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セールス人材に特化した採用プラットフォーム「Sales Agent」をリリースします!

HRテクノロジーズでは現在、「Sales Agent」という新サービスをリリースいたしました。セールス人材に特化した採用プラットフォームで、採用したい企業様や求人開拓を行いたい人材紹介会社様を支援できるサービスです。

今回はHRテクノロジーズの鈴木代表に、「Sales Agent」の概要、リリースするに至った経緯、今後目指すビジョンなどを伺いました。

鈴木啓祐 / 代表取締役

7歳からサッカーを始め、20歳でプロを目指しドイツへ。その後ポーランドやタイのチームでプレーする。23歳のときに、プロサッカー選手を辞め、エン・ジャパン株式会社へ入社。トップセールスを達成するも1年で退職し、採用コンサルタントとして独立。人材業界が抱える課題を解消するために、2019年10月にHRテクノロジーズを創業。転職業界の様々なタブーを打ち破る「バクテン」というサービスを提供している。

もともとはHRテクノロジーズだけで使おうとしていたシステム

ーー新規事業の概要を伺いたいです。

「Sales Agent」というサービスで、セールス人材に特化した採用プラットフォームです。いわゆるクラウド型の求人データベースサービスですね。

セールス人材を採用したい企業様にとっては、求人情報を掲載していただくだけで複数の人材紹介会社から一括で求職者の紹介を受けられるようになり、自社が求めるセールス人材を効率的に採用できます。

また人材紹介会社様にとっては、自社では取り扱っていない求人を扱えるようになり、且つ求職者や採用したい企業様とのやりとりの効率化を図れるようになります。

ーーこのサービスを始めようと思われたのは、何がきっかけだったのでしょうか?

もともと弊社内で「求職者や採用企業とのやりとりをもっと効率的に行いたい」というニーズがあがったことがきっかけです。

課題解決に向けて他社のATS(候補者管理ツール)の導入を検討していたこともありましたが、弊社に合うものが見つけられませんでした。だったら自社で作ってしまおうという考えになったのと、HR領域にも長くいるのでそもそも市場的にもニーズがあることがわかっていたので、サービス化することにしました。

採用企業側のメリット:採用企業は「母集団形成の量と質の担保」ができる

ーー採用する側の企業は「Sales Agent」を利用することで、具体的にはどのような課題を解決できるのでしょうか?

採用企業様が抱える課題として多いのは、「求職者が集まらない」ということと「集まったとしても求めるレベルの人材が来ない」という2点です。いわゆる「母集団形成の量と質の担保」という課題です。

「Sales Agent」に参画していただく人材紹介会社様は、現在でも50社以上おり、セールスポジションでの年間採用決定数が60名以上あるところだけを厳選しています。きちんと成果を出している人材紹介会社様から求職者を紹介してもらえるので、母集団形成の量と質の担保という課題の解決に寄与できると確信しています。

ーー登録してもらう人材紹介会社も厳選しているんですね。他にはいかがでしょうか?

採用企業様は、通常だとさまざまな人材紹介会社様とやり取りをしなければいけません。そのため採用担当者に負担が重くのしかかってしまいます。「Sales Agent」では複数の人材紹介会社様とのやりとりを一元管理でき、採用担当者の負担を軽減できます。

また「Sales Agent」に求人を掲載する際は、一切料金が発生しません。採用が決定した際に発生する紹介手数料のみでご利用いただけるため、採用コストをおさえられます。

人材紹介会社側のメリット:人材紹介会社は「求職者情報の管理が細かくできる」

ーーありがとうございます。登録いただく人材紹介会社様にとっては、どのような課題解決につながると考えてらっしゃいますか?

ひとつは求人開拓が容易になることです。

「Sales Agent」では、採用企業様の求人はもちろん、人材紹介会社様が持っている求人も掲載できます。採用企業様や他社の人材紹介会社様が抱える求人にリーチできるため、自社で求人開拓にそこまで注力しなくてもよくなります。

ーー人材紹介会社も求人を載せることができるんですね。

「Sales Agent」では、そのような求人を「シェア求人」と呼びます。

見方を変えれば、求職者の紹介がなかなかできずに自社で抱えていた求人を、他の人材紹介会社様と協力することでアクティブにすることも可能です。シェア求人で成約に至った場合のフィーは、レベニューシェア致します。これらのやりとりももちろんシステム上ですべて行えます。

ーー人材紹介会社様同士で連携が取れるんですね。求職者情報のやりとりが重要になってくると思いました。

そうですね。そのため「Sales Agent」では、求職者情報を細かく管理できるようにしています。例えば、人材紹介企業様と求職者が面談する際の質問事項をテンプレート化しています。

この質問事項は、HRテクノロジーズが実際に求職者と面談を行う際のもので、かなり詳細な内容がヒアリングできるでしょう。ヒアリング内容は、「Sales Agent」上に保存しておけますし、他社の人材紹介会社様にすぐに送付できます。また採用企業様の求人に求職者を紹介する際にも、ヒアリング内容を元にスムーズに推薦文を作成できます。職務経歴書のより具体Ver.とでも言いましょうか。

採用企業様からすれば、推薦文を読むことで求職者と初回面談を行ったのと同じぐらいの情報が得られるため、効率的に求職者を選定できるはずです。

このように求職者管理を細かく行うことで、シェア求人の採用決定率は高くなるのではないかと期待しています。

ーー求職者情報を細かく管理できる点が「Sales Agent」の強みなんですね。

はい。なによりも求職者と採用企業様との間で起こるミスマッチを減らしたいと考えています。

これは、HRテクノロジーズで人材紹介事業を展開してきてずっと思っていたことですし、これからも追いかけていきたいことです。どれだけたくさんの求人情報が掲載されているプラットフォームでも、ミスマッチばかりなら求職者にとっても、採用企業様にとってもいいものにはなり得ません。

求人データベースプラットフォームは他にもありますが、「求職者と採用企業様のミスマッチを減らす(最適化する)」ということにフォーカスしているところは少ないと思います。

「Sales Agent」は、そこをとことん追求していきます。

ーーなるほど。他にも他社との違いはありますでしょうか?

正社員のセールス採用に特化したという点です。

セールスに特化したのは、弊社がエージェントとして、セールスポジションで実績を出し続けてきたからです。実績を出せたノウハウをシステムに反映しているため、多くの採用企業様や人材紹介会社様に役立てることができる自負があります。

また昨今、一部の業界の中では「セールスは業務委託メンバーを採用すればいい」という風潮もありますが、成果の最大化という意味では、やはり業務委託メンバーよりも正社員のセールスの方が適している場合もあるでしょう。そのような理由から、まだまだ正社員のセールスのニーズもあると考え、正社員採用にフォーカスしました。

セールスの正社員採用なら「Sales Agent」と言われるようなサービスにしていきます。

セールス採用の第一想起のサービスに

ーー「Sales Agent」をリリースするにあたって、課題に感じてらっしゃる点はありますか?

どれだけ多くの人材紹介会社様に参画いただけるかが課題だと思います。リリースしてから2年で、100社から200社は到達するのが目標です。

あるデータによると、人材紹介会社は毎月100社増えているようなので、そういう新しい企業様にどんどんリーチしていこうと計画しています。

ーー今後のビジョンを教えてください。

参画いただく人材紹介企業様が100社、200社と超えていけば、この事業が弊社の柱になります。「セールスの採用会社と言えば、HRテクノロジーズ」と言われるように、サービスをスケールしていきたいと思います。

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