暑さは残りますね・・・(^^; みなさまいかがお過ごしでしょうか?
今回は私たちの会社で働くメンバーのお仕事について投稿 !
今回選ばれたのは、リフォームアドバイザーであり三児の母でもある川合さん!リフォームアドバイザーって普段何をしているの?今回はインタビュー形式でお届け(^^♪
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「W.Hの中での川合さんの役割について教えて下さい。」
買取再販の営業担当の方と一緒にリフォーム内容を考えたり、アドバイスをするアドバイザーという役割にあたります。その他に、自社オリジナルリフォームプランの作成、定期的な更新や、新しい内装材などを提案するのも仕事の一つですね。
「担当者がターゲット層などに応じて考えたプランをブラッシュアップする、という認識で合っていますか?」
はい。リフォーム内容のチェックをしながら、必要な図面の作成、素材選び、工事担当者との打合せなどを行ってます。営業担当 (プランナー) と施工管理 (工事担当) との橋渡しとして、プランナーが作りたいものを具体的に形にし、一緒にリフォームの完成を目指していきます。
「インテリアコーディネーターや二級建築士の資格をお持ちの川合さんですが、それぞれの特徴についてお聞きしてもよろしいですか?」
川合:インテリアコーディネーターは、室内空間のデザインの仕事をするうえで持っていると役立つ民間資格の名称で、特に絶対必要なものではないのですが、幅広い知識や経験が必要になってくる仕事なので、持っていると心強いです。二級建築士も資格の名称で、都道府県知事から許可される国家資格です。建物の設計だったり工事監理など色々な業務を行いますが、仕事の幅に制限があり、構造は問わないものの戸建住宅ほどの小規模な設計がメインです。
「他にも『木造耐震診断資格者講習』を受講されているそうで、あまり聞きなれないのでイメージがふわっとしているのですが、どのようなことを学ぶ講座なのか、また実務ではどのように活かされているのでしょう?」
うちで取り扱う物件のほとんどが木造戸建は築20年くらいの新耐震のものが多いのですが、新耐震導入後の1981 年~ 2000 年の期間はグレーゾーンと呼ばれ、新耐震でありながら性能が基準値に十分に達していない物件が多いと言われています。早い段階で耐震に関わる問題に気づくことができれば、住み始めてから大きな問題になることを避けられるのではと考えます。近いうちに大きな地震が起こるかもしれないと言われている今、築年数にもよりますが、新耐震=必ずしも安心ではないという事を今後も社内で伝えていけたらと考えています。
「最近新しいCAD (※1) を導入されていましたが、使用感はいかがですか?業務を行うえでどのようなメリットが得られましたか?」
新しく導入したCADは、動作が全体的にスピーディーになりました。間取りの入力が速くなったのと、間取りを取込んだと同時に3Dパース (※2)が立ち上がるという便利なものです。必要に応じて立面や断面なども自動作成される機能もあるんですよ。今後 物件数が増えてもスピーディーな対応が可能になると予想されます。メリットとしてはやはり、3D図面を見ながらプランナーや施工管理と打合せができるようなったことで、それぞれが素早く判断でき、以前よりスムーズなやりとりが可能になったという事ですね。
「従来のCADから切り替えようと思った理由はどのようなものでしょう?」
これまで使用していたAutoCADは、色々な業界で広く使用されているものなのですが、作図に比較的時間がかかるのと、3Dパースの作成機能自体は搭載されているものの 使いこなすのが容易ではなく、3Dパースを作るとなると手間も時間もかかってしまうんですよね。営業担当にプランを提案する際に、別途で資料や図面が必要で、内容を伝えにくいという弱点がありました。ちょうどサブスクリプションの期限が切れるタイミングで切り替えようと思いました。
「サブスク制だったんですね。確かに 立体のイメージを平面のみで伝えるのはなかなか難しいイメージです。そして完成形を最初の段階でイメージしやすいですね!さきほど『プランナーと施工管理の橋渡し』と仰っていましたが、営業・施工管理・アドバイザー間のやり取りがスムーズにきれば、結果的に工事工程もスムーズに進行しますし大きなメリットであると言えますね。
まだ機能の一部しか使用できていないので、ウォークスルー(※3)など色々と試してみたいです。フライスルー(※4)という機能もあるみたいで、ちょっと気になります…(笑) また、物件によっては室内パースを広告に使用することもあると思います。
「川合さんはプランをデザインする際に、どのようなイメージを浮かべてデザインをしていますか?」
私がプランをデザイン・提案する際には、住む人が実際に朝から晩まで過ごす様子を想像します。動線がスムーズかどうか、通路の幅、収納の数、照明の種類やスイッチの位置、内装の色合いなど…細かな点まで様々なチェックをします。
「家のデザインにも流行はあるのでしょうか?またそれらを自社プランに取り入れたりすることも?」
はい。インテリア業界にも、毎年トレンドの色や素材があります。トレンドを取り入れたり、少し尖ったデザインにチャレンジして新たなニーズを開拓することも大切ですが、いつの時代も万人に好まれるベーシックな内装デザインを提案しています。
―――情勢によって、需要にも変化があるそう。
トレンドとは違いますが、例えばコロナ禍の今、リモートワークの事例が増えたため、リビングは広めで個室は多い方が良いとか、買物の回数が減り食糧品のストックが増えたから大きい収納が必要とか。常にその時代の需要に合った間取りや設備などの利便性を意識してます。
「建築士やリフォームアドバイザーに向いている人はどんな人でしょう?」
建築やインテリアデザインがとにかく好きな人。常に新しい事、幅広い事に興味を持てる人ですね」
「最後に 家事、育児、お仕事と日々忙しくされていらっしゃる川合さんですが、ご自身の働き方について教えて頂いてもよろしいですか?」
元はパート社員で10時~16時で週3日の勤務でしたが、今年の春から正社員に切り替えました。 10時~16時の勤務時間には変わりません。保育園や学童の送り迎えの時間や、子供が体調不良の日はリモートで勤務させて頂くなど、家庭の事情を考慮して頂き、たいへんありがたく思っています。
「川合さん今日は、貴重なお時間を頂き、ありがとございました! 川合さんのお仕事について実はあまりよく知らなかったので、非常に勉強になりました!」
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※1 建築や機械などの設計をコンピューターで行うためのソフト
※2 建物を立体的な絵にしたもの 完成予想図。
※3 図面で描いたものを現実に近い視点で見る事が出来るシュミレーション機能
※4 図面で書いたものをまるで飛んでいるように見下ろすことが出来るシュミレーション機能