今回は安全衛生委員会の『2021年度振り返り』紹介します(^^)Y
誰しもが働きやすい環境を目指す。
そんな目標から安全衛生委員の運用がスタートしました。
安全衛生委員会とは、労働安全衛生法で定める組織です。
↓↓↓ 厚生労働省のHPの紹介リンクは以下 ↓↓↓↓
https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/0902-2a.pdf
■ 2021年度の取組み結果
本年度は従業員の時間外労働時間の削減を目標としていました。
年間通して月8~10時間平均で推移しており「目標の月15時間以内」を達成。
また支社・月別で目標に達しなかったのは1回(名古屋支社3月の18.67時間)だけであり、拠点別にみてもおおむね良好でした。
■ 2022年度の新たな取組み
有給休暇取得の推進強化を行います。
最近、有給休暇の取得率が低下の傾向にあります。
コロナウィルス感染症の流行による旅行やイベントの自粛、感染対策が徹底されていることで、普通の風邪に罹ることも減っているのでは?などの理由が想定されます。
JWSでは過重労働防止の観点から有給消化率70%を目標に掲げている
こともあり、その観点から計画的に休暇を取得するよう啓発の強化に取り組みます。
■ テレワーク(在宅勤務)における健康管理について
昨年より流行している新型コロナウィルスの影響により、テレワークを行う従業員が増えています。
また2021年4月より在宅勤務手当も導入され、今後は一般的にテレワークが浸透することも予想されます。
テレワークは毎日の通勤が無くなるという大きなメリットがありますが、作業環境の変化により今まで無かった問題が発生する懸念もあります。
今回はそこで懸念される健康問題について取り上げます。
■自宅等でテレワークを行う際の作業環境整備
○部屋
・設備の占める容積を除き、10m3以上の空間
○窓
・窓などの換気設備を設ける
・ ディスプレイに太陽光が入射する場合は、窓にブラインドやカーテンを設ける。
○机
・ 必要なものが配置できる広さがある
・ 作業中に脚が窮屈でない空間がある
・ 体型に合った高さである、又は高さの調整ができる
○椅子
・ 安定していて、簡単に移動できる
・ 座面の高さを調整できる
・ 傾きを調整できる背もたれがある
・ 肘掛けがある
○照明
・机上は照度300ルクス以上とする
○室温・湿度
・ 気流は0.5m/s以下で直接、継続してあたらず、室温17℃~28℃、相対湿度40%~70%となるよう努める
○パソコン
・ ディスプレイは照度500ルクス以下で、輝度やコントラストが調整できる
・ キーボードとディスプレイは分離して位置を調整できる
・ 操作しやすいマウスを使う
○その他
・ 椅子に深く腰かけ背もたれに背を十分にあて、足裏全体が床に接した姿勢が基本
・ ディスプレイとおおむね40cm以上の視距離を確保する
・ 情報機器作業が過度に長時間にならないようにする。