なにをやっているのか
日本マーテック株式会社(以下、日本マーテック)は、台湾にありますMaterials Analysis Technology Inc.(略称:MA-Teck、以下マーテック社)の100%出資の日本法人となります。親会社のマーテック社は台湾の大手分析企業で台湾証券取引所(TWSE)に上場しており、業務内容としましては、半導体をメインとした受託分析サービスを半導体メーカー等に対して提供しております。これは、お客様に代わって、信頼性試験や故障解析、材料分析などを提供するサービス業となり、半導体等の開発や製造のスピードアップ、品質向上に貢献いたします。台湾は世界の半導体生産をリードしており、半導体受託生産世界第1位の台湾体積電路製造株式会社(以下、TSMC)等があります。マーテック社はTSMCを始め、世界の主要な半導体メーカー、半導体製造装置メーカーに対して世界トップレベルの受託分析サービスを提供している企業です。
なぜやるのか
ラボを日本国内に作る経緯といたしましては、日頃からお客様より、近い日本国内にラボを作って欲しいとの依頼を受けておりました上に、2018年に株式会社豊通テック様経由でトヨタ自動車株式会社様と取引を始めたことをきっかけとし、中部地方に集積する自動車や工作機械メーカーの皆様の分析需要に迅速に対応させていただく為、名古屋にラボを開設する事となりました。近年では特に自動車部品としての半導体等の開発が、ハイブリット車や電気自動車(EV)の開発の進展とともに急増中であります。半導体はハイブリッド車や電気自動車(EV)の心臓となり、世界の自動車メーカー、半導体メーカーはこの開発競争を現在日夜熾烈に展開しております。当社のラボはこれらの自動車関連電子部品関連企業様、その他製品の製造業様、大学等の研究機関様等の製品開発のスピードアップや、研究の高度化、品質向上等に貢献してまいります。
どうやっているのか
ラボは世界的にも最新鋭で高価な透過電子顕微鏡(TEM)や高性能電子顕微鏡(NEOARM)を設置しており、機器導入にあたり10億円以上の初期投資を行いました。速やかに分析を行いお客様に分析結果を迅速にお届けするというサービスを得意としており、お客様は当社の最新鋭の分析機器を間接的に利用することができ、かつ高度で迅速・正確なサービスをご利用いただくことにより、製品開発等のスピードアップと製品の品質向上を図ることができます。