なにをやっているのか
私たち株式会社農口尚彦研究所は、酒類の製造・販売、その他関連商品の販売を行っている会社です。日本最高峰の醸造家・杜氏 農口尚彦の技術を次世代へと継承するため、日々事業に邁進しています。
■事業内容■
農口尚彦研究所は、石川県をベースに日本酒の製造・販売をしている酒蔵です。
一般客に卸すことはほとんどなく、都内百貨店や専門酒屋、ミシュラン獲得店などのファインダイニングを中心に卸売り、および新規営業などを行っています。
■観音下の美しい自然が醸す酒■
“酒造りの神様”と称される日本最高峰の醸造家「杜氏 農口尚彦」の技術と精神を次世代へと継承するため始めた農口尚彦研究所。農口尚彦は、失われかけた“山廃仕込み”復活の立役者として70年以上酒を造り続けてきました。
酒造りに必要な米・水・酵母、そして気候。常に変化する性質に寄り添い、農口尚彦が長年書き記したデータをもとに、アップデートした最新技術を重ね、多岐にわたる工程を丁寧に行っています。熟成させるほどに味わい深くなる……それが技術力の賜物です。
その精神と腕に惚れ込んだ当社の代表が「農口尚彦の生き様を未来に残したい」と立ち上げたのが現在の農口尚彦研究所です。
■事業のこれまでとこれから■
組織としては2017年に開業したばかりで比較的若く、「日本酒」というトラディショナルな商材を扱いながら、一方でベンチャー感もある会社です。
当面の間も引き続き既存事業に注力し、国内での認知拡大や取り扱い店舗・顧客数を増やし、当社のプレゼンスを高めていきます。また、今後の事業の流れとしてはDX化などオンライン面の強化、海外輸出の強化にも注力していく方針です。
なぜやるのか
■農口尚彦研究所のコンセプト■
Timeless. 伝えたい、ときを経てなお、五感に響く、この味を。
農口尚彦杜氏は石川県の能登の出身。20代まで三重県と静岡県にて修行した後、石川県の酒蔵に移り、「菊姫」「常きげん」「農口酒造」という県内の著名な酒蔵で酒造りを続けてきました。しかし、80歳の頃、当時勤めていた酒蔵から止むを得ず引退することに。
そんな折、現社長の浅野がとある会合で野口杜氏と出会い、彼の技術と精神、そして「本当はもっと酒造りを続けたかった」との想いを知り、事業を立ち上げることを決意します。
農口尚彦杜氏のために新しく酒蔵を作るため設備投資を行い、一から酒蔵をつくってきました。
▍日本の酒造りを世界へ
農口が酒造りをはじめ、販売していた当時は戦後間もない頃。物流網も今のように発達しておらず、徒歩圏内の人にしか商品を販売してこれませんでした。それが今では、場所を問わず様々な人の所に届けられるようになりました。
農口杜氏自身も「自分のつくったお酒を海外の方にも楽しんでほしい」「これまで積み重ねてきた酒造りの技術を後世に伝えていきたい」という熱い想いがあります。これからも地域や世代を問わず、100年、200年と続いていくお酒を造っていきます。
どうやっているのか
■働くメンバーと職場の雰囲気■
酒蔵に勤めていた方、飲料ベンチャー出身でエナジードリンクを扱っていた方、その他にも元大学職員やIT、銀行員、金属加工や設計・製造に携わってきた方など、スタッフのバックグラウンドは様々です。まだ組織が小さいこともあり、個々人が裁量をもって仕事を進めています。
■働き方と職場の環境■
今回の募集は東京オフィスでの勤務になります。石川県サイドの製造メンバーとは週一でオンラインミーティングなども実施しており、その他も何かあればカジュアルにオンラインで話し合えるような環境です。そんな当社ですが、まだまだこれから組織をつくっていく段階にあります。今回入社される方も一緒になって、カルチャーや制度など組織作りにコミットしてほしいです!