念願の心臓病者向け就労メディア「はとらく」を9/1にリリースしました!
https://hatoraku.com/
心臓病を抱える方とその家族は「就労」について、頭を悩ませています。
「心臓病の方が働く上での注意点」や「同じ境遇の方の体験談」を見つけることが困難である現状を、心臓病者の就労に特化した就労メディアを立ち上げることで解決したいと強く思っていました。
「健康な人でも安定した職業に就くのが大変なのに、手術したことや不整脈があり、面接で告知して合格できるのか、働き続けられるのか不安」
「体力の範囲内で働ける求人が少ない」
「働かせてくれるところがない、働きたい、身体は無理ができない」
「いつまで働き続けられるかわからない」
「心臓病の子供が健康維持できるか、1人で働いて生きていけるか心配」
という就労自体や就労の継続が難しいという切実な声があります。
一方で適切な配慮のある職場で、無理をせず体調面を考慮することで、重い心臓病であっても長く働き続けられる方がいることも事実です。
当事者はそのような方が、職場でどのような配慮があるのか、どのようなことに注意して働いているのか、実際の体験談などを知りたいと求めています。
しかし、誰に聞いたら良いのか、誰に相談したら良いのかわからない・・・
欲しい情報が得られず、働くことへの不安が解消されないという問題があります。
インターネットを活用すれば、様々な情報を探すことが出来る便利な時代ではありますが、自分が抱える「心臓病の働く上での注意点」や同じ病気を持ち「同じ境遇の当事者の体験談」などの情報を見つけることは困難。
そういった「心臓病の方が働く上での注意点」や「同じ境遇の方の体験談」を見つけることが困難である現状を、心臓病の就労に特化した就労メディア「はとらく」を立ち上げ解決いていきます。
また、今後は心臓病の方に特化した就労支援も行っていく予定です。
なぜこの事業を私がやるのか。
その理由は私自身が心臓病を抱えて生まれてきたことにあります。
私は先天性の心臓病(先天性心室中隔欠損症)で2歳の頃に大きな手術を経験。
また21歳の時に別の心臓病(心房粗動)も患い、大学4年生の時にも心臓手術をしました。2歳の時は幼く、当時のことを全く覚えていないのですが、21歳の時は初めて死をリアルに意識しました。
手術前夜。
「なぜ、また自分なのか?自分は死ぬのだろうか?今までの人生でなにをしてこれたのだろうか?お母さん怖いよ。。。」
色々な感情が押し寄せてきて、涙が止まりませんでした。
この時、「もし手術が成功し助かったら、自分の命を人のため、世の中のために使おう」と決意しました。
私は現在は食事制限も運動制限も薬も服用していません。
年に一回心臓の検診を受けているのみです。
私はお医者さんではありません。
お医者さんではないので、診察することも治療することもできません。
ただお医者さんでない自分だからこそ、できることがあると信じています。
「元気な私だからこそ、やるべきだ!」
『心臓で苦しむ人を幸せに』それこそが私の使命、生まれてきた意味なのだと考えています。
私は前職、仕事探しのindeedという人材サービス会社に勤めていました。
私だからできること。
それが、『心臓病×就労』なのです。