【社員インタビュー】日常への刺激を求め、未知の世界「VTuber」へ飛び込む。刺激だらけの環境で、高みを目指していく姿に迫る!
プロフィール
小澤 恒平/Kouhei Ozawa
帝京大学文学部卒業後、外資系広告代理店に入社。
その後Supership株式会社で広告運用と新規事業企画に従事した後、2019年よりBytedanceに入社。
ゲーム案件を中心にTikTok広告の販売、カスタマーサクセスを担当。
日常への刺激が欲しくて転職
大井:小澤さんは今年の2月からClaNへ入社しましたが、まず経歴を教えてください。
小澤:新卒で韓国の広告代理店に入社し、デジタル系広告の営業や運用を2年間担当しました。その後はKDDI系のSupershipへ転職し、DSP、DMP系の商品企画を行いました。それからはTikTokのByteDanceで広告営業、企画を4年間担当したのちに、ClaNへ入社、という流れになります。
大井:ClaNという存在はどこで知ったのでしょうか?
小澤:正直に申し上げますと …今まで名前を知らなくて…スカウトが来た際に初めて知りました(笑)。
大井:(笑)。ClaNの第一印象はどうでしたか?
小澤:これも本音を言わせていただくと……いかにもテレビ局が作ったエンターテインメント企業だなと思いました(笑)。
大井:なるほど(笑)。ちなみに、どういったあたりでそう感じられたのでしょうか?
小澤:ウェブサイトが動画が背景で流れていて、コンテンツがあって …ウェブマーケティングの観点からいくと、ビジュアル重視な印象を受けました。
大井:テレビ局内でデザインしたわけではないのですが、結果的にそういった印象になっていたのは興味深いですね )。ただウェブマーケティングについては私 たちにもあまり知見がなかったからこそ 、小澤さんのような人が必要だったのです!
小澤:ありがとうございます!
大井:そうした第一印象から入社を決めるまでに心境の変化はありましたか?
小澤:ありました。理由としては2つあって、まず1つは「この企業は決して生半可な気持ちででやっていない」ということです。ClaNには 明確なビジョンがあって、それを実現する力があると思えたのが魅力で した。かなり壮大なことをやろうとしていて、それを実現するだけの資本力と実力があると感じました。そしてもうひとつは、V-Clanのネットワークという強みですね。独自のポジションを築いていて、かつ黎明期から存在しているので、この会社にいれば絶対に面白いことができると思いました。VTuberというコンテンツが若い産業であるにも関わらず、日本テレビ時代も含めると約5年前から携わっているのは、かなりのアドバンテージですから。
大井:小澤さんはByteDanceから転職されましたが、ByteDanceはエンタメ業界の中でも非常に勢いのある 企業だと思います。
そこから離れるのに抵抗などはなかったのでしょうか?
小澤:正直、抵抗はありました。ただ、転職を考えたきっかけが「とにかく日常に刺激が欲しい」という衝動だったので。僕がByteDanceに入社した頃に日本法人ができて、やりたい人やできる人がなんでもやるという環境で、刺激があったんですよね。この数年でTikTokが有名になり、新しいソーシャルメディアとして追う側から追われる側になってしまった。それで自分の中で刺激が少なくなってしまったんです。そんな時に大井さんからお話を頂けたので、魅力的でしたね。
大井:小澤さんはしっかりした堅実な仕事をする方だなと思う一方で、いまお聞きしたようなチャレンジ精神も持ち合わせていると感じます。そういった価値観のルーツはどこにあるのでしょうか?
小澤:新卒で広告代理店に入社した瞬間が原点だと思っています。僕が入社したのがちょうどみんながスマホを持ち始めたタイミングで、ネット広告の黎明期だったんですよ。見るもの全てが新鮮で、大企業に入るよりこういう会社の方が楽しいなと思っていました。
大井:社会人になってからなんですね。
小澤:はい 、それまでは結構保守的な人間だったと思います。
リアルタイムで双方向性のあるコミュニケーションコンテンツに惹かれて
大井:VTuberについてはどうお考えですか?
小澤:元々、誰か特定のVTuberのファンというわけでもなかったのですが、リスペクトはしていて、プロ意識を持ってリスナーさんとやり取りされている方々だなと思っています。
大井:元々VTuberファンではなかったとのことですが、どうしてVTuberを取り上げるClaNに入ろうと思ったのでしょうか?
小澤:ByteDanceで働いていたときに、中国でライブコマースが流行っているなと感じていました。動画を撮って投稿するという一方通行のやり取りではなく、ライブ配信というリアルタイムで双方向性のあるコミュニケーションが今後日本でも流行るんじゃないかなと思っていたので、そういったコンテンツに魅力を感じていたというのはあります。でも入社前はVTuberというものをあまり深く知らなかったので、大井さんたちとお話する内に「VTuberってこういう人たちなんだ!」と理解して、ビジネス的に伸びていくだろうなと思いました。
大井:そうだったのですね。 ClaNへの入社を決意した決め手は何だったのでしょうか?
小澤:ものすごいミーハーな答えになってしまうんですけど… 最終面接で汐留に行ったときに「本当にテレビ局の企業だったんだ」と思ったときですかね。疑いが晴れたと言いますか……。
大井:「ちゃんとした企業だったぞ」と(笑)。
小澤:はい。まぁそれは冗談として(笑)。実際、人事の方とお話してみて、資本力であったりとか、実力があることをきちんと裏付けしてもらった、というのが大きいですね。
チームに必要なのはバックボーンを理解し合うこと
大井:小澤さんはいまClaNでどういった業務を担当されているんでしょうか?
小澤:1つはVTuberやメタバースを使ったマーケティングやプロモーションの提案や営業、もうひとつはVTuberやメタバースを使った広告や商品などの企画です。メイン業務は前者ですね。
大井:入社する前と後で感じたギャップはありますか?
小澤:それはありました(笑)
大井:具体的にはどんなことですか?
小澤: VTuberに対する知見が何一つなかったので、社内で飛び交う単語が何も分からない、トレンドも追えていない、一にも二にも勉強だなと感じました。
大井:入社して1ヶ月が経ちましたが、社内の雰囲気はどうでしょうか。
小澤: VTuberというコンテンツが好きな人が多いんだなという印象ですね。とにかく面白いことがしたい、面白い提案がしたい人たちの集団だと思っています。テレビ局出身 の人ばっかりだろうなと思っていたので、様々なバックグラウンドの人がいることは良い意味でギャップがありました。ただその中でも 良い意味でテレビの要素を 感じる瞬間もあって、 コンテンツに対する理解度と解析力がものすごく高いですね。
大井:刺激が欲しいから転職されたとのことですが、ClaNに刺激はありますか?
小澤:刺激しかないですね(笑)。
大井:VTuberをあまり知らないとのことだったので、小澤さんが会社に溶け込むには時間がかかるかもしれないと思っていました。ただ社外MTG などで「何年も前からこの仕事に関わっています」という風に堂々としてらっしゃるので、勉強が実を結んだのかなとも思ったのですが、その辺りはどうでしたか?
小澤:手応えはまだないですね。未だに 知らない言葉も 飛び交っていますから。堂々としているように見えているなら良かったです(笑)。
大井:チームとして仕事をする上で、大事にしていることは何でしょうか ?
小澤:互いのバックボーンを理解し合うことだと思います。例えば自分なら、デジタルの知見はあるけれども、一般的なメディアの理解はまだ足りていない 。他の方であれば逆の場合もあるかもしれませんし、そういった得手不得手は掛け合わせるべきだなと思っています。
大井:今後ClaNではどういった人と一緒に仕事をしてみたいですか?
小澤:野心家と一緒に働きたいです。ClaNはまだまだ若い会社ではあるので、高みを目指していかないといけませんから。言われたことをただやるだけじゃなくて、議論を恐れないような人が来て欲しいなと。
大井:個人として今後やってみたい仕事や目標はありますか?
小澤:今は企業さんへの提案や営業を積極的にしていますが、一から企画を立案して実行、というのも やっていきたいですね。昔からロジックとクリエイティビティを大事にしていて、ロジックがないと企画は成り立たないし、クリエイティビティがないと人を熱狂させられないので、今後もこの2つは大事にしていきたいです。万人受けするコンテンツよりは、より狭いところを狙ったものが個人的には理想的だと思っています。その点で言えば、VTuberは好きな人がとことんハマれる魅力を持ったコンテンツなので、 理想に当てはまっているのでは無いでしょうか。
大井:ありがとうございます。最後となりますが、この記事 の読者の方 へメッセージをお願いします!
小澤:ClaNに来ると大変です。でもそれ以上に楽しい!以上です(笑)。
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