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個を活かし、仕組みを作る:山田達也のスタートアップ流リーダーシップ

今回の「ストーリー」は2024年10月に入社した、開発部の責任者としてプロダクトの舵取りを担う山田にインタビューしました。

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山田 達也(やまだ たつや)

国内SIer・SaaS/パッケージ開発企業にて約25年、ソフトウェアエンジニアリングおよびエンジニアマネージメントに従事。前職は株式会社ビズリーチにて、プロダクト部長・PMO室長として、中期戦略の立案・採用戦略やオンボード強化など、開発チームの組織課題を解決する役割を歴任。

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スタートアップでの挑戦と成長

山田がXAION DATAに入社したきっかけは、CTOの石崎からのメッセージ。前職で3年が経過し、ちょうど新しいチャレンジを模索していたタイミングだった。

「前職でも責任ある役割をいただき、とても充実した日々を過ごしていました。ただ、次の3年の自身のキャリアを見つめなおしたときに、今できる最大のチャレンジをしたいという気持ちが芽生えていたのも確かです。

前職はメガベンチャーとして社会的にも広く認知されたあとにジョインしたので、組織としては急速な組織拡大をした後の安定化フェーズといえました。その中でとても貴重な経験ができていたのですが、よりダイナミックな会社の成長過程に自分の身を置きたいという気持ちも強くなっていました。自身の選択・行動がビジネス全体にダイレクトに影響するスタートアップのスピード感のなかで自分の力を試したいという思いと、若いフェーズの会社の組織作りやプロセス設計に対して自分の経験を活かせるだろうという確信がありました。」

その後、実際にXAION DATAの会社イベントに参加し、会社の文化や雰囲気を直接体験することになる。社員と対話して、会社の目指す方向性やチームの価値観に共感を覚えたという。特に、会社のバリューの一つである『インテグリティ』の考え方に深い魅力を感じたそうだ。

「会社のバリューのひとつに『Integrity First』という価値観があり、そこに強く共感しました。一人一人がお客さまやプロダクトに対して真摯に向かい合う姿勢を持ち続けることは、いうまでもなくとても大事なことですが、時折、とくに大きな組織のなかではそれが見えにくくなる部分もあります。イベントを通して交流した社員がみな、真摯かつ透明性あるコミュニケーションを大事にしている点を感じ、またその印象はカジュアル面談や面接を通して経営陣を含めてメンバーと話す中でもかわらず、ここなら同じ方向を向いて自分のキャリアをさらに気づいていけると思ったんです。」

会社の魅力と、入社後に感じた印象

入社してから感じた一番の魅力は、やはり会社の文化面だったという。

「『Integrity First』のほかにも『Respect the difference』など4つのバリューがあるんですが、入社後にいろいろなメンバーと話すなかで、これらのバリューがとてもよく根付いているなと感心しました。ビジネスや開発のさまざまな課題に対して、正面から向かい合って、やるべきことをしっかりとやり、仲間とともに成長していくんだという気持ちを強く感じます。

ちなみに私が入社後、開発のメンバーに「どのバリューが一番好き?」と聞いたところ、一番人気は「Respect the difference」でした。とくに開発チームは海外を含む多拠点・多国籍チームで開発を進める点もあり、お互いを理解し尊重する姿勢がとても大事だからだと理解しています。」

「一方で、入社してから気づいた課題は、効率化を高めるうえでの仕組みはまだほとんど揃っていないことでした。久しぶりにスタートアップにきたな、と実感しました(笑)。ただこれはもともと想定していたことなので、入社後ギャップというわけではないです。」

「XAION DATAのメンバーはみな、精鋭揃いだと思います。ただ、私は過去の経験を通して、組織がどのように成長し、スケールしていくべきかを見て学んできたつもりです。スタートアップではリソースが限られている中で、最大の成果を出すために効率的に組織を運営することが求められますが、いかに個の成果から組織の成果にシフトしていくか、そのためのアプローチ方法とスピード感を立案・推進していく責任を強く感じるとともに、何よりもその成長過程に立ち会えることが非常に楽しみです。」

ビジネスと開発のバランス

山田はまた、ビジネスと開発のバランスを取ることの重要性についても触れている。スタートアップの成長を加速させるためには、開発チームの成果をビジネスにどう結びつけるかがカギとなる。

「あたりまえですが、ビジネスと開発が一体になって進められることが、スタートアップにおいて非常に重要です。開発チームがどれだけ素晴らしいプロダクトを作ったとしても、それがビジネスに繋がらなかったら意味がないですし、逆にビジネス都合で目の前の要求実現だけにフォーカスしても、中長期的にプロダクトが行き詰まってしまうものです。それこそビジネスと開発が『Integity First and Respect the difference』の精神で、お互いの立場を尊重したうえでの健全なケンカを繰り返すことが重要だと常に思っています。」

XAION DATAの将来性

入社を決めたもう一つの軸として、XAION DATAのデータプラットフォームの将来性があると語る。

「XAION DATAは、すでにHR領域のAUTOHUNTと、セールス領域のAUTOBOOSTという2つのプロダクトを持っていますが、プロダクトの根幹部分となるデータプラットフォームの可能性はさらに広いと考えています。XAION DATAのデータ統合技術は、オープンデータ・クローズドデータの垣根を超えたデータ統合を可能にするので、先ほどあげた2つのドメインに限らない、より多くの業界・お客さまの課題解決のためのプロダクトを産み出せるはずです。その未来に繋げる上でも、まずは2つのプロダクトで価値を創出し、さらに社内のイノベーションも急ピッチで進めていきたいと思っています。」






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