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もっと「おもしろい世の中」にしたくない? LuaaZ創業者&COOが語る事業への想い

YouTubeを中心とした「Z世代マーケティング」を得意とする株式会社LuaaZ(ルアーズ)。
「コンテンツの力でZ世代から世の中を変える」というビジョンのもと、YouTubeやTikTokといった動画SNSを中心に、IP(※)の構築から育成・拡大、コンテンツの企画提供、プロデュース、SNSの運用代行までを手がけています。


今回、LuaaZ創業者で代表の「りる」こと室松良柾と、COOを務める福山和甫にインタビューを実施しました。Luaazの事業内容や目指す世界観、一緒に働きたいと思う人について、2人の想いや考えをたっぷりと話してもらいました。


※IPとは:知的財産を意味する「Intellectual Property」の略語。著作権や特許権、商標権が発生するような、知的財産として価値を持つもののこと。アニメやゲーム、小説、映画などのコンテンツ自体と、そこに登場するキャラクターなどがIPの代表例。



「企画力」を武器に、人気IP・コンテンツを生み出すプロ集団

——改めて、LuaaZの事業内容を教えてください。

福山:弊社は、YouTubeやTikTokといった動画投稿のSNSを起点に、さまざまなコンテンツやIPをプロデュースしている会社です。大手企業を中心としたクライアントのPR活動を支援し、「共同開発」の形でコンテンツの企画立案やプロデュースを行いながら、弊社独自のコンテンツやIPを企画し、運営するという事業も手がけています。


——LuaaZでは、「ばんばんざい」や「ひみつ基地。」といった人気YouTuberのマネジメントも行っています。YouTuber事務所との違いは、どのような点にあるのですか?

福山:ざっくりと説明すれば、事業の根幹にあるものが“人”か“企画”かという点で大きな違いがあります。YouTuber事務所の場合は、一芸に秀でていたり、キャラクターが立っていたりするYouTuberのマネジメントを主力事業としているところが多いですが、弊社は社内の多様なメンバーが持つ企画力を武器に、コンテンツやIP、SNSアカウントそのものをプロデュースする事業を主軸としています。


弊社にこれまで蓄積されてきたノウハウを活かせば、全くの白紙の状態からコンセプトを立て、多くのZ世代に支持される人気YouTuberを生み出すことが可能です。あるいは、YouTubeで配信する番組を企画し、それを人気コンテンツへと成長させていくこともできると思います。IPやコンテンツをゼロからつくり、多くのファンに支持される人気IP・コンテンツへと育てていくことができる点は、弊社ならではの特徴であり、強みであると考えています。


コンテンツの力でZ世代を動かし、世の中をよりおもしろく変える

——事業を通じてつくりたい世界観を教えてください。

りる:僕らが目指すのは、シンプルに言えば、「コンテンツの力でZ世代から世の中を変える」ということです。多くのZ世代に支持されるコンテンツやIPを生み出せば、Z世代が動きます。Z世代が行動することで生まれた影響力を幅広い世代に波及させれば、現在の世の中にはびこっている様々な固定観念やしがらみを壊せるかもしれません。コンテンツの力を通じて、この世の中を今よりもおもしろく、より良いものにしていきたい。そんな想いが、LuaaZの事業の背景にあります。


——Z世代を中心に据えているのは、どうしてですか?

りる:タピオカや鬼滅の刃など、いわゆる「社会現象」を巻き起こしたコンテンツの発信源は、たいていがZ世代だからです。Z世代の中でも、特に新しい物事に敏感な女子高生からコンテンツが流行り始めることが多く、SNSでのシェアを通じて、女子高生と同年代の男子高校生や兄弟の世代、親世代へと、徐々に情報が行き渡っていきます。その結果、コンテンツが大きなトレンドになっていく。社会現象の発生には、そんな構図があるんです。


こうした社会現象は、これまではあくまでも自然に発生するもので、コンテンツを生み出す側では特にコントロールができないというのが通念でした。でも、僕らは企画力と動画SNSの影響力を組み合わせれば、社会現象も意図して生み出せるんじゃないかと思っています。

実際、僕らの取り組みの中から、社会現象に近いトレンドも生まれているんですよ。例えば、Z世代を中心に人気を集めている「ばんばんざい」「コムドット」は新世代YouTuberと言われていますが、その括りの原型となるものを仕掛けたのは、実は僕たちで。


——そうだったんですか?!

りる:そうなんですよ。以前、僕らが中心となって、ばんばんざいやコムドットなどファン層の被るYouTuberをコラボレーションさせたことがあるのですが、それがきっかけで新世代YouTuberという枠組みが世の中に広がっていきました。


——YouTubeの領域では、すでに新しいトレンドをつくり出した実績があるのですね。でも、りるさんが先ほどおっしゃっていたビジョンを実現するためには、既存業界を変革することも必要です。かなり険しい道のりであるように感じます。

りる:たしかに、既存業界の中でゲームチェンジを起こすのは大変なことです。個人でやろうとしたら、途方もない時間がかかります。だから僕は、LuaaZという会社を立ち上げたんです。LuaaZという箱をつくって、そこに人を集めて、関わってくださる全ての人を巻き込んで世の中を変えていけばいいので。


僕は、コンテンツの力を使えば、既存業界を変えることも、世の中に散らばっている固定観念をなくすことも実現できると信じています。というのも、サッカーに限って言えば、業界に新しい枠組みをつくることに成功しているからです。


僕らは、2021年にサッカー系YouTuberを集めた「WINNER'S」というサッカーチームをつくりました。このチームの立ち上げには、サッカーゲームをつくっているKONAMIさんにも協力していただいて。結果として、Z世代に大きな人気が出て、今では子ども向けサッカーイベントに出演するYouTuberがいたり、有名なサッカー選手とコラボした試合を日産スタジアムで行うことができたり、さらにはYouTubeで完結する新しいサッカーリーグ『ReelZ LEAGUE』 をつくって1試合3000名ほどの集客を実現することもできています。


サッカーでは少しずつゲームチェンジを起こすことができていますから、今後はそのやり方を応用しながら、他の業界や市場にも風穴を開けることができるのではないかと思っています。


漫画、アニメ、ゲーム、お菓子etc……各社の権利やしがらみを超えた「夢のコラボ」を実現させたい

——りるさんはなぜ、「世の中を変えたい」と思うようになったのですか?

りる:何か特別なきっかけがあったわけではないんです。日頃の生活の中で感じていた小さな疑問が積み重なって、LuaaZの立ち上げにつながったのだと思います。僕は漫画やアニメ、ゲームが大好きなんですけど、出版社の違うキャラクター同士がほとんどコラボしないのはどうしてなのかとか、大手製菓メーカーのチョコレートがコラボしたら絶対においしい商品が生まれるはずなのに、なんで実現しないんだろうとか、そういうことばかり考えていて(笑) 


僕の好きなものたちを集めた“オールスターズ”なコラボがほとんど実現しないのは、背後で各社の権利やしがらみ、業界ならではの構造が邪魔しているからだと分かったとき、「じゃあ、そのしがらみや既成概念を変えようよ」と純粋に思ったんです。


だって、強い者同士が手を取ったら、絶対に「もっと強いもの」が生まれるじゃないですか。SNSがこれだけ発達した時代なので、強い者同士のコラボは世の中で大きな共感を生み、広がっていくはずです。最近はHIKAKINさんやはじめしゃちょーといった超人気YouTuberたちが手を組むことも珍しくない状態になっているので、動画SNSを使えば、いろいろな業界で強い者同士がタッグを組み、「もっと強いもの」「もっとおもしろいもの」「たくさんの人を感動させたり、ワクワクさせられるもの」が生まれると思います。


そういう“夢のコラボ”をいつか実現させるためにも、僕ら自身がもっと実績を作り、影響力を持てるようになりたい。「御社のコンテンツをこの会社のコンテンツとコラボさせて、こういう社会現象を生み出していきましょうよ」と、説得力を持って言えるようになりたいと思っています。だからこそ、先ほど福山が説明したような2つの方向性から事業を展開しています。


——大手企業とともにコンテンツやIPを開発する事業と、自社IP・コンテンツを開発する事業ですね。

りる:そうです。特に自社IPの開発に関しては、社会現象になった様々なIPと肩を並べられるくらいの人気度・知名度のあるものを生み出していきたいですね。これまでは企業とともにIPやコンテンツを共同開発するほうに注力してきたので、これからは自社IPの開発に注力してやっていくべきだなと感じています。


——自社IPについては、YouTuberやYouTube上のコンテンツに限らず、幅広く企画していくのでしょうか?

りる:そうですね。ゲームやアニメなども含めて、企画していければと思っています。ただ、僕らの強みはやはりSNSにありますし、SNSを使うという部分は今後も軸として持っているつもりです。


ワクワクしたのなら、絶対に動いたほうがいい

——今後、どのような方に入社してほしいですか?

福山:一番は、今のりるの話に深く共感してくださる方ですね。僕らの持つ企画力や影響力をうまく活用しながら、既存業界にゲームチェンジを起こしたり、新しい仕組みをつくったりしたいと本気で想い、それを手がけるだけの実力のある方は、おそらく弊社の中で日々楽しんで仕事をしていただけると思います。


——やはり若い方のほうがマッチしやすいのでしょうか。

福山:いえ、そんなことはありません。ご自身がZ世代でなくとも、既存業界に対して何か疑問や違和感を感じ、「変えたい」「ゼロベースで新しく作り直したい」という気持ちを強く持っている方であれば十分に活躍していただけます。


——採用選考で重視するポイントは、何かありますか?

福山:トレンドに敏感か、トレンドを追うことが好きかという点は面接でもお聞きしています。僕らは常に今の流行を追い続けていますし、僕らのほうからトレンドや社会現象を生み出すためにはどうすればいいかを常に考え続けていますので、気がついたら自然とYouTubeやSNSを見てしまっているという方のほうが業務にマッチするのかなと思います。あと、Z世代は「共感」の世代でもあるため、いろいろなコンテンツを見て自分自身が共感できるというのも、1つ大事な素質かなと思っています。


——今後目指す組織像はありますか?

福山:最高の仕事が集まり、最高の人材が集まる組織を目指していきたいです。YouTubeの運用代行や人気コンテンツの企画は、やろうと思えば個人でもできます。でも、サッカーリーグを新たに立ち上げるといった既存業界に風穴を開けるような取り組みは、会社でしかできないことです。独立できるくらい実力のある方が、組織の力を使ってこそ実現できることに自由に挑戦できる。そんな会社でありたいなと思っています。


りる:社内のメンバーには、何か考えていることがあるのなら、とりあえずやってみてほしいです。できるか分からなくていい。とにかくやってみろ。僕もそういうタイプで。とにかく行動してきた結果、多くのお客様から引き合いをいただけるようになりましたし、多数の人気コンテンツを手がけた実績もつくることができました。もちろん、行動をたくさんする代わりに、大失敗も死ぬほどしてきているんですけど(笑) でもやっぱり、行動してみることは大事だと思います。


——最後に、LuaaZへの応募を検討している方へメッセージをお願いします。

福山:社会の中でさまざまな物事が変わり、「影響力」についても大きな変化が生じていると感じています。これまでは大手企業や国家が大きな影響力を持っていましたが、SNSが発達した現代は、個人の発信が積み重なった“バズ”が影響力を持つようになっています。


僕らは、その部分を科学して、影響力を動かせる企業になりつつあります。現時点で言えば、日本で一番、動画SNSとZ世代マーケティングに強い会社だと自負しています。時代の流れとLuaaZの力を活かして、何か新しい産業や構造をつくっていきたい方がいればぜひ、僕らの仲間になっていただけたら嬉しいです。


りる:僕からは、今思い浮かんだ気持ちを一言だけ。この記事を読んでくださっている皆さん、ワクワクしたいんだったら、絶対に動いたほうがいいです!! シンプルすぎるかもしれないのですが、僕からは以上です(笑)


LuaaZでは、一緒に会社を作ってくれる仲間を募集しています。

記事を読んでワクワクした方、大きな挑戦を仕掛けていきたい方、是非下記の募集からご応募をお待ちしております!

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