【経理マンが語る経理と関係ないお金の話:Part1】経理マンって、自分のお金にも細かいのだろうか?
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はじめまして。株式会社フォスターネット財務経理部の岡本と申します。
本日もいつも通り業務に邁進していたところ、突然天の声が降ってまいりまして、
「Wantedlyに載せる記事を何か書くのだ……。
お金の話なんか人気が出そうだからいいと思うぞ……思うぞ……おもうぞ(エコー)」
・・・という預言洗脳を受けたため、導かれるがままに筆を執っております。
ということで今日は、
「いつもいつも口うるさい経理マン達は、自分のお金にも細かいのだろうか?」
について語っていこうかと思います。
※ちなみに天の声からは、「将来の不安を打ち消す! 経理部長が語るマネー戦略」
なんて真面目な記事を書けという依頼があったような気がしますが、多分気のせいです。
まず結論から言ってしまうと、
「経理マンだから自分のお金に口うるさい、ということは無い」
です。(※ただし私の体感(n=20程度)による)
身近な経理マンで、自分のお金に口うるさい人がいたら、
「自分のお金に口うるさい人が、たまたま経理マンだった」
という命題と逆の因果によるものだと思っています。
今の話を聞いて、
「いやいやいや!領収書1枚無いだけで経費精算してくれなかったり、
ちょっとだけ予算を超えた物品を購入しただけで長々とお説教くらったりしてるんだよ!?
そんな経理マンが、自分のお金に無頓着なわけないじゃない!?」
という声があちらこちらから聞こえてくる気がします。
こと業務としてお金を取り扱う時においては、皆さんの思ってることは事実です。
「領収書が無い?探せ!それでもなければ始末書!
予算を超えた?何のための予算だと思ってるんだ!全員を納得させる理由をキチンと記載しろ!」
と思うことは稀によくあります。私の場合はもっとふんわり伝えますが。
ただこれ、
『性格的に細かくて金にうるさい』
のではなく、
『それが経理マンのお仕事だから』
行われていることなのです。
営業の方のお仕事がものを売ることのように、情シスのお仕事が会社のITをあれこれすることのように、労務のお仕事が勤怠管理だったり給与計算だったりするように。
同様に、経理マンのお仕事は『お金を正確にあれこれすること』なのです。
なので業務上、経理マンと話をするとどうしてもお金の話は細かくなってしまうということです。
考えてみてください・・・
経理マン達は仕事上でいつもお金を取り扱っています。
そしてそのお金の大半は売上だったり経費だったりで、経理マンではコントロールできない所にあります。
そのお金を何とかコントロールしようと日々四苦八苦しているとどうなるでしょうか。
『自分のお金まで細かくなんて見てらんねー』
・・となります。
過去にいた知り合い経理マンは、会社のお金にはめちゃくちゃ細かかったです。
しかし自分のお金は一切コントロールしてないと言ってました。
収支も見ず、全部奥さんに任せていたようです。
理由を聞いたら、
「会社のお金をあれだけ細かく見てるのに、自分の金まで細かく見たら疲れる」
とかそんな理由でした。
そんなこんなで、経理マンだからといって、必ずしも自分のお金をに細かいわけではないのです。
とはいえ、経理マンのサガとして、なんとなーくお金の増減くらいは追ってます。
会社のキャッシュフローをいつも眺めている癖で、自分のキャッシュフローもなんとなく眺めてます。
「毎月○円位貯金しようかなー」とか、「とりあえず年間で赤字になんなきゃいいかなー」とか、その辺は見てる人が多い印象ですね。他の職種でも同じことをしてる人は多いと思いますが。
長々と書きましたが、結論として
会社の金に細かい経理マンでも、自分の金に細かいとは限らない。
むしろ逆に、自分の金に無頓着まである!
というお話でした。
なんとなーく、経理マンも普通の人だと思ってもらえたら嬉しいです。
では最後に〆の言葉を入れて終わりたいと思います。
※すべては個人の感想です
て入れとけば大体許されるって何かが言ってた。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
もしこの記事をご覧になられている経理の方で、一緒に働きたいと思っていただけた方がおりましたら
お待ちしております!!
※ちなみにPart1と書いてありますが続くかは未定です。