HR領域の高いスキルや、ユニークなバックグランドを持つ少数精鋭メンバーと手触り感を持って働ける!スローガン出身者が語る、フリーランスとしてジョインする魅力とは?
2019年4月に政府により働き方改革関連法案の一部が施行されました。また新型コロナウイルスの影響により従来の働き方が見直されてきています。
中には副業を始めたり、フリーランスとして働き始めるなど、多様な働き方が増えているのではないでしょうか。
今回は、フリーランスのプロコーチであり、業務委託でCA(キャリアアドバイザー)としてHRテクノロジーズにジョインした菅原さんに、これまでのキャリア、HRテクノロジーズにジョインした経緯、実際に働いてみて感じていることなどを伺いました。
菅原 邦弥/CA(フリーランス)
慶應義塾大学卒業後、三井生命保険株式会社(以下:三井生命)、学校法人産業能率大学総合研究所(以下:産能大総研)、スローガン株式会社(以下:スローガン)の3社で、主に人材育成やマネジメント、キャリア支援など対人支援を行う。その後、認知科学プロコーチとして独立し、個人向けのコーチングを行っている。2021年12月にHRテクノロジーズに業務委託としてジョイン。CA業務を担当している。
これまで経験した3社を踏まえて、、、
ーー1社目に三井生命を選んだのは、どのような理由からですか?
お恥ずかしながら、実は新卒の際就職活動を真剣に行っておらず、興味があった教育系の会社に落ちてしまってからは、内定をもらえた会社ならどこでもいいと思って、三井生命に決めたんですよ。
そのようなある種いい加減な理由で入社したので、働くモチベーションが保てなくなってしまい、、、4年間は割り切って働いていましたが、限界を迎えて、転職活動を始めました。自分が高いモチベーションを維持して働ける業界はどこか考えたときに、教育系や人材育成の分野の仕事だなと思ったんです。
それは、大学時代に塾講師のバイトを行っていことが原体験でした。教えている学生の中でも、勉強に対して向き合えていない子や自信のない子たちを引き上げるのが好きだったんです。
そこを軸にして転職活動を行った結果、産能大から内定をいただけて。決まったときには、自分の好きな領域に近づけた実感が持て、期待に胸が膨らみました。
ーー希望通りの会社に転職したにもかかわらず、もう一度転職されたということですよね??
はい、そうです。
産能大総研は90年以上の歴史があり、社会人教育の業界では権威のある学校法人でした。さまざまな専門家も所属していたため、ノウハウが得られ、モチベーションは1社目に比べても高かったです。
ただ2つの理由から転職を決めました。
1つが、提供している商材の価値に限界を感じてしまったことです。ぼくは営業職で入社し、法人向けに商材を販売していました。
具体的には、人材育成周りの課題を企業にヒアリングして、そのソリューションとして研修を提案していました。しかし営業する中で、研修を実施すること自体が目的となってるケースが多いなと感じ始めて。実際に、採用の為に「社外研修を導入している」と謳うことを目的とする企業は少なくなかったです。やはり研修が充実しているというのは求職者にとっても魅力的なので。
これは研修ベンダー側の力不足な部分もありますが、手段が目的化してしまってるような研修を売ることに、どのくらい価値があるのかと疑問を抱いていました。
また、研修サービスは知識を提供するだけだったことにも限界を感じたことも理由の一つです。今の時代は、調べればある程度情報が手に入りますよね。そんな時代に知識だけを与えても、本当の意味で価値提供できているとは言えないと思ったんです。
ーーなるほど。ではもう一つの理由は?
もう1つは、ベンチャー企業に携わりたいと思ったことです。
お付き合いしていた企業が伝統ある大手企業や中小企業が多くて、研修を行っても、実行部分まで深く踏み入れることが難しく、結局大きな変化が生まれないことが多かったんです。
当時、定期的に社外の勉強会に足を運んでいたんですが、そこでベンチャー企業で働いている人の話を聞くと真逆だな、と。自分たちでどんどん新しいことを仕掛け、変化していっていることを知って、うらやましくなりました。もちろん大手や中小企業にはそれぞれ魅力的なことも十二分にありますが、もっと手触り感を持って変化を感じられる世界で熱量高く仕事をしたいなと思い、ベンチャー企業に絞って転職活動をしました。
ーーそこからスローガンに転職されて、いかがでしたか?
天職だなと思えるほど、充実して働けていましたね。
スローガンの中では、「Goodfind」という国公立大、早慶などのハイレベルな学生向けに選考セミナーや優良企業の紹介を行うサービスに携わっていました。そこで入社してから1年間はRAとCAの両方の業務にあたっていました。
2年目からは主にCAとして、学生との面談やセミナー講師などを担当していて。改めて、1体1の対人支援はお金払ってもやれちゃうくらい好きだなと実感しましたね。
また、学生は働いたことがないためキャリア設計は全て想像に頼ることになりがちです。2,000人ほどの学生と面談をし続けていた為、原体験からくる価値観の抽出とそれに紐づけたストーリー設計力は非常に身につきました。
キャリアについては悩みもがいてきた時期も多かったですが、3社での全く異なる経験が全て今の自分に繋がっているので、改めてこれまで関わらせていただいた方に感謝したいですね。
"入社"というゴールではなく、"人生"のゴールに導いていきたい
ーー天職とも思える仕事を辞めてまで、独立しようと思ったのはどのような理由があったからですか?
今度は対人支援をする対象を広げ、支援する時間軸を伸ばしたいと思ったからです。
学生への面談は企業に入社することがゴールです。しかし、人生全体で考えれば、それは全然ゴールではなく通過点なんですよね。ぼくは人生のゴールに導いていくような、より選択肢が複雑でインパクトの大きいことにトライしたかったんです。また、新卒特化のサービスに配属していたため、もちろん支援する対象は学生のみという状況でした。
ーー現在は個人向けのコーチングを行いながら、HRテクノロジーズに業務委託で関わっているんですよね。どのようなきっかけがあってジョインしたんですか?
独立した当初は、コーチングしか考えていませんでした。
3ヶ月ぐらい経ったタイミングでコーチング業も安定してきたので、何か新しいことにチャレンジしてみようかなと思っていました。ちょうどそのタイミングで、鈴木代表から一緒に働かないかと声をかけてもらったんです。
鈴木代表とは、スローガンで一緒に働いていたこともあり、信頼感がありました。また、これから成長していくというフェーズのベンチャー企業で、一緒に働けるということに心が踊ったんですよ。予定不調和な方が面白いよな、と。
ーーHRテクノロジーズではどのような業務を行っているんですか?
今はCAとして、求人データベースからスカウトを送りキャリア面談を実施しています。コーチングメソッドを活用して、求職者の本質的な価値観の抽出や、キャリアのストーリー作りは他のエージェントにはない強みかと思いますので、もっともっと技を磨いていきたいと思っています。
業務委託なのに自分一人で働いているだけでは得られない経験ができる
ーースローガンで行っていた業務に近いことを担当されているんですね。実際働いてみていかがですか?
かなり自由に働かせてもらっています。
1週間に1度定例ミーティングはありますが、働く場所や時間は自由です。KGIやKPIも鈴木社長と相談しながら、自分で決めています。
また機械的に一部の業務を割り振られて、それを捌くという関わり方ではなく、会社全体の動きにもある程度の裁量権を持たせてもらっています。
例えば、担当外のプロジェクトの進め方や戦略などを決めるディスカッションに混ぜてもらったりです。
ーー業務委託でその関わり方はすごいですね、、、
それだけではなく、業界の最新動向などもリアルタイムで情報が共有されるんですよ。
鈴木代表から、まだ公になっていない新しいプロジェクトやサービスの情報が共有されることもありますね。また共有されるだけではなく、関われるチャンスを与えてもらうこともあります。
これはフリーランスとして自分一人で働いているだけだと、得られないものだと確信を持って言えますね。
ーーそれはHRテクノロジーズで働くひとつの魅力だと感じました。他にはいかがですか?
個性的なバックグランドを持つ少数精鋭のメンバーと密に関われることですかね。
鈴木代表は元プロサッカー選手であり大手人材のエンジャパンのトップセールスですし、僕は2社のHR系企業を経験し現在はフリーランスのプロコーチをしています。他の業務委託のメンバーの中には、サイバーエージェントのグループ会社で人事を担当している人もいます。
そのような面白いメンバーと一緒に、手触り感を持ってプロジェクトを動かしていけるのは魅力ですね。
ーーどんな人がHRテクノロジーズにマッチすると思いますか?
働き方に制約がほとんどないので、自走できる人ですね。
自由な環境下でも自分の目的とHRテクノロジーズのミッションを紐付けて、自分で動機づけを行える。また、その動機に従って自分で考え、行動を起こせる。
そのような人だと、働いていて得られるものは多いはずです。
一方で、手取り足取り教えて欲しいという人や末端作業などの言われたことだけを行う人は合わないと思います。
一人でも多くの人が才能を最大限生かせる状態を作る
ーー今後考えているキャリアを教えてください
一人でも多くの人が才能を最大限生かせる状態を作ることです。
コーチングなのか、キャリアのマッチングなのか、あるいは他の方法なのか。アプローチ方法は変わっていくかもしれませんが、生涯かけて取り組んでいきたいです。
ーー才能を最大限生かす?
はい。例えば、今在籍している会社で上手くいかない人でも優秀な人はたくさんいるはずです。
そのような人は、所属している会社の基準だけで「優秀な人」を定義していて、それに見合わないから自分はダメなんだと無自覚に思い込んでいるんですよ。ただもっと視野を広げれば、その人が力を発揮できる環境はいくらでもあると思います。
ぼくも新卒で入社した会社では上手くいきませんでしたが、今は自分の才能や欲求にフィットする働き方ができています。
副業や勉強会など、社外のコミュニティで何かしらに取り組んでみる。そうすることで自分の思わぬ才能に気づける機会がより得やすくなります。ぼくはそのお手伝いをしていきたいですし、業務委託として働く最大のメリットがこの点だと確信しています。
ーー最後にHRテクノロジーズの仕事を業務委託で請け負うことを検討されている方達へ、一言お願いします!
業務委託という雇用形態にも関わらず、まだまだこれからというフェーズの組織やプロジェクトに関われるのは最高に面白いです。手触り感が全く違いますし、仕事しているな、生きているなという充実感が得られます。
そのような感覚を味わいたい人は、HRテクノロジーズにぜひ関わって頂き一緒に盛り上げれればなと思います。