なにをやっているのか
2003年9月に品川区初の創業支援施設として運営を開始した西大井創業支援センター。
18年間に渡り、様々な起業家の皆さんを支援してきましたが、設備の老朽化や利用者ニーズの変化に伴い、大規模改修を行うこととなりました。
新しい施設の愛称は「PORT2401」。「ここから始まる 起業の航路」をテーマに、西大井の地から起業の船を漕ぎ出す起業家の皆さんをハード・ソフト両面からサポートします。
<ハード面>
旧施設では作業に集中できるよう、多数の個室ブースが連なっていましたが、新施設は、それらのブースを全て撤去。
できる限り壁をなくし、コミュニケーションが取りやすい空間にすることで、起業家コミュニティの創出をはかります。
また、交流やイベントに適した多目的スペース、集中作業に適したコワーキングスペース、ちょっとした打ち合わせに最適なカフェスペースなど様々な機能を兼ね備えており、幅広いニーズに応えられる空間となっております。
<ソフト面>
・毎月に一度、インキュベーションマネージャーとの継続的な1on1
・月額会員限定オンラインコミュニティへの参加
・起業に役立つセミナー、イベントへの参加
・区内他創業支援施設との連携
・各種専門家との連携(毎月1度まで相談可能)
など、起業、各業界のプロ・起業家仲間と交流する機会を多数設け、些細な困り事から事業に大きく関わるような悩みまで、気軽に相談できる環境が整っています。
また、1on1など継続的なサポートを行うことで、起業前〜創業後までしっかりと伴走支援を行います。
なぜやるのか
“起業”と聞くと、「リスクが大きく、特出した才能を持つ一部の方が行うこと」というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
しかし、私たちは「起業とは、自分らしく生きるための選択肢のひとつである」と考えます。
「身近な課題を解決したい」
「社会に役立つ企業を創りたい」
「“好き”を仕事にしたい」
「働きながら次のステップへの準備をしたい」
「学生のうちに起業したい」
など、起業の動機は人それぞれ。
様々な想いを実現するために、ハード・ソフト双方から「誰もが起業に挑戦できる施設」を目指します。
どうやっているのか
一緒に働くコアメンバーは、コミュニティマネージャー2名とインキュベーションマネージャーの計4名。
インキュベーションマネージャーの2名は中小企業診断士の資格を保持しており、これまで多数の事業計画書の作成・実現をサポートしてきました。
また、それぞれがフリーランスとして独立しており、当施設で働く傍ら、自身の事業を立ち上げ中のメンバーもいます。
利用者の方々の創業支援をしながら、時には同じ目線で起業を目指す仲間として切磋琢磨していきます。