なにをやっているのか
生まれて数日のマイクロブタさん@兵庫ファームにて
mipigのサービス概要
2017年に創業し、マイクロブタさんの誕生から、日々の生活に寄り添い、ブタさんの健やかな成長と暮らしをサポートする事業を展開しています。
<事業概要>
●日本初のマイクロブタファーム「mipig farm」を運営(2018年夏スタート)
国内3拠点にて、マイクロブタさんを育てています。
●日本初のマイクロブタカフェ「mipig cafe」を運営(2019年3月スタート)
ブタさんにとって、保育園の役割を果たし、ブタさんが人の社会で生活するにあたり、重要な「社会化」を学んでいます。現在、全国に7店舗(目黒・原宿・大阪・埼玉・福岡・名古屋・京都)
●マイクロブタさんの販売「mipig family」事業(2019年3月スタート)
ブタさんが家族の元へお引渡しをするまでのサポートを行います。
●マイクロブタ専用アプリ「mipig owners」の開発・サポート(2020年3月スタート)
月額8,800円でブタさんの健康管理や飼育相談のほか、mipig foodの注文ができるサービスです。また、飼育情報の発信などを行こない、日々のブタさんの生活をサポートします。
※mipig food:日本初のマイクロブタフードを獣医師監修で大手飼料メーカーと開発しました。
●マイクロブタホテル「mipig owners Tokyo」を運営(2023年2月スタート)
mipig owners 加入者限定で、ブタさんのお預かりを行います。
なぜやるのか
創業者の皆川とマイクロブタさん
「with pig -ブタさんとヒトが幸せに共生できる未来の実現-」というミッションを掲げています。
●mipigについて
創業メンバー・皆川の「日本でマイクロブタさんを飼いたい」という、想いから始まったmipig。イギリスでブタさんと出会い、その知的で愛らしく人懐っこい特徴に魅了されるうちに、日本における家畜ブタさんの飼育(生産)方法や、ブタさんに対する従来のネガティブなイメージに疑問を持つようになりました。
現在、“ブタさんファースト”という運営方針のもと、日本におけるブタさんのイメージ向上、ペットとしての認知拡大を目指し、家畜のブタさん含め、天寿を全うできるブタさんが1匹でも増えることを願い、事業活動を行っています。
●mipigの原点
創業メンバーが訪れたイギリスで見た光景。それは、ブタさんが狭い豚舎ではなく、無邪気に庭で駆け回ったり、ソファで寝ころんだり、自由にのびのびと暮らし、人に愛されている姿でした。ブタさんとヒトが幸せそうに生活を共にしている、そんな生活に心を打たれ、日本のペットショップのように狭いアクリルケージの中ではなく、ブタさんがのびのびとしながらふれあいができる世界を創ろう。この想いから、mipigが誕生しました。
●日本の現状
欧米では“アニマルウェルフェア“という考え方が浸透していますが、日本では、残念ながら、浸透していません。“経済動物”として、多くのブタさんは、生産効率が重視され、「食用だから、どんな飼育環境でも構わない」という考えから、劣悪な環境で過ごしています。
mipigは、日本でアニマルウェルフェアが浸透しないこと、先進国の水準に達していない養豚場の数が多いことに対して問題意識をもっています。麻酔を使わない去勢、妊娠ストール、電気棒の使用、過密飼育など、断固として反対です。
ブタさんは本来きれい好きで知能が高く愛らしい動物です。mipigの活動を通して、ブタさんの魅力を知り、犬猫と同じような、愛玩動物としてイメージを変えていくことで、現状の養豚場へ目を向けるキッカケを生み出し、動物の福祉へ貢献してきたいと考えています。
●実現したい未来
飼育放棄ゼロで、ブタさんがペットとして、健康的に幸せに、人と共生すること。
そのために、mipigでは“5つの約束”があります。
= 5つの約束 =
飼育放棄を未然に防ぐため、以下の約束があります。
① 情報開示
mipig caféにご来店いただき、成長した大人のブタさんとふれあうことで、終生飼育可能か判断していただきます。
② オーナー様の選定
事前に飼育環境や家族構成、動物の飼育歴などをヒアリングし、mipigでお迎え可能と判断した方のみ、お引渡しをいたします。
③ 去勢、避妊手術の徹底
不用意なブリーディングを防ぎます。
④ マイクロチップの導入
迷子や飼育放棄の防止を目的としています。
万が一、ブタさんの飼育が難しくなった場合、ご相談ください。
⑤ オーナー様へのアフターサポート
お引き渡し後もオーナー様とも良好な関係を構築し、mipig ownersを通じてブタさんの近況を確認いたします。
日本のペット業界には殺処分・飼育放棄など、様々な社会課題があります。このような問題が発生してしまう大きな理由は2つ。1つめは無責任な販売業者、2つめは無責任なオーナー、の存在です。社会課題を発生させない仕組みで、ブタさんがペットとして、ヒトと共生ができる未来を目指しています。
どうやっているのか
= mipigの行動指針 =
Always Challenge!
出来ない理由を考えるより、出来る方法を考えよう。
新たなチャレンジを称えよう。
Contribute to the team
お互いの強みを生かし、仲間に貢献しよう。
人ではなく、仕組みを疑おう。
All for Micro Pigs!
全てはブタさんのために。
mipigが存在する意義はすべて、ここから。