なにをやっているのか
まちの研究所株式会社は、「子ども・保育・教育領域」と「コミュニティづくり、まちづくり領域」の融合による新たな価値の創造を目指している会社です。
教育からまちや社会を変えて子供たちの未来を創造すべく、姉妹会社であるナチュラルスマイルジャパン株式会社(まちの保育園・こども園)が運営する保育園・認定こども園の知見をベースに、まちづくりやコミュニティづくり、教育関連事業の新規開発等に注力しています。
■事業内容■
・保育所の開設、経営に関するコンサルティング・プロデュース事業
・子ども、教育、子育て支援に関するコンサルティング・プロデュース事業
・子ども、子育てを中心としたまちづくりに関するコンサルティング・プロデュース事業
・教師、保育士、コミュニティコーディネーターの養成、育成
・教育、保育、まちづくり関連のシンポジウム・展示会等の開催
・カフェ「まちの本とサンドイッチ」「coの食卓」運営
・渋谷区子育てネウボラ 地域子育て支援拠点 運営
・レッジョ・エミリア教育の日本窓口組織「JIREA(Japan Institute For Reggio Emilia Alliance)」運営
・保育者・教育者・こどもに関わる人のための学びのオンラインプラットフォーム「まちのアカデミー」運営
他
■事業の展望■
今、教育・子育てをめぐる環境は大きく変化の時をむかえています。教育とは社会を作り出すことです。子どものウェルビーイングは、コミュニティ、社会、地球のウェルビーイングとつながっています。
私たちが目指すのは、CSV(Creating Shared Value)すなわち、「共通価値の創造」です。企業の社会的責任を表す「CSR」と似ていますが、CSVは企業が積極的に社会的課題の解決をすると同時に成長していくという考え方です。
将来的に教育に関する活動は、企業における事業の根幹を担うようになっていくでしょう。
私たちは、大学等研究機関、国内外の教育機関、クリエイティブチーム、科学者、技術を持つ企業等とのネットワークを持ち、様々な企業が教育や子育て、コミュニティづくりのコンテンツを提供するためのお手伝いをすることで、社会全体を学びのフィールドにしていきたいと考えています。
なぜやるのか
■起業に至る経緯■
姉妹会社のナチュラルスマイルジャパンは、保育園や認定こども園の運営を通して、実際に子どもと接し、教育の本質と深さを追究する会社です。その一方で、教育を普及させるためには土壌づくりが必要だと考えました。より良い教育の「根」が、広く、深く伸びるように、「暮らし」「社会」「文化」という畑を広く耕して行く必要があると考え、2015年に「まちの研究所株式会社」を設立しました。
■解決したい課題■
「VUCA」(不安定、不確実、複雑、曖昧)が急速に進む世界に直面する中で、いま、子どもたちの学びのあり方も変容しています。知識の量から、知識の活用に教育の重心は移り、世界でも日本でも教育改革が進んでいます。教育とは、大人に都合の良い内容を教えることではありません。子どもたちには「社会に求められる人」を目指すのではなく、「なりたい自分」になってほしいと考えます。これを実現するには、子どもたちがクリエイティビティを自由に発揮できる環境を整える必要があると考えています。
また、私達は、子どもの学び・育ちに、コミュニティが参加することを大切にしています。子どもにとって、周りにいる私たちが、何よりの環境と思うからです。「まち」は、生きた学びで溢れています。人格形成期の子どもたちが、人と心をかわし、文化に触れ、人生やあらゆる世界の魅力に出会いながら、日々を充実したものにして行って欲しいと願っています。
このような考えから、私たちにとって教育・子育てを通した社会づくりが大きなミッションになりました。
どうやっているのか
■活躍中のメンバー■
現在、現場スタッフを含めて約25名のメンバーが活躍中です。そのうち、本社で働いているメンバーは約4名です。
■オフィスと働く環境■
東京都渋谷のクリエイティブプラットフォーム「co-lab渋谷キャスト」が本社です。リモートワークも推奨しています。お仕事をする中で、ナチュラルスマイルジャパンが運営する保育現場にも足を運び、理解いただきたいと考えています。