※この記事は2020年6月29日に初回公開されたものです。
2021年5月1日よりこちらのアカウントへ移行いたしました。
大手通信会社に常駐しWebマーケティングデータの分析を担当する成川さんに、振り返りを通して自社の魅力とキャリアについて語ってもらいました。
(※本記事はコロナウイルス感染症の流行時期に敢行したリモートインタビューです)
成川雄大(なりかわ ゆうた)さん
2020年1月 入社(年齢33歳)
現在、大手通信会社のFintech推進室に常駐中。
“一緒に働きたいと言ってくれた”人想いな環境
ーまずはこれまでのご経歴について教えてください。
メンバーズデータアドベンチャーカンパニー(以下、DAと記載)は2社目になります。前職では店舗とECでアニメ・漫画関連商品等を扱う小売業の会社に勤務していました。最初はEC担当としてアルバイト雇用で入社しました。
具体的な業務内容は、簡単なWebページの作成や商品の紹介記事のライティングです。積極的な姿勢が認められて、アルバイトリーダー、契約社員、正社員、課長職を経て運営全体のマネジメントまで任されるようになりました。マネジメントと言っても管理だけ行うのではなく、施策の考案や効果検証、Accessやデータベースからデータを抽出してデータ分析を能動的に行う業務が多かったです。その他にも、カスタマーサポートの改善やシステムの要件定義を含むEC全般に関わりました。アルバイトから含めると約12年間働いていました。
ー昇格しながら長く勤めていたのですね。その前職からなぜ転職しようと思ったのでしょうか?
プライベートな理由もあったのですが知人の転職をきっかけに他社でも経験を積みたいと考えるようになったからです。「これから先も、同じ会社で同じような業務をしていくのだろうか」と人生について考えることが増えました。前職の仕事内容や商材は好きでしたが、社会貢献のためにあらゆる経験値を上げていきたいという想いが強くなり転職を決意しました。
ーポジティブな理由以外に、ネガティブな理由はありませんでしたか?
ネガティブな理由だと残業が多かったことですね。仕事は楽しかったのですが、残業が多かったので体調を崩しがちな時期がありました。加えて、30歳を超えて大事なものが少しずつ変化した事も理由としてあります。これまでは仕事中心の生活でしたが、プライベートとのバランスも取りたいと思うようになりました。
ーなるほど、心境の変化もあったのですね。そのなかでDAに興味を持った理由を教えてください。
求人サイトで検索していた時に、白井社長の記事を見つけました。その内容に感銘を受けてエントリーをしたところ、直ぐに連絡が来てスピード感のある会社だなと興味を持ちました。
記事の内容は「この先、日本においてデータに強い人材の不足が予測されている。未来を見据えてこの領域を中心に人と事業の成長に貢献していく」という内容でした。やりたい事や得意分野で成果を出し、社会貢献に繋がる仕事を軸に転職活動をしていたので、理想の会社だと思ったんです。
ー最終的な入社の決め手についても教えてください。
白井社長との面接です。とても印象的で、データの活用・分析方法や私自身の未来についてお互い楽しく話していたところ、気が付いたら2時間経過していました。
また、風通しの良さだけでなく、論理的な会話展開もあり好感と共感を持ったんです。この面接中に会社理解が深まり、共感できる部分も多々あり「一緒に働きたい! バックアップしたい!」と感じて最終的に入社を決めました。
ー他社との迷いはありましたか?
迷いましたね。前職と同じEC業界や地方創生を目指すシステムコンサルタント、ロボット工学のマーケティングなども転職先の候補でした。最初は分析やマーケティングに絞っていたわけではないので、転職活動の軸に当てはまる会社を探していました。
ー多くの転職先で悩む中、選考してくれた面接官の対応の差が大きかったわけですね。
そうですね、事務的ではない誠実な対応や「一緒に働きたい」と言ってくれた事が大きかったです。人想いで、必要としてくれることが伝わってきました。
得意分野に集中しながら、「中の人」として貢献する
ー現在の業務内容について教えてください。
大手通信会社のFintech推進室に常駐をして、Webマーケティング領域の分析に特化した業務に携わっています。
具体的にはデータを抽出・整理して、その中で見えた改善点のご提案です。また、クライアントにGoogleアナリティクス、BIツールなどのツールやデータの活用方法をレクチャーしてデータ活用のリテラシー向上も推進しています。これらを行いながらクライアントと協力して事業の成功を目指しています。
ー常駐先では、一体感を持って働いているんですね。DAに入社する前と後ではギャップなどはありましたか?
まず良い意味でのギャップについてですが、気さくでアットホームな雰囲気である点です。
データを扱う会社なので堅い雰囲気なのかと思っていましたが実際は全然違いました。本社勤務のときには、1日に1度メンバーが集まりストレッチをしながら、最近の出来事について気軽に話をする時間もありました。
それ以外にも、社内勉強会の多さ、チャットによる技術情報の共有など、メンバー同士で学び合うコミュニケーションがとても活発である事に驚きました。
悪い意味でのギャップについては、カンパニーが立ち上がったばかりのこともあり、運用が一部非効率だと感じています。例えば、手順が明確になっていない事でロスが多かったり、ファイルが整理されていなくて必要な情報を探すのに工数がかかることも。しかし、会社もそこは課題だと感じているので、日々整備を進めているようです。
あとは、良くも悪くも動きが早い点ですね(笑)準備が50%段階で動き出すのでこれがベンチャーかと感じています。
ーありがとうございます。派遣常駐と事業会社を比較して、メリットとデメリットについても教えてください。
メリットは2つあって、色々な会社の考えが分かる点と得意な分野に集中できる点です。
派遣常駐は様々な会社に携われて、プロジェクト毎に学びがあると思っています。本来なら転職をしないと経験できないことが派遣常駐では体験できることはメリットだと実感しています。
得意な分野に集中できる理由としては、求められている事が明確で、任された領域にしっかりと取り組める環境になっていることです。一運用担当者として働いていると、雑務や他の分野の仕事を手伝わざるを得ない事もあるので、正直集中出来ないケースもあると思っています。
逆にデメリットですが、こちらも2つあって、自由度が低く制限がある点と事業の中心に居られない点です。
すぐに動けそうな案件でもお客様への都度確認が必要な場合があったり、データも特に慎重に扱う必要があります。
あと、先ほどチームの一員として距離が近いと話をしましたが、依頼されて常駐している事実があるので、やはりどこか寂しさを感じることはありますね。
ー派遣常駐として働く上で意識していることはありますか。
2つあります。
1つ目は、「中の人」目線で他人事にせず、事業の成功を本気で考えることです。依頼に対してサービスの成長や事業の拡大、効果の最大化に重きを置いて対応しています。なので、必要な場合には「こちらの方がいいと思いますよ」と提案することもあります。
2つ目は、関係性を大事にすることです。明るく話しやすい雰囲気は意識していますね。普段のコミュニケーションからチャンスは生まれると思うので、社内外問わずに注意はしています。
ー1つ目の「他人事にしない」当事者意識はなぜ生まれるのですか?
前職の経験からだと思います。前職で外部の会社に仕事を依頼した時、受け身の姿勢で言われた通りにしか仕事をしない 、良くなる方法を知っているはずなのにそれを実行提案しようとしないといった事がありました。良くなる方法を知っているのにそれ以上のことはしてくれないんです。そのような体験があるからこそ常に相手の期待値を超える仕事を意識して取り組んでいます。
ー成川さんの体験をポジティブに変換して、現在に活かしているんですね。そんな現職のやりがいを教えてください。
プロジェクト先には、会社を代表してプロフェッショナルとして参画しているので使命感を持っています。コンサルという名目では無いのですが、自身の行動や提案次第で事業成長に貢献出来る事、クライアントの悩みや問題を解決して「ありがとう」と言われると、素直に嬉しくてやりがいを感じています。
データ分析を通して未来を一緒に作れる会社
ー今後目指しているキャリアプランはありますか?
まずは学びながら実績を積み、将来的にはデータ利活用をより多くの企業に推進していきたいです 。営業兼コンサルタントのような立場で、社を代表して各企業に働きかけられるようになりたいです。営業でもありコンサルタントでもあり、一個人として働きかけられるようになりたいです。
ーありがとうございます。最後に、未来の仲間へ一言お願いします。
DAは仕事としてデータ活用やマーケティングに特化したい方、さらなる自己成長を考えている方にとてもマッチすると思います。私のように別の業界から来たメンバーでも自身の経験を活かしつつ、新たな知識を身につけてデータ活用領域にチャレンジしています。
今後多くの物事のデジタル化が加速し、データ分析や解析が社会から必要とされる機会がさらに増えていきます。その中で弊社ではデータを武器に顧客企業の成果を一緒に出していきながら、心豊かな社会作りを目指しています。
自己成長と社会への貢献を実感できる弊社で、一緒に明るい未来を目指しましょう!
以上、成川さんへのインタビューでした。
お忙しい中、インタビューを快く引き受けて頂きありがとうございました!
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