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「コンフォートゾーンを避けられる」チャレンジが当たり前の成長文化

今回の「ストーリー」は2024年1月に新卒として入社したイングリッド スコグラッドへのインタビューです。

スウェーデンから留学来日後そのまま日本での就職にチャレンジした理由、XAION DATAに感じる母国や他社との違い、どのようなことを想い働いているのか、語っています。

日々チャレンジだらけのこの環境を「コンフォートゾーンを避ける」と表現する、前向きに成長中の彼女の入社ストーリーです。

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Ingrid Skoglund(イングリッド スコグルンド)

  スウェーデンに生まれ育ち、高校生の際に一年間の留学生として来日。その後、スウェーデンのウップサラ大学に入学し、情報システムとシステム開発の専攻を学ぶ。その後2回目の留学で日本へ訪れ、上智大学を卒業。そのまま日本に移住し、日本語学校の上級クラスに通いながらサイバーセキュリティのスタートアップでエンジニアのインターンを経験し、XAION DATAに出会う。インターンとしてジョイン後、2024年1月、正社員になり、IT領域や外国籍のキャリアを支援する。

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機会にあふれた日本で出会った貢献度の高いプロダクト

ーーー イングリッドさんはスウェーデンのご出身なのですね。

学生時代に日本人がホームステイに来たことがきっかけで、日本の文化や生活に興味を持ちました。それをきっかけに日本へ高校留学をして、大学を経てから日本語学校を出てXAION DATAに入社しています。

ーーー 新卒としてはじめての就職先が母国以外の場所かつスタートアップというのはチャレンジングですね。

日本は規模が大きく、その分機会にあふれた面白い場所です。日本の文化、美術、食なども好きでした。世界に大きな影響を与えていますよね。

一応スウェーデンでも感触を見るために就職活動はしていたのですが、日本で働くことを決めました。

ーーー どんな基準で就職先を探していたのでしょうか?

大学ではITとビジネスについて学んでいたので、IT関連の仕事に就きたいと考えていました。

プロダクトを持っている会社で、なおかつそのプロダクトが人々に貢献しているか、を重視していました。プロダクトは数多くあるからこそ、しっかり人の役に立っているものが良いと思っていたんです。

あとは、フラットな社風のチームがいいなとも考えていましたね。

ーーー XAION DATAにはまずインターンから入られているんですよね。

はい、本格的に就職する前にインターンで働いてみたいと考えていました。それでインターン先を探している時にXAION DATAと出会ったんです。

インターン時は、UI・UXチームでプロダクトの改善に携わっていました。その仕事を通して、XAION DATAのサービス・プロダクトの貢献度の高さや、社風へのフィットを感じました。そこから新卒としてフルタイム勤務になったのが2024年1月、語学学校の卒業と同時です。

「人の役に立つ」を原動力に人生を良くするお手伝い

正社員として入社してからは、開発チームではなく人材紹介事業のキャリアアドバイザー、リクルーティングアドバイザーのポジションを務めています。

担当している領域は、IT業界の転職、特に外国人向けの転職支援の割合が高いですね。

ーーー インターン時にいた開発チームからは離れているのですね。

元々いろいろなことにチャレンジしたいと思っていましたし、XAION DATAもさまざまなポジションを経験する方針です。

また、別の職場でインターンをしていた時にもっと人と関わりたいとも感じていました。ビジネスサイドでの仕事は業界知識や仕事の基礎を学べるので、新卒としてはありがたいとも思っています。

ーーー どんなところにやりがいを感じますか?

キャリアアドバイザーとして求職者の方々の支援をしている時ですね。

仕事や環境に求める希望をおうかがいし目指しているはたらく形を明確にします。その目標に対して、サービスはもちろん、私自身がお役に立てた時、大きな達成感を感じます。

ーーー なるほど。イングリッドさんは「役に立つ」がキーワードになっていますね。

はい、人の役に立つのがわたしのモチベーションなんです。

キャリアアドバイザーのポジションは人とのコミュニケーションによってそれが実感できる分、自分が役に立っているかがダイレクトに感じられます。

もちろん、開発に携わって自分の仕事が実際に反映されるのも楽しいのですが、人に良い影響を与えたり、人生が良くなるお手伝いはまた特別です。とは言え、業界や求職者のことが理解できるようになってくると、私がプロダクトの開発に役立てることが増えると思います。ゆくゆくはその面で貢献もできればと思っています。

ーーー では、業務において難しいと感じるのはどんな部分でしょうか?

まず言語的な問題がやはりあって、日本語対応ができる幅をもっと増やしたいと考えています。加えて、日本の商慣習、文化、環境はもちろん、業界やHRについてもまだまだ勉強が必要ですね。まだ入門レベルです。

コンフォートゾーンを避けられる成長環境

ーーー 仕事を通して、どのような点が成長したと感じられますか?

初めて求職者と面談した頃から振り返ると、転職支援をする力が伸びたことを感じます。

求職者の希望を聞き取り、聞き取った内容を基に仮説を立て、提案し、求人の魅力を伝えるなど、はじめは本当に難しいことばかりで緊張の日々でした。

そこから勉強してロールプレイングを重ねることで、自由に話せていますし、相手の意向を汲み取り、寄り添って対話ができています。最近は楽しめるまでになれました。今日はどんな方とお話ができるだろう、とわくわくして期待感を持って仕事に臨めています。

しかも求職者の方は一人ひとりの方それぞれ状況が違います。ご支援すべきことも日々変わり、毎日すべてがチャレンジです。

ーーー 「チャレンジ」というのもイングリッドさんの中で頻出ワードになっていますね。

若いうちに良い文化・環境に身を置いて、色んなことにチャレンジするのが夢だったんです。なので、チャレンジには前向きですね。

私の家は、ホストファミリーとして留学生の受け入れを積極的にしていました。 インドネシア、ドイツ、タイ、日本……。様々な国の方とお話しすると自分とは違う考え方に触れていました。

その経験から、色んなチャレンジをして自分の世界を広げたい!と感じ、チャレンジを大事にするようになったんです。

ーーー 素敵ですね。とはいえ、母国の環境でさえ新卒で働き始めるのは大変だと感じます。あえてチャレンジポイントの多い環境というのは、純粋にすごいなと思いました。

もちろん大変なことはたくさんあるのですが、新しいことをやるというのは必ず大変なことがつきまとうものです。むしろ、夢のチャレンジをしている最中なので達成感を感じていますね。

この環境にいることで、日々の会話ひとつひとつも勉強になっています。この日々のステップアップも、小さいかもしれませんが一種のチャレンジです。毎日ちょっとだけ、こう、1%ずつですが、成長できている実感があるんですよね。コンフォートゾーンを避けられるんです。やったことのないことに挑み続けることができる環境だと思っています。

ーーー むしろ停滞を避けられる環境、と捉えているのですね。

あと、XAION DATAはサービス自体もチャレンジングです。それに集まってきたメンバー皆さんもものすごくチャレンジ精神が豊富ですよね。何かにチャレンジしていない人の方がいないのではないかと思います。この環境も刺激的だと思っています。

チャレンジ歓迎のチームでプロダクトを世界へ

ーーー ほかにも、XAION DATAの環境に対して感じていることはありますか?

なんでもやってOK、チャレンジ歓迎、という姿勢は他社と大きく違うと感じています。

一般的に外国人が日本で働くと仕事内容に厳しく線を引かれてしまい、制限をされてしまう人が多いように思います。XAION DATAでは、もちろん取得している就労ビザに相違ない範囲で、色々な新しいことにトライさせてもらえます。

また、グローバルな環境だなと思いますね。メンバーに海外経験のある方が多く、海外の商慣習や文化にも理解がありますし、言語的にも幅があります。

わたしがピンと来ない日本語があった時にニュアンスをつないでくれる場面もあって、すごく有難いですね。

ーーー 最後に、イングリッドさんの今後の展望を教えてください。

まず個人としては、まずHR業界のことをもっと理解し、貢献度を上げていきたいです。ゆくゆくは違う職種にもチャレンジしてみたいですね。たとえばCSのような、プロダクトのもっと近くでお客様の対応をするなど、やってみたい気持ちがあります。

そして、XAION DATAのプロダクトをグローバルに広げていきたいですね。

日々外国籍の求職者と話していると、日本が好きでスキルを持っている方が本当にたくさんいる。この方々を活躍できる環境につないでいくことは、会社や業界だけでなく、日本にとっても良いことだと思っています。

(取材・文:橋尾 日登美 写真:田中 愛樹)








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